特定のゲスト OS とリモート デスクトップ機能には、特定の Horizon Agent バージョンが必要です。エンド ユーザーに提供する機能を計画する際に、この情報を使用してください。

サポート対象の Windows 仮想デスクトップ

Windows 仮想デスクトップは、単一セッションの仮想マシンです。

このバージョンの Horizon Client は、Horizon Agent 7.5 以降がインストールされている Windows 仮想デスクトップでサポートされます。サポートされるゲスト OS は、Windows 7、Windows 8.x、Windows 10、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2016、Windows Server 2019 ですが、次の制限があります。

  • Windows Server 2019 仮想デスクトップでは、Horizon Agent 7.7 以降が必要です。
  • Windows 7 および Windows 8.x の仮想デスクトップは、Horizon Agent 2006 以降でサポートされていません。

RDS ホストでサポートされる公開デスクトップ

RDS ホストは、Windows リモート デスクトップ サービスと Horizon Agent がインストールされたサーバ コンピュータです。RDS ホスト上の公開デスクトップ セッションは、複数のユーザーで同時に利用することができます。RDS ホストには物理マシンまたは仮想マシンのいずれかを使用できます。

このバージョンの Horizon Client は、Horizon Agent 7.5 以降がインストールされている RDS ホストでサポートされます。サポートされるゲスト OS は、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2016、Windows Server 2019 ですが、次の制限があります。

  • Windows Server 2019 RDS ホストでは、Horizon Agent 7.7 以降が必要です。
  • Windows Server 2012 RDS ホストは Horizon Agent 2006 以降でサポートされていません。

特定のリモート デスクトップ機能の要件

ほとんどのリモート デスクトップ機能は Horizon Agent 7.5 で動作しますが、一部の機能には、それよりも新しいバージョンの Horizon Agent が必要になります。

機能 要件
シリアル ポート リダイレクト

Windows 仮想デスクトップの場合は Horizon Agent 7.9 以降

RDS ホストの場合は Horizon Agent 7.6 以降

VMware Integrated Printing とロケーション ベースの印刷 Horizon Agent7.9 以降
スキャナ リダイレクト Horizon Agent7.8 以降

このバージョンの Horizon Client for Linux では、次のリモート デスクトップ機能はサポートされていません。これは、Horizon Agent 7.x リリースでサポートされています。

  • 仮想印刷(ThinPrint ともいいます)
  • Flash URL リダイレクト
注: シン クライアント デバイスのベンダーとモデル、企業が選択した設定により、デバイスで使用可能な機能が決まります。シン クライアントのベンダおよびモデルについての詳細は、 http://www.vmware.com/resources/compatibility/search.php?deviceCategory=vdmの『 VMware 互換性ガイド』を参照してください。

サポート対象の Linux デスクトップ

サポートされる Linux ゲスト オペレーティング システムと機能については、Horizon での Linux デスクトップのセットアップを参照してください。