VMware では、Windows 以外のデバイス上でも、リモート デスクトップで従来のユーザー インターフェイス要素を使用できるように、ユーザー操作支援機能を開発しました。
キーボードとキーパッド
デバイスの物理キーボードを使用して、リモート デスクトップまたはアプリケーションに入力できます。
デバイスにタッチ画面がある場合は、次のジェスチャを使用してオンスクリーン キーボードを表示できます。
- 高度なタッチ機能が有効になっている場合は、3 本の指で同時にタップします。
- 高度なタッチ機能が有効になっていない場合は、3 本の指で同時にタップして押したままにします。
Horizon Client では、リモート デスクトップの外部テンキーパッドからの入力もサポートされます。テンキーパッドの使用を有効にするには、次の手順を実行します。
- ログアウトして、リモート デスクトップから切断します。
- デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウの右上隅にある [設定] ツールバー ボタンをクリックします。
- [デスクトップでテンキーパッドを使用] オプションをオンにします。
- リモート デスクトップに接続します。
- メニュー バーが表示されるまでリモート デスクトップ ウィンドウの上部をポイントします。[テンキーパッド] ボタンをクリックしてハイライトし、有効にします。
クリック
他のアプリと同様に、タッチパッドをタップして、ユーザー インターフェイスのエレメントをクリックできます。タッチスクリーンがあるデバイスの場合には、画面をタッチしてユーザー インターフェイス要素をクリックします。また、「進む」ボタンや「戻る」ボタンなど、外部マウスのボタンを使用することもできます。
ドラッグ
他のアプリと同様に、タッチパッドまたは外部マウスのボタンを押したままにすると、ユーザー インターフェイス要素をドラッグできます。
デバイスにタッチ画面がある場合は、次のジェスチャを使用できます。
- 高度なタッチ機能が有効になっている場合は、1 本の指でユーザー インターフェイス要素を押したまま、指をスライドしてドラッグします。
- 高度なタッチ機能が有効になっていない場合は、1 本の指でユーザー インターフェイス要素を長押しし、指をスライドさせてドラッグします。
右クリック
- タッチパッドを 2 本の指でタップします。
- キーボードの Alt キーを押しながら、1 本の指でタッチパッドをタップします。
- 外部マウスを使用して右クリックします。
- デバイスにタッチ画面がある場合は、次のジェスチャを使用できます。
- 高度なタッチ機能が有効になっている場合は、1 本の指で長押ししてから離します。または、2 本の指で同時にタップします。
- 高度なタッチ機能が有効になっていない場合は、2 本の指で同時にタップします。
スクロールおよびスクロールバー
縦方向と横方向のスクロールには次のオプションが利用可能です。
- 親指でタップしたままにしてから、タッチパッドで 1 本の指を使用してスクロール ダウンします。2 本の指でスクロールすることもできます。
- 外部マウスを使用してスクロールします。
- デバイスにタッチ画面がある場合は、次のジェスチャを使用できます。
- 高度なタッチ機能が有効になっている場合は、2 本の指でスライドしてスクロールします。指の下のコンテンツが指の動きと同じ方向に移動します。
- 高度なタッチ機能が有効になっていない場合は、2 本の指で長押ししてから、スライドしてスクロールします。指の下のコンテンツが指の動きと同じ方向に移動します。
ズームインおよびズームアウト
- 高度なタッチ機能が有効になっている場合は、画面を 2 本の指でタッチしたまま、2 本の指の間隔を拡げていくとズームアウトし、狭めるとズームインします。
- 高度なタッチ機能が有効になっていない場合、タッチ画面でズームインとズームアウトを実行できません。
画面のリサイズ
タッチパッドを使用してウィンドウのサイズを変更する場合は、ウィンドウの隅または左右の辺を 1 本の指でタッチして押したままドラッグします。
デバイスで外付けマウスを使用する場合、ポインタをウィンドウの端に置き、ウィンドウ枠をドラッグして、ウィンドウを広くまたは狭くします。
タッチ画面のあるデバイスでウィンドウのサイズを変更する場合は、ウィンドウの隅を 1 本の指でタッチして押したままドラッグします。
音声、音楽、そしてビデオ
デバイスで音声がオンになっている場合、リモート デスクトップでオーディオを再生することができます。