スマート カード認証では、Chrome デバイスにスマート カード リーダーを接続してスマート カードを挿入し、Horizon Client でサーバを選択します。認証手順で、ユーザー名とパスワードの代わりに PIN を入力します。リモート デスクトップまたは公開アプリケーションを選択した後、スマート カードのコマンドと応答はすべてリモート デスクトップまたは公開アプリケーションにリダイレクトされます。
Horizon Client for Chrome で使用する場合、スマート カード認証には、いくつかの制限があります。
- スマート カード認証に HID Global ActivID ActivClient を初めて使用した後、サーバまたはデスクトップに対する認証の後続の試行が失敗することがあります。回避策として、スマート カード リーダーをクライアント システムから取り外し、再度接続します。
- Connection Server と Unified Access Gateway スマート カードのユーザー名のヒント機能はサポートされません。
- Connection Server のスマート カード取り外しポリシーはサポートされていません。
- シングル サインオンはサポートされていません。リモート デスクトップまたは公開アプリケーションに接続するときに、リモート セッション内でスマート カードの PIN をもう一度入力する必要があります。
- スマート カードを使用してサーバとの認証を行った後は、Active Directory 認証など、別の認証方法に切り替えることはできません。次にサーバに接続するときに別の認証方法を使用するには、Chrome OS からログアウトするか、Chrome デバイスを再起動する必要があります。
- 証明書を選択して PIN を入力すると、選択した証明書が Chrome デバイスのキャッシュに保存され、次にサーバに接続するときに使用されます。次にサーバに接続するときに別の証明書を選択するには、Chrome デバイスを再起動する必要があります。