Horizon Client ログ収集スクリプトを使用すると、さまざまな場所からクライアント ログを収集し、トラブルシューティング用に 1 つのログ ファイルにまとめることができます。コマンドライン ターミナルからログ収集スクリプトを実行するには、Linux クライアント システムで実行権限を持っている必要があります。
ほとんどの Linux ベースのシン クライアントは、次の 1 つ以上の場所に
Horizon Client ログを保存します。
- /tmp/vmware-<user>
- /tmp/teradici-<user>
- /tmp/vmware-root
デフォルトでは、ログ収集スクリプトはクライアント ログを horizon-log.tar.gz というパッケージ ファイルにまとめます。
ログ ファイルの Blast_Connect_Failure_Alert
タグを含むエントリに、Blast 接続の失敗に関する特定のエラー情報が含まれています。
手順
- Linux クライアント システムでログ収集スクリプトの実行権限があることを確認します。コマンドライン ターミナルで次のコマンドを実行します。
sudo chmod +x /usr/bin/vmware-view-log-collector
- ログ収集スクリプトを開始するには、次のコマンドを実行します。
sudo /usr/bin/vmware-view-log-collector
デフォルトでは、このスクリプトは
Horizon Client によって生成された最新のログ ファイルを検出し、
horizon-log.tar.gz というパッケージ ファイルにまとめます。このファイルは、スクリプトを実行したフォルダに作成されます。
パッケージ ファイルの名前と場所をカスタマイズするには、次の例のいずれかに類似したコマンドを実行します。
sudo /usr/bin/vmware-view-log-collector abc.tar.gz
sudo /usr/bin/vmware-view-log-collector /home/user/Downloads/abc.tar.gz
- 最初の例では、スクリプトを実行したフォルダの abc.tar.gz というパッケージ ファイルにクライアント ログをまとめます。
- 2 番目の例では、/home/user/Downloads/ フォルダの abc.tar.gz というパッケージ ファイルにクライアント ログをまとめます。