全般的なグローバル設定では、セッション タイムアウトの長さ、SSO の有効性とタイムアウト制限、Horizon Console でのステータス更新を設定します。また、ログイン前メッセージや警告メッセージを表示するかどうか、Horizon Console が Windows Server をリモート デスクトップ用にサポートされるオペレーティング システムとして扱うかどうかなども設定できます。

以下の表の設定の変更はただちに有効になります。Horizon 7 Connection Server または Horizon Client の再起動は不要です。

表 1. クライアント セッションの全般的なグローバル設定
設定 説明
[View Administrator セッション タイムアウト]

セッションがタイムアウトする前にアイドル状態の Horizon Console セッションがどれだけ続くかを決定します。

重要: : Horizon Console セッション タイムアウトを長く設定すると、Horizon Console が不正に使用されるリスクが増大します。アイドル状態のセッションを長時間許可する場合は用心してください。

デフォルトでは、Horizon Console セッション タイムアウトは 30 分です。セッション タイムアウトは 1 分から 4320 分(72 時間)の間で設定できます。

[ユーザーの強制切断]

ユーザーが Horizon 7 にログインしてから指定した時間(分)が経過すると、すべてのデスクトップとアプリケーションが切断されます。すべてのデスクトップとアプリケーションは、ユーザーがそれらをいつ開いたかにかかわらず同時に切断されます。

アプリケーションのリモート処理をサポートしないクライアントでは、この設定の値が [なし] または 1200 分よりも長い場合、最大タイムアウト値である 1200 分が適用されます。

デフォルトは、[600 分後] です。

[シングル サインオン (SSO)] SSO が有効な場合、Horizon 7 にはユーザーの認証情報がキャッシュされるため、ユーザーは Windows リモート セッションにログインするための認証情報を指定せずにリモート デスクトップまたはアプリケーションを起動できます。デフォルトは [有効化] です

Horizon 7 以降で導入されている True SSO 機能を使用する場合は、SSO を有効にする必要があります。True SSO では、ユーザーが Active Directory 認証情報以外の認証形式を使用してログインする場合、ユーザーが VMware Identity Manager にログインした後に、キャッシュされた認証情報ではなく短期間の証明書が True SSO 機能によって生成されます。

注: : デスクトップが Horizon Client から起動し、セキュリティ ポリシーに基づきユーザーまたは Windows のいずれかによりロックされた場合、デスクトップで Horizon 7 Agent 6.0 以降または Horizon Agent 7.0 以降が実行されている場合は、 Horizon 7 Connection Server はユーザーの SSO 認証情報を破棄します。ユーザーはログイン認証情報を指定して新しいデスクトップまたは新しいアプリケーションを起動するか、または切断されたデスクトップまたはアプリケーションに再接続する必要があります。SSO を再度有効にするには、 Horizon 7 Connection Server から切断するか、または Horizon Client を終了し、 Horizon 7 Connection Server に再接続する必要があります。ただし、デスクトップが Workspace ONE または VMware Identity Manager から起動してロックされている場合、SSO 認証情報は破棄されません。
[ステータスの自動更新を有効にする]

ステータスの更新が、Horizon Console の左上隅にあるグローバル ステータス ペインに数分ごとに表示されるかどうかを指定します。また、Horizon Console のダッシュボード ページも数分ごとに更新されます。

デフォルトでは、この設定は有効になっていません。

[アプリケーションをサポートするクライアント。]

[ユーザーがキーボードとマウスを使用しなくなった場合に、アプリケーションを切断し、SSO 認証情報を破棄する:]

クライアント デバイスで、キーボードやマウスが使用されなくなった場合にアプリケーション セッションを保護します。[経過時間...分] に設定した場合、指定された時間(分)ユーザーのアクティビティがないと、Horizon 7 により、すべてのアプリケーションが切断され、SSO 認証情報は破棄されます。デスクトップ セッションは切断されません。ユーザーは、再度ログインして切断されたアプリケーションに再接続するか、新しいデスクトップまたはアプリケーションを起動する必要があります。

この設定は True SSO 機能にも適用されます。SSO 認証情報が破棄されると、ユーザーは Active Directory 認証情報の入力を求められます。ユーザーが Active Directory 認証情報を使用せずに VMware Identity Manager にログイン済みで、入力すべき Active Directory 認証情報がわからない場合は、ログアウトしてから VMware Identity Manager にログインし直してリモート デスクトップとアプリケーションにアクセスできます。

重要: : アプリケーションとデスクトップの両方が開いて、タイムアウトによりアプリケーションが切断されている場合でも、デスクトップは接続されたままになることを認識しておく必要があります。ユーザーはデスクトップの保護のためにこのタイムアウトに依存することがないようにしてください。

[なし] に設定すると、ユーザーのアクティビティがなくても、Horizon 7 によるアプリケーションの切断や SSO 認証情報の破棄は行われません。

デフォルトは [なし] です。

[その他のクライアント。]

[SSO 認証情報の破棄:]

指定した時間(分)が経過すると、SSO 認証情報は破棄されます。この設定は、アプリケーションのリモート処理をサポートしていないクライアント用です。[経過時間...分] に設定した場合、クライアント デバイスでのユーザー アクティビティにかかわらず、Horizon 7 へログイン後指定時間(分)が経過したら、ユーザーはデスクトップへ再度ログインしてデスクトップに接続する必要があります。

[なし] に設定すると、ユーザーが Horizon Client を閉じるまで、または [ユーザーの強制切断] タイムアウトに達するまで、このどちらが先であっても、Horizon 7 は SSO 認証情報を保存します。

デフォルトは、[15 分後] です。

[ログイン前メッセージを表示する]

Horizon Client ユーザーがログインしたときに免責事項または別のメッセージを表示します。

[グローバル設定] ダイアログ ボックスのテキスト ボックスに情報または指示を入力します。

メッセージを表示しない場合は、チェック ボックスをオフのままにします。

[強制的にログオフする前に警告を表示する]

スケジュール設定された更新や、デスクトップの更新操作などの即座の更新が開始されようとしているためにユーザーが強制的にログオフされる場合、警告メッセージを表示します。この設定では、警告を表示してからユーザーがログオフするまでの待機時間も指定します。

警告メッセージを表示するにはチェック ボックスをオンにします。

警告を表示してからユーザーがログオフするまでの待機時間を分単位で入力します。デフォルトは 5 分です。

警告メッセージを入力します。次のデフォルト メッセージを使用できます。

お使いのデスクトップは、重要なアップデートがスケジュールされているため、5 分後にシャットダウンされます。保存していない作業を今すぐ保存してください。
[Windows Server デスクトップを有効にする]

デスクトップとして使用できる Windows Server 2008 R2 および Windows Server 2012 R2 マシンを選択できるかどうかを指定します。この設定が有効な場合、Horizon Console では、Horizon 7 Server コンポーネントがインストールされているマシンを含む、使用可能なすべての Windows Server マシンが表示されます。

注: : Horizon Agent ソフトウェアは、セキュリティ サーバ、 Horizon 7 Connection Server、 Horizon 7 Composer を含む他の Horizon 7 Server ソフトウェア コンポーネントと同じ仮想マシンまたは物理マシンにインストールすることはできません。
[HTML Access のタブを閉じるときに認証情報をクリーンアップする]

リモート デスクトップやアプリケーションに接続するタブや、HTML Access クライアントのデスクトップとアプリケーションの選択ページに接続するタブをユーザーが閉じるときに、キャッシュからユーザーの認証情報を削除します。

この設定が有効である場合、Horizon 7 は、次の HTML Access クライアントのシナリオにおいても認証情報をキャッシュから削除します。

  • ユーザーが、デスクトップおよびアプリケーションの選択ページやリモート セッション ページを更新する。
  • サーバから自己署名証明書が提示されており、ユーザーがリモート デスクトップやアプリケーションを起動し、セキュリティの警告が表示されるときにユーザーがその証明書を受け入れる。
  • リモート セッションが含まれるタブで URI コマンドをユーザーが実行する。

この設定が無効である場合、証明書はキャッシュに残ります。デフォルトでは、この機能は無効になっています。

注: : この機能は、Horizon 7 バージョン 7.0.2 以降で利用できます。
[クライアントのユーザー インターフェイスでサーバ情報を非表示]

このセキュリティ設定を有効にして、Horizon Client 4.4 以降でサーバの URL 情報を非表示にします。

[クライアントのユーザー インターフェイスでドメイン リストを非表示]

このセキュリティ設定を有効にして、Horizon Client 4.4 以降で [ドメイン] ドロップダウン メニューを非表示にします。

[クライアントのユーザー インターフェイスでドメイン リストを非表示] グローバル設定が有効になっている Connection Server にユーザーがログインすると、ドメイン ドロップダウン メニューが Horizon Client で非表示になり、ユーザーはドメイン情報を Horizon Client の [ユーザー名] テキスト ボックスに指定する必要があります。たとえば、ユーザー名を domain\username または username@domain の形式で入力する必要があります。

重要: : [クライアントのユーザー インターフェイスでドメイン リストを非表示] 設定を有効にし、Connection Server インスタンスで 2 要素認証(RSA SecureID または RADIUS)を選択している場合は、Windows ユーザー名の一致を強制しないでください。Windows ユーザー名の一致を強制すると、ユーザーは、ユーザー名のテキスト ボックスにドメイン情報を入力できなくなり、ログインが常に失敗します。単一ユーザー ドメインの場合、これは Horizon Client バージョン 5.0 以降に適用されません。
重要: : この設定のセキュリティと操作性に対する影響については、『 Horizon 7 のセキュリティ』を参照してください。