リモート デスクトップからローカル クライアント システムの Flash Player ウィンドウに Flash コンテンツをリダイレクトするには、Flash リダイレクト機能と Internet Explorer をリモート デスクトップとクライアント システムにインストールし、この機能を使用する Web サイトを指定する必要があります。

この機能をクライアント システムにインストールするには、Horizon Client 4.0 以降のインストーラを使用する必要があります。この機能をリモート デスクトップにインストールするには、Horizon Agent 7.0 以降のインストーラを使用して、適切なインストール オプション(デフォルトでは選択されていない)を選択する必要があります。この機能を有効化し、この機能を使用する Web サイトを指定するには、グループ ポリシーを使用します。

注: : または、リモート デスクトップの Windows レジストリ設定を使用して、Flash リダイレクトで使用する Web サイトのホワイト リストを構成することもできます。 Windows レジストリ設定を使用した Flash リダイレクトの構成を参照してください。

前提条件

  • Active Directory サーバをホストするマシンに管理者ドメイン ユーザーとしてログインできることを確認します。
  • MMC およびグループ ポリシー オブジェクト エディタ スナップインが Active Directory サーバで使用できることを確認します。
  • Horizon Agent の構成 ADMX テンプレート(vdm_agent.admx ファイル)がリモート デスクトップの OU に追加されていることを確認します。
  • Flash コンテンツをリダイレクトできる Web サイト、またはリダイレクトできない Web サイトのリストをコンパイルします。ホワイト リストをコンパイルして、必ずリストで指定されている URL だけが Flash コンテンツをリダイレクトできるようにします。ブラック リストをコンパイルして、必ずリストで指定されている URL が Flash コンテンツをリダイレクトできないようにします。
  • Flash ActiveX がインストールされており適切に動作することを確認します。インストールを確認するには、Internet Explorer を実行して https://helpx.adobe.com/flash-player.html に移動します。

手順

  1. Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、または Windows 10 クライアント システムで、必要なバージョンの Horizon Client および ActiveX バージョンの Flash Player をインストールします。
    • Horizon Client 4.0 以降をインストールします。『VMware Horizon Client for Windows の使用』ドキュメントの Horizon Client のインストールに関するトピックを参照してください。
    • 必要に応じて、(NPAPI バージョンではなく)ActiveX バージョンの Flash Player をインストールします。Internet Explorer 10 および 11 の場合、Flash Player はデフォルトでインストールされています。Internet Explorer 9 の場合、必要に応じて https://get.adobe.com/flashplayer/ にアクセスし、Flash Player をダウンロードしてインストールします。
  2. Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、または Windows 10 リモート デスクトップで、必要なバージョンの Horizon Agent および Internet Explorer(Flash Player あり)をインストールします。
    • Horizon Agent 7.0 以降をインストールし、Flash リダイレクト(試験的)のオプションを選択します。デフォルトではこのオプションが選択されていません。
    • Internet Explorer 9、10、または 11 をインストールします。
    • 必要に応じて、(NPAPI バージョンではなく)ActiveX バージョンの Flash Player をインストールします。Internet Explorer 10 および 11 の場合、Flash Player はデフォルトでインストールされています。Internet Explorer 9 の場合、必要に応じて https://get.adobe.com/flashplayer/ にアクセスし、Flash Player をダウンロードしてインストールします。
  3. リモート デスクトップで、Internet Explorer のメニュー バーから [ツール] > [アドオンの管理] を選択し、[VMware View FlashMMR サーバ] が表示されていて有効になっていることを確認します。
  4. Active Directory サーバで、グループ ポリシー管理エディタを開き、[コンピュータの構成] で Flash リダイレクト ポリシー設定を編集します。
    この設定は、 [コンピュータの構成] > [ポリシー] > [管理用テンプレート] > [従来の管理用テンプレート] > [VMware Horizon Agent の構成] > [VMware FlashMMR] フォルダ内にあります。
    設定 説明
    Flash マルチメディア リダイレクトを有効にする リモート デスクトップ(エージェント側)で Flash リダイレクト (FlashMMR) を有効にするかどうかを指定します。この機能が有効になっている場合、Flash マルチメディア データが指定の URL から TCP チャネルを介してクライアントに転送され、クライアント システムでローカル Flash Player が起動します。この機能により、エージェント側の CPU およびネットワーク バンド幅の負荷が大幅に減少します。
    FlashMMR を有効にする長方形の最小サイズ Flash コンテンツが再生される長方形の幅と高さの最小値をピクセル単位で指定します。たとえば、400,300 と指定すると、幅が 400 ピクセル、高さが 300 ピクセルになります。Flash コンテンツがこのポリシーで指定した値以上になっている場合にのみ Flash リダイレクトが使用されます。GPO が構成されていない場合、デフォルト値の 320,200 が使用されます。
  5. グループ ポリシー管理エディタの [ユーザーの構成] で Flash リダイレクト ポリシー設定を編集します。
    この設定は、 [ユーザーの構成] > [ポリシー] > [管理用テンプレート] > [従来の管理用テンプレート] > [VMware Horizon Agent の構成] > [VMware FlashMMR] フォルダ内にあります。
    1. (Horizon 7.0.3 以降)Flash リダイレクトで使用するホスト URL のリストの定義する [FlashMMR URL リストの使用方法の定義] の設定を開いて、[有効] ラジオ ボタンを選択します。
    2. URL の使用方法のドロップ ダウン リストで、ホワイト リストまたはブラック リストを有効にします。
      • ホワイト リストを有効にするには、[ホワイト リストを有効にする] を選択します。
      • ブラック リストを有効にするには、[ブラック リストを有効にする] を選択します。
      デフォルトでは、ホワイト リストが有効になります。
    3. [FlashMMR を有効/無効にするホスト URL リスト] 設定を開いて、Flash リダイレクトを使用するまたは使用しないホスト URL リストを追加し、[有効] ラジオ ボタンを選択します。
    4. [表示] ボタンをクリックします。
    5. 前提条件としてコンパイルした完全な URL を [名前] 列に入力し、[値] 列を空白のままにします。
      必ず [http://] または [https://] を含めてください。正規表現を使用できます。たとえば、 https://*.google.comhttp://www.cnn.com を指定できます。

      (Horizon 7.0) [値] 列は空白のままにします。

      (Horizon 7.0.1 以降)[値] 列では、requireIECompatibility=trueappMode=0、または両方(コンマを使用して 2 つの文字列を区切る)を自由に指定できます。

      Web サイトは、デフォルトで HTML5 をサポートします。また、Flash リダイレクトはこれらの Web サイトでは動作しません。これらのサイトを動作させるには、requireIECompatibility=true を設定する必要があります。このパラメータは、YouTube Web サイトでは不要です。

      Flash リダイレクトを実行すると、デフォルトで外部インターフェイスのサポートは有効になります。これによりパフォーマンスが低下します。appMode=0 を設定すると、パフォーマンスが向上し、ユーザーの操作性が向上する場合もあります。

  6. エージェント マシンで、コマンド プロンプトを開き、次のディレクトリに変更します。
    %Program Files%\Common Files\VMware\Remote Experience
  7. 次のコマンドを実行し、Internet Explorer にホワイト リストまたはブラック リストを追加します。
    cscript  mergeflashmmrwhitelist.vbs
  8. Internet Explorer を再起動します。
    パラメータ requireIECompatibility=true が設定されたサイトは、Internet Explorer の [互換表示] に追加されます。これを確認するには、メニュー バーから [ツール] > [互換表示設定] を選択します。

    Horizon 7.0 でのみ、そのサイトも Internet Explorer の信頼済みサイトのリストに追加されます。信頼済みサイトを確認するには、Internet Explorer のメニュー バーから [ツール] > [インターネット オプション] を選択し、[セキュリティ] タブで [サイト] ボタンをクリックします。