このトピックでは、Microsoft Teams のメディア最適化機能を構成する方法について説明します。この機能を使用すると、オーディオ通話、ビデオ通話、デスクトップ共有のメディア処理がエージェント マシンではなくクライアント マシンで処理されます。

Microsoft Teams のメディア最適化機能の詳細については、『Horizon リモート デスクトップの機能と GPO』ドキュメントの「Microsoft Teams のメディア最適化」セクションを参照してください。

Horizon Client for Chrome では、この機能がデフォルトで有効になっています。ただし、クライアント デバイスがエンタープライズ ポリシーによって管理されている場合、エンタープライズ ポリシーは Horizon Client 設定より優先されます。たとえば、Horizon Client[Microsoft Teams でメディア最適化を有効にする] オプションが有効になっていても、エンタープライズ ポリシーでクライアント デバイスへのメディア リダイレクトが許可されていない場合、Microsoft Teams のメディア最適化機能は有効になりません。

前提条件

クライアント デバイスがエンタープライズ ポリシーによって管理されている場合は、エンタープライズ ポリシーでクライアント デバイスへのメディア リダイレクトが許可されていることを確認します。これを行うには、クライアントの JSON 構成ファイルを調べて、enableMediaStream 設定が true(デフォルト値)に設定されていることを確認します。詳細については、クライアント機能を参照してください。

手順

  1. デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウの右上隅にある [設定] ツールバー ボタンをクリックします。
  2. Microsoft Teams のメディア最適化機能を有効または無効にするには、[Microsoft Teams でメディア最適化を有効にする] オプションを有効または無効にします。
  3. Microsoft Teams のメディア最適化を有効にしている場合は、Microsoft Teams で画面共有機能を許可するかどうかを指定します。
    • 画面共有機能を許可するには、[Microsoft Teams 仮想化の画面共有を有効にする] オプションを有効にします。メディア処理のため、画面共有がクライアント マシンにリダイレクトされます。
    • 画面共有機能をブロックするには、[Microsoft Teams 仮想化の画面共有を有効にする] オプションを無効にします。Microsoft Teams では画面共有を制御できません。