リモート デスクトップで仮想印刷機能の印刷設定を行うことができます。仮想印刷機能を使用すると、リモート デスクトップに追加のプリンタ ドライバをインストールすることなく、リモート デスクトップからネットワーク プリンタまたはローカル接続のプリンタを使用できます。この機能で使用可能なプリンタごとに、データ圧縮、印刷品質、両面印刷、カラーなどの環境設定を行うことができます。
この機能を使用するには、VMware Blast または PCoIP 表示プロトコルが必要です。
VMware シン クライアントおよびゼロ クライアント パートナーの詳細については、http://www.vmware.com/resources/compatibility/search.php?deviceCategory=vdm の『VMware 互換性ガイド』(英語版)を参照してください。サードパーティ ベンダーから提供されているクライアント ソフトウェアについては、VMware Blast、PCoIP、または FreeRDP 表示プロトコルを使用している必要があります。この機能は rdesktop では動作しません。
ローカル クライアント コンピュータにプリンタを追加すると、Horizon Client がこのプリンタをリモート デスクトップで使用可能なプリンタのリストに追加します。何も構成する必要はありません。管理者権限があれば、仮想印刷コンポーネントと競合することなく、リモート デスクトップにプリンタ ドライバをインストールできます。
- USB リダイレクト機能を使用してリモート デスクトップの仮想 USB ポートに接続する USB プリンタ。
リモート デスクトップで仮想印刷機能を使用するには、リモート デスクトップから USB プリンタを切断する必要があります。
- ファイルに出力するための Windows 機能。
Print(印刷) ダイアログ ボックスで [Print to file(ファイルへ出力)] を選択しても動作しません。ファイルを作成するプリンタ ドライバを使用すると動作します。たとえば、PDF ライターを使用すると PDF ファイルに出力できます。
前提条件
仮想印刷を使用するには、Horizon 管理者がリモート デスクトップの仮想印刷機能を有効にする必要があります。
リモート デスクトップで仮想印刷機能がインストールされているかどうかを確認するには、リモート デスクトップのファイル システムに C:\Program Files\Common Files\ThinPrint フォルダが存在することを確認します。