Chrome の管理者は、登録済みの Chromebook で Horizon Client のデフォルトの接続サーバ URL を設定できます。デフォルトの接続サーバ URL が設定されていると、Horizon Client は常にデフォルトのサーバに接続します。
要件と前提条件
デフォルトの接続サーバ URL 機能には、次の要件と前提条件があります。
- この機能は、G Suite 管理で登録され、管理されている Chromebook でのみサポートされます。
- Chrome 管理者が Chrome のデバイス管理から Horizon Client for Chrome OS アプリケーションと VMware Horizon Client ヘルパー拡張機能をインストールする必要があります。アプリケーションと拡張機能は、ともに Chrome Web ストアから入手できます。
デフォルトの接続サーバ URL を設定すると、ユーザーがリモート セッションにログインする前に Horizon Client の [設定](歯車のアイコン)が表示されなくなり、[VMware Blast] や [非認証アクセス] などの特定の設定が変更できなくなります。
JSON 設定ファイルの作成
Chrome 管理者は、JSON 設定ファイルにデフォルトの接続サーバ URL を指定する必要があります。たとえば、次の JSON 設定ファイルでは、デフォルトの接続サーバ URL に connection-server.mycompany.com を設定しています。
{ "Default Server URL":{ "Value":"connection-server.mycompany.com" } }
次の形式の URL がサポートされています。
形式 | 例 |
---|---|
ドメイン名のみ | connection-server.mycompanycom |
ドメイン名とポート | connection-server.mycompany.com:443 |
HTTPS スキームとドメイン名 | https://connection-server.mycompany.com |
HTTPS スキーム、ドメイン名とポート番号 | https://connection-server.mycompany.com:443 |
デフォルトの接続サーバ URL を設定するポリシーの作成
Horizon Client ユーザーに接続サーバ URL を設定するには、Chrome 管理者がポリシーを作成する必要があります。ポリシーを作成するには、Chrome 管理者が Google 管理コンソールにログインして VMware Horizon Client ヘルパー拡張機能を選択し、[ユーザー設定] を選択して、デフォルトの接続サーバ URL が指定された JSON 設定ファイルをアップロードする必要があります。
Google 管理コンソールの使用方法については、G Suite 管理者のヘルプを参照してください。