クライアント ドライブ リダイレクト機能を使用すると、ローカル クライアント システムのフォルダまたはドライブをリモート デスクトップや公開アプリケーションと共有できます。

共有ドライブには、マッピングされたドライブおよび USB ストレージ デバイスを含めることができます。

クライアント ドライブ リダイレクト機能には次の制限があります。

  • ネットワーク リカバリはサポートされていません。セッションを切断して再度接続しない限り、ネットワーク接続後にクライアント ドライブ リダイレクトを使用することはできません。
  • クライアント ドライブ リダイレクト機能は、1 回に 1 つのリモート セッションでのみ使用できます。複数のリモート セッションでは使用できません。
  • リモート デスクトップの共有フォルダまたはファイルのプロパティは変更できません。

前提条件

フォルダおよびドライブをリモート デスクトップまたは公開アプリケーションと共有するには、Horizon 管理者がクライアント ドライブのリダイレクト機能を有効にする必要があります。

手順

  1. デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウの右上隅にある [設定] ツールバー ボタンをクリックし、[設定] ウィンドウで [フォルダの共有を有効にする] オプションをオンにします。
  2. 共有する特定のフォルダまたはドライブを選択するには、[選択] をクリックして、[追加] をクリックします。フォルダまたはドライブ検索して選択し、[OK] をクリックします。
    複数のフォルダまたはドライブを追加できますが、1 回に選択できるのは 1 項目だけです。フォルダまたはドライブを削除するには、[フォルダの共有] ダイアログ ボックスでフォルダ名またはドライブ名の横にある [X] をクリックします。
  3. 設定を保存するには、[OK] をクリックします。
    フォルダ共有の設定は、すべてのリモート デスクトップと公開アプリケーションに適用されます。

結果

リモート デスクトップでは、共有したフォルダとドライブのネットワーク上の場所が表示されます。たとえば、test1 という名前のフォルダを共有した場合、リモート デスクトップに test1(Z:) のようにネットワーク上の場所が表示されます。共有フォルダまたはドライブのデバイスも表示されます。デバイス名は、folder on Horizon の形式になります(例:test1 on Horizon)。

公開アプリケーションでは、[ファイル] > [開く] の順に選択するか、[ファイル] > [名前を付けて保存] の順に選択すると、共有フォルダまたはドライブに移動できます。