ユーザーのデスクトップ使用環境を強化し、デスクトップのパフォーマンスを向上させ、他の Horizon 7 機能とともに Horizon Persona Management が効率よく動作するようにするには、Horizon Persona Management を構成するためのベスト プラクティスに従ってください。

ローカル ユーザー プロファイルをログオフ時に削除するかどうかを指定

プロファイルのサイズが 1 GB を超えるか、ファイルとフォルダの合計数が 10,000 を超える場合、ログイン時間を短縮すために、[ログアウト時にローカルの個人設定を削除] ポリシーの有効化が必要になることがあります。サイズが大きい場合、いくつかのフォルダをリダイレクトすることもできます。

Horizon Persona Management および Windows 移動プロファイルを含む展開への対応

Windows 移動プロファイルが構成されていて、ユーザーが、Horizon デスクトップへのアクセスに Horizon Persona Management を、標準デスクトップへのアクセスに Windows 移動プロファイルを使用している展開において、ベスト プラクティスは、2 台のデスクトップ環境に対して異なるプロファイルを使用することです。Horizon デスクトップと、デスクトップが起動するクライアント コンピュータが同じドメイン内にあり、かつ Active Directory GPO を使用して Windows 移動プロファイルと Horizon Persona Management の両方を構成する場合は、[個人設定リポジトリの場所] ポリシーを有効にして、[Active Directory ユーザー プロファイルのパスが構成されている場合はこれをオーバーライドする] を選択します。

この対応により、ユーザーがクライアント コンピュータからログオフするときに、Windows 移動プロファイルで Horizon Persona Management プロファイルが上書きされなくなります。

既存の Windows 移動プロファイルと Horizon Persona Management プロファイルの間でデータを共有しようとする場合は、Windows フォルダのリダイレクトを構成できます。

リダイレクト対象フォルダのパスの構成

[フォルダ リダイレクト] グループ ポリシー設定を使用する場合、フォルダ パスに %username% を含むように構成しますが、パスの最後のサブフォルダには My Videos などのリダイレクト対象フォルダ名を使用するようにします。ユーザーのデスクトップ上ではフォルダ名としてパスの最後のフォルダが表示されます。

たとえば、\\myserver\videos\%username%\My Videos というパスを構成すると、ユーザーのデスクトップに表示されるフォルダ名は My Videos になります。

パス内の最後のサブフォルダが %username% である場合、フォルダ名としてユーザの名前が表示されます。たとえば、デスクトップ上に My Videos が表示されず、ユーザー JDoe には JDoe という名前のフォルダが表示され、フォルダを簡単に識別できません。

Horizon Persona Management 展開を監視するための Windows イベント ログの使用

展開の管理を支援するために、Horizon Persona Management には改良されたログ メッセージ、プロファイル サイズおよびファイル、そしてフォルダ カウント トラッキングが用意されています。Horizon Persona Management は、Windows イベント ログのリダイレクト用フォルダを提案するためにファイルおよびフォルダ カウントを使用し、これらのフォルダに統計を提供します。たとえば、ユーザーがログインすると、Windows イベント ログにフォルダをリダイレクトする次の推奨事項が表示される場合があります。
Profile path: \\server.domain.com\persona\user1V2
...
Folders to redirect:
\\server.domain.com\persona\user1V2  Reason: Folder size larger than 1GB
\\server.domain.com\persona\user1V2\Documents  Reason: More than 10000 files and folders

その他のベスト プラクティス

次の推奨事項にも従うことができます。

  • 多くのウイルス対策製品はデフォルトでオフライン ファイルをスキャンしません。たとえば、ユーザーがデスクトップにログインしたときに、これらウイルス対策製品では、[事前ロードするファイルとフォルダ] または [Windows 移動プロファイルの同期] グループ ポリシー設定で指定されていないユーザー プロファイルに対してのスキャンは行われません。多くの展開において、デフォルトの動作は、オンデマンドでのスキャン時にファイルをダウンロードするのに必要な I/O 処理数を削除するため、ベスト プラクティスと言えます。

    リモート リポジトリからファイルを取得し、オフライン ファイルのスキャンを有効にする必要がある場合は、お使いのウイルス対策製品のマニュアルを参照してください。

  • 標準的な方法で、Horizon Persona Management がプロファイル リポジトリを保存するネットワーク シェアをバックアップすることを強くお勧めします。
    注: : Horizon デスクトップにあるユーザー プロファイルをバックアップするときに、Horizon Persona Management で、MozyPro や Windows のボリューム バックアップ サービスなどのバックアップ ソフトウェアを使用しないでください。

    Horizon Persona Management では、リモートのプロファイル リポジトリにユーザー プロファイルが確実にバックアップされるため、デスクトップのユーザー データをバックアップするために別のツールを追加する必要はありません。場合によっては、MozyPro や Windows のボリューム バックアップ サービスなどのツールが Horizon Persona Management の正常な処理を妨げ、データが損失したり破壊されたりする可能性があります。

  • Horizon Persona Management ポリシーを設定して、ユーザーが ThinApp アプリケーションを起動したときのパフォーマンスを向上させることができます。ThinApp サンドボックス フォルダを含むようにユーザー プロファイルを構成を参照してください。
  • ユーザーが大量の個人設定データを生成するときに、更新や再構成を使用して専用割り当てのリンク クローン デスクトップを管理する場合は、個別の View Composer 通常ディスクを使用するようデスクトップ プールを構成します。通常ディスクは、Horizon Persona Management のパフォーマンスを向上させることができます。Horizon Persona Management での View Composer 通常ディスクの構成を参照してください。
  • Horizon Persona Management をスタンドアロンのノート PC 用に構成する場合は、ユーザーがオフラインになったときにプロファイルの同期が維持されるようにする必要があります。スタンドアロン ノート型コンピュータでのユーザー プロファイルの管理を参照してください。
  • Windows CSC(クライアントサイド キャッシュ)を Horizon Persona Management とともに使用しないでください。Windows CSC システムは、Windows オフライン ファイル機能をサポートするメカニズムです。このシステムがローカル システムで有効な場合、フォルダ リダイレクト、ログイン時のオフライン ファイル書き込み、バックグラウンド ダウンロード、ローカル プロファイル ファイルのリモート プロファイル リポジトリへの複製などの Horizon Persona Management 機能は正しく動作しません。

    ベスト プラクティスとして、Horizon Persona Management の使用を開始する前に Windows オフライン ファイル機能を無効にします。デスクトップで Windows CSC が有効になっていたために Horizon Persona Management に問題が発生した場合には、ローカルのクライアントサイド キャッシング データベースに現在存在しているプロファイル データを同期し、Windows オフライン ファイル機能を無効にすることで問題を解決することができます。詳細な手順については、KB 2016416: Windows CSC(クライアントサイド キャッシュ)システムが有効な場合、View Persona Management 機能が動作しないを参照してください。