Horizon Client for Windows は、使い慣れた個人用のデスクトップとアプリケーション環境を提供します。エンド ユーザーは、ローカルの Windows コンピュータに接続された USB デバイスやその他のデバイスへのアクセス、ローカル コンピュータで検出できる任意のプリンタへのドキュメント送信、スマート カード認証、複数のディスプレイ モニターの使用が可能です。
Windows クライアントの機能サポート 特定のゲスト OS とリモート デスクトップ機能には、特定の Horizon Agent バージョンが必要です。エンド ユーザーに提供する機能を計画する際に、この情報を使用してください。
リモート デスクトップ ウィンドウのサイズ変更 リモート デスクトップ ウィンドウの隅をドラッグしてサイズを変更すると、ウィンドウの右下隅に画面解像度がヒントとして表示されます。
モニターおよび画面解像度 リモート デスクトップや公開アプリケーションを複数のモニターに拡張できます。高解像度モニターを使用している場合は、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションを高解像度で表示できます。
USB デバイスの接続に USB リダイレクトを使用する USB リダイレクト機能を使用すると、小型のフラッシュ ドライブなど、ローカルで接続された USB デバイスをリモート デスクトップまたは公開アプリケーションで使用できます。
Web カメラとマイクでリアルタイム オーディオ ビデオ機能を使用 リアルタイム オーディオビデオ機能を使用すれば、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションでローカル クライアント システムの Web カメラまたはマイクを使用できます。リアルタイム オーディオビデオは、標準の会議アプリケーションやブラウザ ベースのビデオ アプリケーションと互換性があります。標準の Web カメラ、オーディオ USB デバイス、アナログ オーディオ入力をサポートします。
リモート デスクトップ セッションの共有 セッション共同作業機能を使用すると、他のユーザーを既存のリモート デスクトップ セッションに招待できます。この方法で共有されているリモート デスクトップ セッションは、共同作業セッションといいます。別のユーザーとセッションを共有するユーザーは、セッション所有者といいます。共有セッションに参加するユーザーはセッション共同作業者といいます。
クライアント ドライブのリダイレクトによるローカル フォルダおよびドライブへのアクセス共有 クライアント ドライブ リダイレクト機能を使用すると、ローカル クライアント システムのフォルダとドライブをリモート デスクトップや公開アプリケーションと共有できます。
公開アプリケーションでローカル ファイルを開く 公開アプリケーションで。ローカル ファイル システムにあるローカル ファイルを直接開くことができます。
テキストとイメージのコピー アンド ペースト デフォルトでは、クライアント システムからリモート デスクトップまたは公開アプリケーションにコピー アンド ペーストを行うことができます。リモート デスクトップや公開アプリケーションからクライアント システムにコピー アンド ペーストを行うこともできます。また、2 つのリモート デスクトップまたは公開アプリケーション間でもコピー アンド ペーストが可能です。ただし、Horizon 管理者がこれらの機能を有効にしている必要があります。
ドラッグ アンド ドロップ ドラッグ アンド ドロップ機能は、Horizon Agent のバージョンと機能の設定によって動作が異なります。
公開アプリケーションの使い方のヒント 公開アプリケーションは、ローカルのクライアント システムにインストールされたアプリケーションと同じように表示され、動作します。公開アプリケーションを使用する場合、次のことに注意してください。
リモート デスクトップまたは公開アプリケーションからの印刷 VMware Integrated Printing 機能を使用すると、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションから、ネットワーク プリンタまたはローカル接続のプリンタで印刷することができます。
URL コンテンツ リダイレクト機能の使用 Horizon 管理者は、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションの内部でクリックした URL リンクをローカル クライアント システムのデフォルト ブラウザで開くように設定できます。URL のリンク先は、Web ページ、電話番号、メール アドレスなどである場合があります。この機能は、URL コンテンツ リダイレクトと呼ばれます。
リモート デスクトップでのマウスのパフォーマンスの向上 3D アプリケーションがリモート デスクトップで使用されている時に VMware Blast 表示プロトコルまたは PCoIP 表示プロトコルを使用する場合、相対マウス機能を有効にするとマウスのパフォーマンスが向上します。
スキャナの使用 スキャナ リダイレクト機能を使用すると、ローカル クライアント システムに接続されているスキャナを使用して、リモート デスクトップおよび公開アプリケーションの情報をスキャンできます。この機能は、USB リダイレクトを使用して達成できるよりも大幅に低いバンド幅でスキャン データをリダイレクトします。
シリアル ポート リダイレクトの使用 シリアル ポート リダイレクトを使用すると、内蔵の RS232 ポートまたは USB シリアル アダプタなどの、ローカルに接続されたシリアル (COM) ポートをリダイレクトできます。プリンタ、バーコード リーダー、およびその他のシリアル デバイスをこれらのポートに接続して、リモート デスクトップで使用できます。
キーボード ショートカット メニュー コマンドおよび共通の操作にキーボード ショートカットを使用できます。
キーボード入力ソース言語の同期 リモート デスクトップに接続すると、クライアント システムのキーボード入力ソース言語がリモート デスクトップで同期されます。
ロック キーの同期の設定 クライアント システムの Num Lock、Scroll Lock、Caps Lock キーの切り替え状態をリモート デスクトップに同期するように Horizon Client を設定するには、Horizon Client で設定を有効にします。デフォルトでは、この設定は無効になっています。