リモート デスクトップで VMware Integrated Printing 機能の印刷設定を行うことができます。VMware Integrated Printing 機能を使用すると、Windows リモート デスクトップに追加のプリンタ ドライバをインストールすることなく、リモート デスクトップからローカルまたはネットワーク プリンタを使用できます。この機能で使用可能なプリンタごとに、データ圧縮、印刷品質、両面印刷、カラーなどの環境設定を行うことができます。

Horizon Agent 7.12 以降では、 [RDSH エージェントのプリンタ名] グループ ポリシー設定を使用して、公開デスクトップまたは公開アプリケーションにリダイレクトされるクライアント プリンタの命名規則を設定できます。詳細については、 Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成を参照してください。

前提条件

VMware Integrated Printing を使用するには、Horizon 管理者がリモート デスクトップの VMware Integrated Printing 機能を有効にする必要があります。これには、Horizon Agent インストーラで [VMware Integrated Printing] オプションを有効にして、仮想印刷の動作を制御するポリシーを設定する作業も含まれます。Horizon Agent のインストール方法については、『Horizon 7 での仮想デスクトップのセットアップ』または『Horizon 7 での公開されたデスクトップとアプリケーションのセットアップ』ドキュメントを参照してください。ポリシーの設定については、『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』を参照してください。

リモート デスクトップに VMware Integrated Printing 機能がインストールされているかどうかを確認するには、リモート デスクトップのファイル システムに C:\Program Files\Common Files\VMware\Remote Experience\x64\vmware-print-redir-server.exe ファイルと C:\Program Files\Common Files\VMware\Remote Experience\x64\vmware-print-redir-service.exe ファイルが存在することを確認します。

この機能には、Horizon Agent 7.9 以降が必要です。

手順

  1. Windows リモート デスクトップで、[コントロール パネル] > [ハードウェアとサウンド] > [デバイスとプリンタ] の順に移動します。
  2. [デバイスとプリンタ] ウィンドウで仮想プリンタを右クリックし、コンテキスト メニューから [プリンタ プロパティ] を選択します。
    シングル ユーザー仮想マシン デスクトップの場合、仮想プリンタは <printer_name>( vdi) と表示されます。デフォルトでは、公開デスクトップまたは公開アプリケーションで仮想プリンタが <printer_name>(v <session_ID>) と表示されます。
  3. [全般] タブで、[環境設定] をクリックします。
  4. [印刷設定] ダイアログ ボックスで、異なるタブを選択して使用する設定を指定します。
  5. 変更内容を保存するには、[OK] をクリックします。