仮想マシンに Horizon Agent をインストールするときには、カスタム セットアップ オプションを選択または選択解除できます。また、Horizon Agent は特定の機能を、サポートされているすべてのゲスト OS に自動的にインストールします。これらの機能はオプションではありません。

ゲスト OS でサポートされる機能については、『View アーキテクチャの計画』の「Horizon Agent の機能サポート マトリックス」を参照してください。

最新の Horizon Agent バージョンをインストールした後でカスタム セットアップ オプションを変更するには、Horizon Agent をアンインストールしてから再インストールする必要があります。パッチおよびアップグレードの場合、前のバージョンをアンインストールすることなく、新しい Horizon Agent インストーラを実行して、新しいオプション セットを選択できます。

デフォルトでは、USB リダイレクト、スキャナ リダイレクト、Smartcard リダイレクト、シリアル ポート リダイレクト、Flash リダイレクト、Skype for Business、VMware Horizon Instant Clone Agent を除き、すべてのセットアップ オプションが選択されます。

表 1. IPv4 環境での Horizon Agent のカスタム セットアップ オプション
オプション 説明
Core コア機能をインストールします。
USB リダイレクト デスクトップにローカルに接続されている USB デバイスにユーザーがアクセスできるようにします。

USB リダイレクトは、単一ユーザー マシンに展開されたリモート デスクトップ でサポートされます。また、USB フラッシュ ドライブとハード ディスクのリダイレクトは、RDS デスクトップとアプリケーションでサポートされます。

デフォルトではこのオプションが選択されていません。このオプションを選択してインストールする必要があります。

USB リダイレクトを安全に使用するガイダンスについては、『View セキュリティ』ガイドを参照してください。たとえば、グループ ポリシー設定を使用して、特定のユーザーの USB リダイレクトを無効にすることができます。

リアルタイム オーディオビデオ クライアント システムに接続される Web カメラおよびオーディオ デバイスをリダイレクトするので、それらをリモート デスクトップで使用できます。
クライアント ドライブ リダイレクト これを使用すると、Horizon Client ユーザーはリモート デスクトップとローカル ドライブを共有できます。

このオプションがインストールされた後は、リモート デスクトップではこれ以上の構成は必要ありません。

クライアント ドライブ リダイレクトは RDS デスクトップおよびアプリケーションと、未管理のマシンで実行される VDI デスクトップ上でもサポートされます。

仮想印刷 ユーザーがクライアント コンピュータで使用できる任意のプリンタに出力できるようにします。ユーザーは、デスクトップに追加のドライバをインストールする必要はありません。

仮想印刷は次のリモート デスクトップおよびアプリケーションでサポートされます。

  • Windows デスクトップや Windows Server マシンなど、単一ユーザーのマシンにデプロイされたデスクトップ。
  • 仮想マシンである RDS ホストにデプロイされたデスクトップ。
  • リモート アプリケーション。
  • リモート デスクトップ内部の Horizon Client から起動されるリモート アプリケーション(ネストされるセッション)。

仮想印刷機能は、Horizon Agent からインストールする場合に限ってサポートされます。VMware Tools でインストールしてもサポートされません。

vRealize Operations Desktop Agent vRealize Operations for ViewView デスクトップを監視するための情報を提供します。
VMware Horizon 7 Persona Management ローカル デスクトップのユーザー プロファイルをリモート プロファイル リポジトリと同期させて、ユーザーがデスクトップにログインするときはいつでもユーザー プロファイルにアクセスできるようにします。
スキャナ リダイレクト クライアント システムに接続されるスキャン デバイスおよびイメージング デバイスをリダイレクトするので、それらのデバイスをリモート デスクトップまたはアプリケーションで使用できます。

デフォルトではこのオプションが選択されていません。このオプションを選択してインストールする必要があります。

スキャナ リダイレクトは Horizon 6.0.2 以降のリリースで使用できます。

VMware クライアント IP アドレスの透過性 Internet Explorer へのリモート接続を有効にし、リモート デスクトップ マシンの IP アドレスの代わりにクライアントの IP アドレスを使用します。

デフォルトではこのセットアップ オプションは選択されていません。このオプションを選択してインストールする必要があります。

Smartcard リダイレクト ユーザーが、PCoIP または Blast Extreme 表示プロトコルの使用時にスマート カードを使用して認証できるようにします。デフォルトではこのオプションが選択されていません。

Smartcard リダイレクトは、単一ユーザー マシンにデプロイされたリモート デスクトップ でサポートされます。

シリアル ポート リダイレクト クライアント システムに接続される シリアル COM ポートをリダイレクトするので、それらをリモート デスクトップで使用できます。

デフォルトではこのオプションが選択されていません。このオプションを選択してインストールする必要があります。

シリアル ポート リダイレクトは、単一ユーザー マシンに展開されたリモート デスクトップ でサポートされます。

シリアル ポート リダイレクトは Horizon 6 バージョン 6.1.1 以降のリリースで使用できます。

VMware オーディオ リモート デスクトップに仮想オーディオ ドライバを提供します。
Flash リダイレクト パフォーマンスの最適化のために、Internet Explorer 9、10、または 11 ブラウザでの Flash マルチメディア コンテンツをクライアントにリダイレクトします。Horizon 7.0 では、これは Tech Preview 機能です。Horizon 7.0.1 では、この機能は完全にサポートされます。
URL コンテンツ リダイレクト パフォーマンスの最適化のために、Internet Explorer 9、10、または 11 ブラウザの URL コンテンツをクライアント間でリダイレクトします。
VMware Horizon View Composer Agent この仮想マシンを View Composer リンク クローン デスクトップ プールの親仮想マシンにできるようにします。このオプションを選択した場合、[VMware Horizon Instant Clone Agent] オプションは選択できません。
VMware Horizon Instant Clone Agent この仮想マシンをインスタントクローン デスクトップ プールの親仮想マシンにできるようにします。デフォルトではこのオプションが選択されていません。このオプションを選択した場合、[VMware Horizon View Composer Agent] オプションは選択できません。
ローカル プリンタのリダイレクト

ローカル プリンタのリダイレクトは、次のようなユースケースで使用されます。

  • USB またはクライアント デバイスのシリアル ポートに直接接続するプリンタ。
  • クライアントに接続し、バーコード印刷やラベル印刷などを行う特別なプリンタ。
  • 仮想セッションから接続できないリモート ネットワーク上のネットワーク プリンタ。
VMware Virtualization Pack for Skype for Business 仮想デスクトップ内での Skype for Business の音声通話とビデオ通話を最適化します。デフォルトではこのオプションが選択されていません。このオプションを選択してインストールする必要があります。

IPv6 環境の場合、インストーラ オプションは IPv4 に類似していますが、クライアント ドライブのリダイレクト、リアルタイム オーディオ ビデオ、vRealize Operations Desktop Agent、VMware Horizon 7 Persona Management はデフォルトで選択されません。

表 2. 自動的にインストールされる Horizon Agent 機能(非オプション)
機能 説明
PCoIP エージェント ユーザーが PCoIP 表示プロトコルを使用して View デスクトップに接続できるようにします。

PCoIP Agent 機能をインストールすると、Windows デスクトップでスリープ モードが無効になります。ユーザーが Power Options(電源オプション) または Shut Down(シャットダウン) メニューに移動すると、スリープ モードまたはスタンバイ モードは非アクティブになっています。非アクティブのデフォルトの期間が過ぎても、デスクトップはスリープ モードやスタンバイ モードになりません。デスクトップはアクティブ モードのままです。

Windows Media マルチメディア リダイレクト (MMR) Windows 7 以降のデスクトップおよびクライアントにマルチメディア リダイレクトを拡張します。この機能は、クライアント コンピュータに直接マルチメディア ストリームを配信し、これによってリモート ESXi ホストの代わりにクライアント ハードウェアでマルチメディア ストリームを処理できます。
Unity Touch タブレットおよびスマートフォン ユーザーがリモート デスクトップで実行している Windows アプリケーションを容易に操作できます。ユーザーはすべてスタート メニューまたはタスクバーを使用せずに、Windows アプリケーションやファイルの参照、検索、およびオープンを行ったり、お気に入りのアプリケーションやファイルを選択したり、実行しているアプリケーションを切り替えたりすることができます。
仮想ビデオ ドライバ リモート デスクトップに仮想ビデオ ドライバを提供します。

IPv6 環境で自動インストールされる機能は、PCoIP Agent のみです。