Microsoft リモート デスクトップ サービス (RDS) ホストにより、ユーザーがクライアント デバイスからアクセス可能なデスクトップ セッションおよびアプリケーションが提供されます。RDS デスクトップ プールまたはアプリケーション プールを作成する場合は、まず RDS ホストを設定する必要があります。 リモート デスクトップ サービス (RDS) ホストRDS ホストは、リモート アクセスのためのアプリケーションおよびデスクトップ セッションをホストするサーバ コンピュータです。RDS ホストには仮想マシンまたは物理サーバを使用できます。 Windows Server 2008 R2 へのリモート デスクトップ サービスのインストールリモート デスクトップサービス (RDS) は、Windows Server で設定できるロールの 1 つです。Windows Server 2008 R2 を実行する RDS ホストをセットアップするには、このロールをインストールする必要があります。 Windows Server 2012 または 2012 R2 へのリモート デスクトップ サービスのインストールリモート デスクトップサービスは、Windows Server 2012 または 2012 R2 が持つことのできるロールの 1 つです。RDS ホストをセットアップするには、このロールをインストールする必要があります。 Windows Server 2008 R2 へのデスクトップ エクスペリエンスのインストールRDS デスクトップとアプリケーション、および Windows Server を実行するシングルユーザー仮想マシンに展開された VDI デスクトップの場合、スキャナ リダイレクトを使用するには、RDS ホストおよびシングルユーザー仮想マシンにデスクトップ エクスペリエンス機能をインストールする必要があります。 Windows Server 2012、2012 R2 または 2016 へのデスクトップ エクスペリエンスのインストールRDS デスクトップとアプリケーション、および Windows Server を実行するシングルユーザー仮想マシンに展開された VDI デスクトップの場合、スキャナ リダイレクトを使用するには、RDS ホストおよびシングルユーザー仮想マシンにデスクトップ エクスペリエンス機能をインストールする必要があります。 ユーザーを単一セッションに制限するHorizon 7 は、RDS ホスト上でユーザーごとに最大 1 つのデスクトップ セッションおよび最大 1 つのアプリケーション セッションをサポートします。ユーザーを単一セッションに制限するように RDS ホストを構成する必要があります。Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012、および Windows Server 2012 R2 の場合、グループ ポリシー設定の Restrict Remote Desktop Services users to a single Remote Desktop Services session を有効にしてユーザーを単一セッションに制限することができます。この設定は、Computer Configuration\Administrative Templates\Windows Components\Remote Desktop Services\Remote Desktop Session Host\Connections フォルダにあります。Windows Server 2008 R2 の場合、次の手順を使用してユーザーを単一セッションに制限することができます。 リモート デスクトップ サービス ホストへの Horizon Agent のインストールHorizon Agent は、接続サーバと通信して、表示プロトコル PCoIP および Blast Extreme をサポートします。RDS ホストに Horizon Agent をインストールする必要があります。 ネストされたセッション内で起動されたリモート アプリケーションからの印刷Horizon Agent のインストール中に仮想印刷を有効にすると、リモート デスクトップ(ネストされたセッション)内の Horizon Client から起動したリモート アプリケーションから、ローカル クライアント マシンにあるプリンタに印刷できます。 RDS デスクトップ セッションと RDS アプリケーション セッションのタイム ゾーン リダイレクトの有効化RDS ホストのタイム ゾーンとユーザーのタイム ゾーンが異なる場合、デフォルトでは、そのユーザーが RDS デスクトップに接続するときに RDS デスクトップには RDS ホストのタイム ゾーンの時間が表示されます。タイム ゾーン リダイレクト グループ ポリシー設定を有効にすることにより、RDS デスクトップにローカル タイム ゾーンの時間を表示することができます。このポリシー設定はアプリケーション セッションにも適用されます。 アプリケーションで Windows ベーシック テーマを有効にするRDS ホスト上のデスクトップに接続したことがないユーザーが、RDS ホストでホストされているアプリケーションを起動した場合、Aero スタイル テーマをロードするように GPO 設定が構成されていても、アプリケーションに Windows ベーシック テーマは適用されません。Horizon 7 では、Aero スタイル テーマはサポートされませんが、Windows ベーシック テーマはサポートされます。アプリケーションに Windows ベーシック テーマを適用するには、別の GPO 設定を構成する必要があります。 Runonce.exe を開始するグループ ポリシーの構成デフォルトでは、Explorer.exe ファイルに依存する一部のアプリケーションは、アプリケーション セッションで実行できないことがあります。この問題を回避するには、runonce.exe を実行するように GPO 設定を構成する必要があります。 RDS ホスト パフォーマンス オプションパフォーマンス オプションを設定することで、Windows をフォアグラウンド プログラムまたはバックグラウンド サービス用に最適化できます。デフォルトでは、Horizon 7 により、サポートされている Windows Server のすべてのバージョンで、RDS ホストの特定のパフォーマンス オプションが無効になっています。 RDS ホスト用の 3D グラフィックスの構成RDS ホスト用の 3D グラフィックスが構成されている場合、アプリケーション プールのアプリケーションと RDS デスクトップで実行されているアプリケーションの両方で 3D グラフィックスを表示できます。 RDS クライアント アクセス ライセンス(接続デバイス数)の保存設定接続デバイス数によるライセンス モードが設定されている場合、クライアント デバイスは、RDS ホスト上の公開デスクトップまたはアプリケーションに接続したときに RDS CAL(接続デバイス数によるクライアント アクセス ライセンス)を受け取ります。Horizon Administrator でグローバル設定を使用して、CAL をクライアント デバイスと接続サーバ ホストに保存するか、接続サーバ ホストにのみ保存します。