Horizon Client 2012 for Mac | 2021 年 1 月 7 日

本リリース ノートには、次のトピックが含まれています。

主な特長

Horizon Client for Mac を使えば、Mac から簡単にリモート デスクトップまたは公開アプリケーションにアクセスでき、ローカル エリア ネットワーク (LAN) やワイド エリア ネットワーク (WAN) 上で最高のユーザー エクスペリエンスを実現できます。

  • macOS Mojave (10.14)、macOS Catalina (10.15)、macOS Big Sur (11) のサポート - 64 ビットの Intel ベースの Mac または ARM M1 ベースの Mac(Rosetta 2 エミュレーション)で、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションを操作できます。
  • 比類のない性能 - PCoIP 表示プロトコルと VMware Blast 表示プロトコルの適応能力は、低バンド幅かつ高遅延の接続でも、最高のユーザー エクスペリエンスを提供するために最適化されています。ユーザーがどこにいるかに関わらず、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションは高速で応答性が高くなります。
  • シンプルな接続 - Horizon Client for Mac は、VMware Horizon と緊密に連携し、シンプルなセットアップと接続を実現しています。Horizon Client でショートカットを選択することにより、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションに迅速に再接続します。
  • あらゆる場所でセキュリティを確保 デスクでもオフィスの外でも、ユーザーの場所に関わらずデータは安全に配信されます。拡張証明書確認がクライアントで実行されます。Horizon Client for Mac は、オプションの RADIUS および RSA SecurID 認証もサポートしています。  

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本リリースの新機能

Horizon Client 2012 for Mac の新機能は次のとおりです。
  • リモート デスクトップ機能のログ ファイルの生成
    ログ レベルを設定し、リモート デスクトップ機能用のデータ収集ツール (DCT) のバンドルにログ ファイルを生成できます。「リモート デスクトップの機能とコンポーネントのログの収集」を参照してください。
  • USB 転送リストのカスタマイズ
    デバイス ファミリ、または製品 ID とベンダー ID に基づいて USB デバイスを転送対象から除外するようにフィルタリング ルールを構成できます。「Mac クライアントでの USB リダイレクトの構成」で ExAutoRedirectFamily と ExAutoRedirectVid Pid の説明を参照してください。
  • リハビリテーション法第 508 条を遵守するため、スクリーン リーダーとコントラスト関連の問題がいくつか解決されました。
    リハビリテーション法第 508 条を遵守するため、スクリーンリーダーとコントラストに関するいくつかの問題が修正されています。
  • スリープ モードの機能強化
    リモート セッションに接続している場合、Horizon Client のデフォルトでは、クライアントがスリープ状態にならないように設定されています。2 つのスリープ モード オプションを構成できます。「スリープ モード オプションの構成」を参照してください。
  • マウスのパフォーマンスの向上
    3D アプリケーションを使用しているときのマウスのパフォーマンスを向上させるには、リモートデスクトップで [接続] の [相対マウスを有効にする] で設定を有効にします。「リモート デスクトップでのマウスのパフォーマンスの向上」を参照してください。
  • macOS Big Sur (11) のサポート
    Big Sur (11) システムに Horizon Client for Mac をインストールできます。

利用可能な言語

Horizon Client のユーザー インターフェイスとドキュメントは、英語、日本語、フランス語、ドイツ語、簡体中国語、繁体中国語、韓国語、およびスペイン語で使用可能です。

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ご使用前の注意事項

  • Horizon Client を使用するには、64 ビットの Intel ベースの Mac または ARM M1 ベースの Mac(Rosetta 2 エミュレーション)で macOS Mojave (10.14)、macOS Catalina (10.15)、または macOS Big Sur (11) オペレーティング システムが実行されている必要があります。
  • Horizon Client for Mac は、Horizon 7 バージョン 7.5 以降のリリースの最新のメンテナンス リリースでサポートされます。
  • Horizon Client for Mac をインストールするには、ディスク イメージ ファイルを VMware Horizon Client ダウンロード ページからダウンロードします。システム要件とインストール手順については、VMware Horizon Client for Mac のインストールとセットアップ ガイドを参照してください。

既知の問題

既知の問題には次のトピックが含まれます。

USB リダイレクト
  • PCoIP 表示プロトコルを使用している場合、パスワードで保護されたストレージ デバイス (IronKey USB フラッシュ デバイスなど) を接続すると正しく動作しない場合があります。たとえば、デバイスをリモート デスクトップにリダイレクトした後、パスワードのプロンプトが表示されません。リモート デスクトップには新しいドライブが追加されたと表示され、さらに新しいドライブ文字が表示されますが、デバイスを識別するための対応するラベルは表示されません。

    回避策:デバイスを挿入したときに Horizon Client が自動的に接続するように構成します。[Horizon Client] メニュー バーから、[デスクトップ] > [USB] > [USB デバイスを自動接続] の順に選択します。

  • Mac クライアント システムに接続された Transcend USB 3.0 カード リーダーに SD カードを挿入しても、カードは自動的にマウントされません。SD カードが Mac クライアント システムにマウントされないため、Horizon Client の [接続] - [USB] メニューに表示されず、ユーザーは USB リダイレクト機能を使用してデバイスをリモート デスクトップに接続することができません。

    回避策:Transcend カード リーダーに SD カードを再挿入します。デバイスがリモート デスクトップに接続されたら、再び SD カードを挿入して、ディスク ボリュームがリモート デスクトップに表示されるようにします。

  • USB リダイレクト機能を使用して、Transcend USB 3.0 外部ハード ドライブを Mac クライアント システムからリモート デスクトップに接続する場合、ドライブをリモート デスクトップから切断すると、ドライブにコピーまたは移動するファイルはドライブに表示されません。

    回避策:外部ハード ドライブをリモート デスクトップに再びリダイレクトします。ファイルがドライブに表示されます。

  • Windows リモート デスクトップに接続して USB サービスを起動し、USB ストレージ デバイスをリモート デスクトップにリダイレクトして、リモート デスクトップから切断してリモート デスクトップに再接続しようとすると、USB サービスがリモート デスクトップで利用できなくなるか、リモート デスクトップに再接続できなくなります。Horizon Administrator で、マシンの状態は「エージェント到達不能」になります。

    回避策:エンド ユーザーである場合は、Horizon Client を再起動して再試行します。Horizon 管理者であれば、マシンで Horizon Agent を再起動します。

  • USB の [起動時に自動接続] が有効になっているリモート デスクトップに接続すると、デスクトップ接続が切断される場合があります。

    回避策:なし。

  • USB の [起動時に自動接続] が有効になっているリモート デスクトップに接続して再接続すると、デスクトップに再接続後、一部の USB デバイス が USB メニューに表示されません。

    回避策:USB デバイスを取り出し、再度挿入します。Mac 内蔵デバイスの場合、コンピュータの再起動が必要になることがあります。

  • macOS Mojave (10.14) システムで USB サービスを開始すると、[機能拡張がブロックされました] ダイアログ ボックスが表示されます。

    回避策:[System Extension Block] ダイアログ ボックスで [OK] をクリックして、[システム環境設定] > [セキュリティとプライバシー] の順に移動し、拡張機能の読み込みを許可します。

スマート カード認証
  • macOS 10.14 以降で TokenD ドライバを使用している場合、スマート カードまたはスマートカード リーダーを取り外して再度取り付けると、キーチェーン アクセス アプリケーションが更新されません。Mac クライアントでスマート カードの更新状態を確認できません。このため、macOS 10.14 以降で実装している Horizon Client で次の問題が発生することがあります。

    • スマート カードまたはスマート カード リーダーを取り外して、もう一度取り付けると、スマート カード認証が機能しません。
    • スマート カードまたはスマート カード リーダーを取り外して、もう一度取り付けると、スマート カード リダイレクトが機能しません。
    • Horizon Administrator で スマート カードを取り出すときはユーザー セッションを切断します オプションが機能しません。
    • エージェント マシンで、スマート カード取り外しポリシーが機能しない場合があります。

    回避策:macOS 10.14 以降の場合、CryptoTokenKit ドライバに切り替えます。引き続き TokenD ドライバを使用し、スマート カード認証で問題が発生した場合は、キーチェーン アクセスと Horizon Client アプリケーションの両方を終了し、Horizon Client を再起動してから、キーチェーン アクセスが起動していない状態でスマート カード認証を再度行います。スマート カード リダイレクトに問題がある場合は、Mac クライアント マシンを再起動して Horizon Client を起動し、キーチェーン アクセスが起動していないことを確認した上で、スマート カード認証を再度行います。TokenD ドライバの使用時にスマート カード取り外しポリシーで問題が発生した場合、回避策はありません。

  • Horizon Client のセキュリティ環境設定([VMware Horizon Client] > [環境設定] > [セキュリティ])を [サーバ ID 証明書を検証しない] に設定して、有効なルート署名付き証明書を持つサーバに接続すると、Horizon Client は応答を停止することがあります。

    回避策:スマート カード リーダーを外してから、もう一度取り付けます。

  • SafeNet Authentication Client ミドルウェアがインストールされているときに、IDPrime .Net カードを使用すると、スマート カードのキャッシュ タイプを確認または変更できます。IDPrime .Net カードのキャッシュ タイプが通常のキャッシュのときに、スマート カードの PIN がキャッシュに保存されていると、サーバ認証でクライアントがスマート カードの PIN を確認できない場合があります。

    回避策:IDPrime .Net カードのキャッシュ タイプを「常に確認」に変更します。この設定により、ユーザーがサーバに接続するたびに、クライアントがスマート カードの PIN を確認できるようになります。 

  • macOS Catalina 10.15.4 以降で、物理スマート カードの TokenD サポートが正常に機能しません。

    回避策:代わりに CTK を使用するか、次のオプションを変更して TokenD サポートを有効にします。

    #sudo defaults write /Library/Preferences/com.apple.security.smartcard Legacy -bool true

ディスプレイとキーボード
  • リモート デスクトップまたはアプリケーションに接続していて、Mac 入力ソースが繁体中国語または韓国語の場合、キーボード ショートカット マッピングは動作しません。

    回避策:リモート デスクトップまたはアプリケーションに接続する前に、Mac クライアント システムで入力ソースを英語に切り替えます。すでにリモート デスクトップまたはアプリケーションに接続している場合は、Connection Server インスタンスに再接続して、Mac クライアント システムで入力ソースを英語に切り替えてから、リモート デスクトップまたはアプリケーションに接続します。

  • Retina または 5K 対応モニター搭載の iMac で、PCoIP 表示プロトコルを使用してリモート デスクトップを全画面表示またはウィンドウ モードで起動し、画面サイズが 4K (4096 x 2160) を超えたときに、ディスプレイをフル解像度に変更すると、リモート デスクトップで自動調整が機能しなくなります。

    回避策:なし。この問題は PCoIP の制限が原因で発生します。

  • VMware Blast 表示プロトコルを使用して Windows 10 Creators Update を実行しているリモート デスクトップに接続した場合、2 台のディスプレイでデスクトップが全画面表示に切り替わると、自動調整に失敗します。

    回避策:ウィンドウのサイズを変更すると、自動調整が復旧します。

  • NVIDIA GeForce GT 755M グラフィックス カードを搭載する Mac クライアント システムから、VMware Blast 表示プロトコルを使用してリモート デスクトップに接続すると、デスクトップが応答しなくなります。

    回避策:なし。これはサードパーティの問題です。

  • セッション共同作業機能を使用しているときに、プライマリ セッションでカーソルを拡張モニターに移動すると、プライマリ セッションで共同作業セッションのカーソル移動が表示されません。

    回避策:カーソルをプライマリ モニターに戻します。

  • Retina ディスプレイ搭載の iMac または 5K 対応モニターをフル解像度で使用しているときに、VMware Blast 表示プロトコルを使用してリモート デスクトップを全画面表示またはウィンドウ モードで起動して切断し、PCoIP 表示プロトコルを使用して再接続すると、接続に失敗し、リモート デスクトップが起動しません。

    回避策:この問題は PCoIP の制限が原因で発生します。標準モードに変更し、PCoIP または VMware Blast 表示プロトコルを使用します。

Touch Bar
  • 複数のディスプレイにリモート デスクトップを全画面モードで表示しているときに、外部ディスプレイで [Touch Bar のカスタマイズ] をクリックして [完了] をクリックすると、Touch Bar の「選択ウィンドウを開く」と「起動項目リスト」が機能しません。

    回避策:これはサードパーティの問題です。Apple では、この問題を macOS 10.14 Mojave で解決しています。

  • Windows Server 2016 でホストされている公開アプリケーションを Touch Bar を使用して切り替えると、最前面ウィンドウのフォーカスを失う場合があります。「Command+~」を押す、またはドック アイコンをクリックしてウィンドウを切り替えたときも、この問題が発生することがあります。この問題は、通常、ウィンドウの切り替えを数回行った後で発生します。

    回避策:マウスでウィンドウをクリックして、フォーカスを取り戻します。

その他
  • Mac クライアントに接続中であるかまたは Mac クライアントから切断された Web カメラとオーディオ デバイスにリモート デスクトップ セッション中に変更を加えた場合、それらの変更はリアルタイム オーディオビデオ機能によって検出されません。

    回避策:webcam およびオーディオ デバイスに加えた変更を検出させるには、リモート デスクトップ セッションからいったん切断し、接続し直します。たとえば、リモート デスクトップ セッション中に USB ヘッドセットを Mac クライアント システムに接続し、そのヘッドセットをリモート デスクトップで使用する場合は、リモート デスクトップ セッションから切断し、もう一度接続して、ヘッドセットを使用可能な状態にする必要があります。

  • 管理者が Horizon Console でアプリケーション プールを編集して、すでに関連付けられたアプリケーション プールを持つ別のアプリケーションにパスの指定を変更すると、予期しない結果が生じることがあります。たとえば、元のアプリケーションが新しいアプリケーションではなく、Mac Dock から起動されることがあります。

    回避策:ファーム内の各アプリケーションが 1 つのアプリケーション プールだけに関連付けられていることを確認します。

  • 複数のアプリケーション プールが 1 つのファーム内の同じアプリケーションを指定している場合、選択したアプリケーション プールが Horizon Console で関連パラメータを使用して作成された場合、ユーザーはアプリケーションを Mac Dock から起動できません。ユーザーがアプリケーションを Mac Dock に保存して、保存済みアイテムを開こうとしても、アプリケーションは関連パラメータでの起動に失敗します。

    回避策:ファーム内の各アプリケーションが 1 つのアプリケーション プールだけに関連付けられていることを確認します。

  • 新しい MacBook において Horizon Client を使用しており、かつネットワークへの接続に USB-C ポートを使用している場合、リモート デスクトップから共有フォルダへのコピーおよび貼り付けを行う際にパフォーマンスが悪くなる場合があります。

    回避策:なし。

  • サーバにログインする際、[このパスワードを記憶する] チェックボックスを選択すると、サーバの認証情報を保存するタイムアウト期間(clientCredentialCacheTimeout) がまだ終了していない場合、別のユーザーとして同じサーバにログインできません。Horizon Client は、保存された認証情報を自動的に使用してサーバへのログインを可能にします。

    回避策:セレクタ ウィンドウからサーバを削除し(サーバ アイコンを右クリックして、[削除] メニュー項目を選択)、[サーバの追加] ボタンをクリックして再度サーバを追加します。次に別のユーザーとしてサーバにログインします。

  • MacBook Pro Late 2016 のクライアント システムで、Windows Server 2016 アプリケーションを起動するか、Horizon Client と Windows Server 2016 アプリケーションの間でウィンドウを切り替えると、Windows Server 2016 にホスティングされているリモート アプリケーションの応答が最初の数秒間遅くなります。

    回避策:なし。これはサードパーティの問題です。

  • Horizon Server で事前起動機能が有効になっているリモート アプリケーションに接続し、Horizon Client の再接続動作が「再接続を要求し、アプリケーションを開く」または「再接続を要求せず、自動再接続もしない」に設定されている場合、事前起動のタイムアウト後(デフォルトは 10 分)、再開したアプリケーション セッションが切断されます。

    回避策:Horizon Client の再接続動作を「自動的に再接続し、アプリケーションを開く」に設定します。

  • Moom 3.2.12 (3240) を使用している場合、Office 2016 と 2019 アプリケーションで最大化アイコンではなく、[閉じる] アイコンの上にマウス カーソルを置くと、Moom のユーザー インターフェイスが表示されます。

    回避策:なし。

  • Moom アプリケーションでカスタム コントロールを使用して、Windows Server 2016 または Windows Server 2019 にホストされている公開アプリケーションの移動またはサイズ変更を行うと、最前面ウィンドウのフォーカスを失う場合があります。

    回避策:フォーカスを再度取得するには、アプリケーション ウィンドウのタイトル バーをマウスでクリックします。

  • 外部グラフィック処理ユニット (GPU) を取り外すと、Horizon Client for Mac が応答しなくなります。

    回避策:なし。

  • クライアント システムの Dock から VMware App Volumes アプリケーションを起動できません。

    回避策:Horizon Client からアプリケーションを起動するか、ショートカットを使用します。

  • UWP 公開アプリケーションで Moom ユーザー インターフェイスが機能しません。

    回避策:なし。

  • macOS 11.5.1 および macOS 12 のプレビュー リリースを実行しているクライアント システムでは、ブラウザ以外のアプリケーションでクライアントからエージェントへの URL コンテンツのリダイレクトが機能しません。

    回避策:VMware ナレッジベース (KB) の記事 KB85733 の説明に従って、VMware Horizon URL フィルタを使用して URL を開きます。

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