管理者は、サーバとクライアントの両方のクリップボード メモリ サイズを構成できます。

PCoIP または VMware Blast セッションが確立されると、サーバはクライアントにクリップボード メモリ サイズを送信します。有効なクリップボード メモリ サイズは、サーバとクライアントのクリップボード メモリ サイズの値の小さい方となります。

クライアント クリップボードのメモリ サイズを設定するには、次のパラメータを 3 つの構成ファイルのいずれかに追加します。~/.vmware/config/usr/lib/vmware/config、または /etc/vmware/config

mksvchan.clipboardSize=value

value は、クライアントのクリップボードのメモリ サイズ (KB) です。0 を指定する場合、または値を指定しない場合、クライアントのクリップボードのメモリ サイズは、デフォルトで 8192 KB (8 MB) になります。

Horizon Client は、次の順序で構成ファイルのクリップボードのメモリ サイズを検索し、ゼロ以外の値が見つかるとすぐに、停止します。

  1. /usr/lib/vmware/config
  2. /etc/vmware/config
  3. ~/.vmware/config

ネットワークによっては、クリップボードのメモリ サイズを大きくすると、パフォーマンスに悪影響が及ぶ場合があります。クリップボードのメモリ サイズは、16 MB を超える値に設定しないことを推奨します。

大量のデータを転送するには、クライアント ドライブ リダイレクト機能を使用します。