管理者は、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションの内部でクリックした URL リンクをローカル クライアント システムのデフォルト ブラウザで開くように設定できます。URL のリンク先は、Web ページ、電話番号、メール アドレスなどである場合があります。この機能は、URL コンテンツ リダイレクトと呼ばれます。

また、管理者は、ローカル クライアント システムのブラウザやアプリケーション内でクリックした URL リンクをリモート デスクトップや公開で開くように設定することもできます。Horizon Client が開いていない場合、URL リンクをクリックすると、ログインが求められます。

管理者は、セキュリティ上の目的で URL コンテンツ リダイレクト機能を設定することもできます。たとえば、職場にいるユーザーがネットワークの外部にある URL にアクセスするリンクをクリックする場合、公開アプリケーションでこのリンクを開くほうが安全な場合があります。管理者は、リンクを開く公開アプリケーションを構成できます。

各企業は独自の URL コンテンツ リダイレクト ポリシーを構成できます。エンド ユーザーとして URL コンテンツ リダイレクト機能が自社でどのように動作しているか確認したい場合は、システム管理者に問い合わせてください。

Firefox での URL コンテンツ リダイレクトの使用

クライアント システムの Firefox ブラウザで URL が最初にリダイレクトされるときに、URL を Horizon Client で開くかどうか確認されます。ユーザーがこのオプションを選択し、Horizon Client でリンクを開くことを常に許可するオプションを記憶して(推奨)、[リンクを開く] をクリックした場合、このプロンプトは再度表示されません。

Chrome での URL コンテンツ リダイレクトの使用

Chrome ブラウザで、VMware Horizon URL コンテンツ リダイレクト ヘルパー拡張機能を有効にするように求められた場合は、拡張機能を有効にするオプションを選択して、Chrome ブラウザで URL コンテンツ リダイレクト機能を使用します。拡張機能を有効にしない場合、Chrome で URL をクリックしてもリダイレクトされません。

拡張機能がインストールされていない場合、管理者は Chrome の拡張機能のページから手動でインストールできます。『Horizon リモート デスクトップの機能と GPO』ドキュメントの「Linux での Chrome 用 VMware Horizon URL コンテンツ リダイレクト ヘルパーのインストールと有効化」を参照してください。

Microsoft Edge (Chromium) での URL コンテンツ リダイレクトの使用

URL コンテンツ リダイレクトに Microsoft Edge (Chromium) ブラウザを使用するには、クライアントにブラウザのヘルパー拡張機能をインストールする必要があります。『Horizon リモート デスクトップの機能と GPO』ドキュメントの「Linux での Microsoft Edge (Chromium) 用 URL コンテンツ リダイレクト ヘルパー拡張機能のインストール」を参照してください。