リモート デスクトップのモードを変更すると、リモート デスクトップをクライアント デバイスに接続されているすべてのモニターまたは特定のモニターに表示できます。リモート アプリケーションは常に、クライアント デバイスに接続されているすべてのモニターに表示されます。

複数のモニターを使用している場合は、すべてのモニターまたは特定のモニターにリモート デスクトップを表示できます。最大で 3 台のモニターを選択できます。

一度にマルチモニタ モードで実行できるリモート デスクトップは 1 つだけです。

前提条件

  • この機能を使用するには、Chrome OS 86 以降が必要です。
  • クライアント デバイスで統合デスクトップ モードが有効になっている場合、この機能はサポートされません。
  • この機能を登録済みの Chromebook デバイスで使用するには、管理者が Horizon Client アプリケーションの JSON 構成ファイルで特定の設定を行う必要があります。

手順

  1. サーバに接続します。
  2. アクティブなすべてのリモート デスクトップからログアウトします。
    デスクトップがアクティブに実行されている間は、表示モードへの変更は有効になりません。
  3. デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウの右上隅にある [設定] ツールバー ボタンをクリックします。[ディスプレイ] 設定までスクロールし、[設定] をクリックします。
  4. ディスプレイ オプションを選択し、[OK] をクリックします。
    オプション アクション
    すべてのディスプレイを使用 接続しているすべてのモニターにリモート デスクトップ ウィンドウが表示されます。
    1 台のディスプレイを使用

    プライマリ モニターに、リモート デスクトップ ウィンドウがデフォルトのサイズで表示されます。

    デフォルトのウィンドウ サイズは、OS システム トレイを除くプライマリ モニターの作業領域です。

    選択したディスプレイを使用 選択したモニターにリモート デスクトップが表示されます。選択できるのは隣接するモニターだけです。

    クライアント システムに現在接続されているモニターのサムネイルが、[ディスプレイの配置] に表示されます。表示トポロジは、クライアント システムの表示設定と一致します。

    リモート デスクトップ ウィンドウを表示するモニターを選択または選択解除するには、サムネイルをクリックします。サムネイルをクリックすると、色が変わります。

    単一ディスプレイで小さいウィンドウを使用 プライマリ モニターに、リモート デスクトップ ウィンドウが小さなサイズ(640 x 480 ピクセル)で表示されます。
    単一ディスプレイで大きなウィンドウを使用 プライマリ モニターに、リモート デスクトップ ウィンドウが大きなサイズ(1680 x 983 ピクセル)で表示されます。
    単一ディスプレイでカスタム ウィンドウを使用 プライマリ モニターに、リモート デスクトップ ウィンドウがカスタム サイズで表示されます。カスタム サイズでは、1800 ピクセルまでの幅と 964 ピクセルまでの高さを指定できます。
    単一ディスプレイで全画面表示を使用 プライマリ モニターに、リモート デスクトップが全画面表示モードで表示されます。
  5. クライアント システムの DPI 設定に従ってリモート デスクトップを複数のモニターに表示するには、[拡張モニターで DPI スケールを有効にする] オプションをオンに切り替えます。
    [高解像度モード] 設定を有効にしている場合、このオプションは無効になります。1 台のモニターのみを選択した場合、このオプションは非表示になります。
  6. [閉じる] をクリックします。
    リモート デスクトップに接続してログインすると、変更が有効になります。

次のタスク

マルチモニタ モードを終了するには、リモート デスクトップ ウィンドウの上部をポイントしてメニュー バーを表示し、[マルチ ディスプレイ モードの終了] ボタンをクリックします。

ディスプレイの最小化などの特定のアクションを実行したときに、セッションでマルチモニタ モードが自動的に終了すことがあります。マルチモニタ モードに切り替えるには、リモート デスクトップ ウィンドウの上部をポイントしてメニュー バーを表示し、[複数のモニターの使用] ボタンをクリックします。