仮想インフラストラクチャに影響を及ぼしたり、ネットワークを過負荷状態にすることなく、仮想デスクトップ内の Skype for Business で最適な音声通話とビデオ通話を行うことができます。

Skype の音声通話またはビデオ通話中は、仮想デスクトップではなくクライアント マシンですべてのメディア処理が実行されます。

Skype for Business を使用するには、Horizon Client for Windows のインストール時に Skype for Business 用の仮想化パックをクライアント マシンにインストールする必要があります。『VMware Horizon Client for Windows の使用』を参照してください。

Horizon Agent のインストール時に、Horizon 管理者が Skype for Business 用の仮想化パックを仮想デスクトップにインストールする必要があります。

Skype for Business の機能

Skype for Business には次の機能があります。

  • ポイントツーポイントの音声通話
  • ポイントツーポイントのビデオ通話
  • ダイアル パッドでの PSTN 通話
  • 通話の転送、ミュート、再開
  • HID コマンド
  • 仲介サーバ経由での PSTN 通話
  • リモート接続と Edge サーバからの呼び出し
  • 保留中の音楽再生
  • ボイスメールの統合

Skype for Business System の要件

この機能は次の構成をサポートします。
表 1. Skype for Business System の要件
システム 要件
Server Lync Server 2013、Skype for Business Server 2015、Office365
クライアント Skype for Business 2015 15.0.4675.1003 以降

Office 365 Plus に含まれている Skype for Business 2016: 16.0.7571.2072 以降

Office 2016 に含まれている Skype for Business 2016: 16.0.4534.1000 以降

仮想デスクトップのオペレーティング システム Windows 7、Windows 8.1、Windows 10 永続および非永続デスクトップWindows 2008 R2 デスクトップと Windows 2012 R2 デスクトップもサポートされます。
クライアント マシンのオペレーティング システム Windows 7、Windows 8.1、Windows 10
表示プロトコル VMware Blast および PCoIP
ネットワーク ポート Skype for Business ネイティブ クライアントで使用されているポートと同じ。クライアント ポートの詳細については、https://technet.microsoft.com/en-us/library/gg398833.aspxを参照してください。
Web カメラ Skype for Business で動作確認されている機器。Web カメラの一覧については、https://technet.microsoft.com/en-us/office/dn947482.aspxを参照してください。
オーディオおよびビデオ codec Skype for Business ネイティブ クライアントで使用されている オーディオおよびビデオ codec と同じ。https://technet.microsoft.com/en-us/library/gg425841.aspx?f=255&MSPPError=-2147217396を参照してください。
メディア機能パック Windows 10 N および KN バージョンの場合には、リモート デスクトップにインストールする必要があります。メディア機能は、https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=48231からインストールできます。

Skype for Business の制限事項

Skype for Business には次の制限があります。
  • E.911 通話はできません。
  • IPv6 はサポートされません。
  • 着信音をカスタマイズできません。
  • 応答グループ呼び出し、コール パーク、パークからの通話選択、勤務先から通話はサポートされていません。
  • ホワイトボード機能、ギャラリー ビュー、パノラマ Web カメラ、画面共有は現在サポートされていません。
  • 通話を記録することはできません。
  • クライアント マシンの Lync または Skype for Business クライアントと、リモート デスクトップで最適化された Skype for Business クライアントを同時に使用することはできません。
  • Skype 2015 クライアントから Lync 2013 サーバに接続した場合、Lync 2013 クライアントのユーザー インターフェイスを使用できません。管理者は、サーバで Skype クライアントのユーザー インターフェイスを設定できます。https://social.technet.microsoft.com/wiki/contents/articles/30282.switch-between-skype-for-business-and-lync-client-ui.aspxを参照してください。
  • 3 人以上のユーザーが参加する音声会議およびビデオ会議は現在サポートされていません。
  • 「今すぐミーティング」会議はサポートされていません。
  • ビデオのプレビュー ウィンドウで、リストにないカメラでプレビューする場合には、その機器を選択してダイアログを閉じ、再度開いてプレビューしてください。
  • プライベート ネットワークに接続しているときに、リモート デスクトップに Skype for Business をインストールすると、インストーラがこのネットワークのプロファイルにファイアウォール ルール(受信および送信)を追加します。ドメイン ネットワークからリモート デスクトップにログインして Skype for Business を使用すると、ファイアウォール例外が発生します。この問題を解決するには、すべてのネットワーク プロファイルのファイアウォール ルールで、Skype for Business クライアントにファイアウォール例外を手動で追加してください。
  • リモート デスクトップのオペレーティング システムで音量を調節しても、実行中の Skype 通話の音量レベルが変わりません。音量を変更するには、クライアント マシンで Skype 通話の音量を調整してください。