リモート デスクトップへの RDP 接続に FreeRDP クライアントを使用するには、Linux マシンに FreeRDP の必要なバージョンが含まれている必要があります。

Ubuntu で xfreerdp に必要なパッケージのリストについては、https://github.com/FreeRDP/FreeRDP/wiki/Compilation にアクセスしてください。

前提条件

Linux クライアント マシンで、FreeRDP 1.1.x を https://github.com/FreeRDP/FreeRDP の GitHub からダウンロードします。

手順

  1. 次のパッチ コマンドを使用して、freerdp-1.1.0.patch というファイルを適用します。
    cd /client-installation-directory/patches/FreeRDP-stable-1.1
    patch -p1 < freerdp-1.1.0.patch
    patch -p1 < freerdp-1.1.0-tls.patch

    ここで、client-installation-directoryVMware-Horizon-Client-YYMM-x.x.x-yyyyyyy.arch のパスです。YYMM はマーケティング バージョン番号、x.x.x は内部バージョン番号、yyyyyyy はビルド番号、arch は CPU 命令セット アーキテクチャです。

    freerdp-1.1.0-tls.patch ファイルによって、xfreerdp で TLSv1.2 接続が有効になります。VMware Horizon Client for Linux をインストールしている場合、freerdp-1.1.0.patch ファイルと freerdp-1.1.0-tls.patch ファイルは、/usr/share/doc/vmware-horizon-client/patches ディレクトリに置かれます。freerdp-1.1.0.patch ファイルの詳細については、同じ client-installation-directory/patches ディレクトリ内の README.patches ファイルを参照してください。

  2. 次のコマンドを実行します。
    cmake -DWITH_SSE2=ON -DWITH_PULSEAUDIO=ON -DWITH_PCSC=ON -DWITH_CUPS=ON .
  3. 次のコマンドを実行します。
    make
  4. 次のコマンドを実行すると、実行 PATH のディレクトリのビルド xfreerdp バイナリがインストールされるため、Horizon Clientxfreerdp の実行によってプログラムを実行可能になります。
    sudo make install