全般設定には、プロキシ オプション、タイムゾーンの転送、マルチメディアのアクセラレーションおよびその他の表示設定が含まれます。
全般設定
次の表では、Horizon Client の設定 ADMX テンプレート ファイルにおける全般設定について説明します。全般設定には、コンピュータの構成とユーザーの構成の両方の設定があります。ユーザーの設定は、対応するコンピュータの設定より優先されます。設定は、グループ ポリシー管理エディタの [VMware Horizon Client の設定] フォルダにあります。
設定 | コンピュータ | ユーザー | 説明 |
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Allow Blast connections to use operating system proxy settings | X | VMware Blast 接続にプロキシ サーバを使用するように設定します。 この設定を有効にすると、VMware Blast はプロキシ サーバ経由で接続できます。 この設定を無効にすると、VMware Blast はプロキシ サーバを使用できません。 この設定を指定しない場合(デフォルト)、ユーザーは Horizon Client ユーザー インターフェイスを使用して VMware Blast 接続でプロキシ サーバを使用できるかどうかを設定できます。VMware Blast オプションの構成を参照してください。 |
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Allow data sharing | X | この設定を有効にすると、Horizon Client ユーザー インターフェイスのデータ共有モードの設定がオンに設定されます。エンド ユーザーはこの設定を変更できません。 この設定を無効にすると、Horizon Client ユーザー インターフェイスのデータ共有モードの設定がオフに設定されます。エンド ユーザーはこの設定を変更できません。 この設定が構成されていない場合(デフォルト)、エンド ユーザーは、Horizon Client ユーザー インターフェイスでデータ共有モードの設定を変更できます。 |
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Allow display scaling | X | X | この設定を有効にすると、すべてのリモート デスクトップと公開アプリケーションでディスプレイのスケーリング機能が有効になります。 この設定を無効にすると、すべてのリモート デスクトップと公開アプリケーションでディスプレイのスケーリング機能が無効になります。 この設定が構成されていない場合(デフォルト設定)、エンド ユーザーは Horizon Client ユーザー インターフェイスでディスプレイのスケーリングを有効または無効にできます。 Horizon Client ユーザー インターフェイスで [ロックしたゲストのサイズ] グループ ポリシー設定を有効にして、ディスプレイのスケーリング設定を非表示にできます。詳細については、クライアント GPO のスクリプト定義設定を参照してください。 |
Always hide the remote floating language (IME) bar for Hosted Apps | X | X | アプリケーション セッションでフロート表示言語バーをオフに強制します。この設定を有効にすると、ローカルで IME 機能が有効かどうかにかかわらず、公開アプリケーション セッションでフローティング言語バーが必ず非表示になります。この設定を無効にすると、ローカルで IME 機能が無効になっている場合にのみ、フロート表示言語バーが表示されます。デフォルトでは、この設定は無効になっています。 |
Always on top | X | Horizon Client ウィンドウを常に最前面のウィンドウにするかどうかを決定します。この設定を有効にすると、全画面表示の Horizon Client ウィンドウが Windows タスクバーによって隠れることがなくなります。デフォルトでは、この設定は無効になっています。 | |
Automatic input focus in a virtual desktop window | X | X | この設定を有効にした場合、ユーザーがリモート デスクトップを前面に移動したときに、Horizon Client が入力をリモート デスクトップに自動的に送信します。つまり、ウィンドウのフレーム内にフォーカスが表示されません。ユーザーはリモート デスクトップのウィンドウ内をクリックしてフォーカスを移動する必要はありません。 |
Automatically install shortcuts when configured on the Horizon server | X | Connection Server インスタンスに公開アプリケーションおよびリモート デスクトップのショートカットが設定されている場合、この設定は、ユーザーがサーバに接続したときにクライアント マシンにショートカットがインストールされるかどうかを指定します。また、インストールの方法も指定します。 この設定を有効にすると、クライアント マシンにショートカットがインストールされます。ショートカットのインストールを確認するプロンプトは表示されません。 この設定を無効にすると、クライアント マシンにショートカットがインストールされません。ショートカットのインストールを確認するプロンプトは表示されません。 デフォルトでは、ショートカットはインストールされます。 |
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Automatically synchronize the keypad, scroll and caps lock keys | X | この設定を有効にすると、Num Lock、Scroll Lock、Caps Lock キーの切り替え状態がクライアント デバイスからリモート デスクトップに同期されます。Horizon Client で、[キーパッド、スクロール、Caps Lock キーを自動的に同期する] チェック ボックスが選択され、この設定は淡色表示になります。 この設定を無効にすると、リモート デスクトップからクライアント デバイスにロック キーの切り替え状態が同期されます。Horizon Client で、[キーパッド、スクロール、Caps Lock キーを自動的に同期する] チェック ボックスの選択が解除され、この設定は淡色表示になります。 この設定を有効または無効にすると、ユーザーは、Horizon Client で [キーパッド、スクロール、Caps Lock キーを自動的に同期する] の設定を変更できません。 この設定が指定されていない場合、ユーザーは、Horizon Client で [キーパッド、スクロール、Caps Lock キーを自動的に同期する] を設定して、リモート デスクトップのロック キーの同期を有効または無効にできます。ロック キーの同期の設定を参照してください。 デフォルトでは、この設定は構成されていません。 |
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Block multiple Horizon Client instances per Windows session | X | Windows セッションで、複数の Horizon Client インスタンスを起動できないようにします。 この設定うぃ有効にすると、Horizon Client は単一インスタンス モードで動作するため、Windows セッションでは複数の Horizon Client インスタンスを起動できなくなります。 この設定を無効にすると、Windows セッションで複数の Horizon Client インスタンスを起動できるようになります。デフォルトでは、この設定は無効になっています。 |
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Configure maximum latency for mouse coalescing | X | マウスの移動イベントを一体化する際に許容される最大遅延時間をミリ秒単位で設定します。有効な値は 0 ~ 50 です。値に 0 を指定すると、この機能は無効になります。 マウス移動イベントを一体化すると、クライアントとエージェントの間の帯域幅の使用量が少なくなりますが、マウスの動きが少し遅れる可能性があります。 デフォルトでは、この設定は無効になっています。 |
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Custom error screen footer | X | Horizon Client のすべてのエラー メッセージの下部にカスタム ヘルプ テキストを追加できます。ヘルプ テキストは、ローカル クライアント システムのプレーン テキスト ファイル (.txt ) に指定する必要があります。テキスト ファイルは 2,048 文字以下にする必要があります(制御文字を含む)。ANSI と Unicode の両方のエンコーディングがサポートされています。 この設定を有効にする場合は、カスタム ヘルプ テキストを含むファイルのフル パスをテキスト ボックスに指定します(例: C:\myDocs\errorFooter.txt)。 デフォルトでは、この設定は無効になっています。 |
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Default value of the "Hide the selector after launching an item" check box | X | X | [アイテムの起動後にセレクタを非表示] チェック ボックスをデフォルトで選択するかどうかを設定します。デフォルトでは、この設定は無効になっています。 |
Disable desktop disconnect messages | X | X | 通常、リモート デスクトップの切断時に表示されるメッセージを無効にするかどうかを指定します。これらのメッセージはデフォルトで表示されます。 |
Disable sharing files and folders | X | クライアント ドライブのリダイレクト機能を Horizon Client で使用できるようにするかどうかを指定します。 この設定を有効にすると、公開アプリケーションでローカル ファイルを開く機能を含め、Horizon Client のクライアント ドライブ リダイレクト機能がすべて無効になります。また、次の要素が Horizon Client のユーザー インターフェイスに表示されなくなります。
この設定を無効にすると、クライアント ドライブのリダイレクト機能が完全に機能します。デフォルトでは、この設定は無効になっています。 |
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Disable time zone forwarding | X | リモート デスクトップおよび接続されたクライアント間のタイム ゾーンの同期を無効にするかどうかを指定します。 | |
Disable toast notifications | X | X | Horizon Client からのトースト通知を無効にするかどうかを決定します。 画面の端にトースト通知を表示しないようにするには、この設定を有効にします。
注: この設定を有効にすると、セッション タイムアウト機能がアクティブになったときに 5 分間の警告がユーザーに表示されません。
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Disallow passing through client information in a nested session | X | Horizon Client で、クライアント情報がネストされたセッションを通過しないようにするかを指定します。有効にした場合は、Horizon Client がリモート セッションの内部で実行されていれば、仮想マシンのデバイス情報ではなく実際の物理クライアント情報を送信します。この設定は、クライアント情報(デバイス名とドメイン、クライアント タイプ、IP アドレス、および MAC アドレス)に適用されます。この設定はデフォルトで無効になっており、クライアント情報がネストされたセッションを通過することを許可します。 | |
Display modifier function key | X | X | ユーザーが使用できるスイッチ修飾子とファンクション キーの組み合わせを指定します。ユーザーがこのキーの組み合わせを押すと、PCoIP または VMware Blast リモート デスクトップ セッションで入力が有効になったときに、クライアント コンピュータの表示設定が変更されます。 この設定が構成されていない場合(デフォルト)、エンド ユーザーは、マウスを使用してリモート デスクトップを解放し、Windows ロゴ キー + P を押してプレゼンテーションの表示モードを選択する必要があります。 この設定は、公開アプリケーションのセッションに適用されません。 |
Disable opening local files in hosted applications | X | ホスト型アプリケーションがサポートするファイル拡張子のローカル ハンドラを Horizon Client が登録するかどうかを指定します。 この設定を有効にすると、Horizon Client は、ファイル拡張子ハンドラを登録せず、ユーザーが設定をオーバーライドすることを許可しません。 この設定を無効にすると、Horizon Client はファイル拡張子ハンドラを常に登録します。デフォルトでは、ファイル拡張子ハンドラは登録されますが、ユーザーは、[設定] ダイアログ ボックスの [共有] パネルにある [ローカル ファイル システムからリモート アプリケーションを使用してローカル ファイルを開く機能を有効にする] 設定を使用して、Horizon Client ユーザー インターフェイスでこの機能を無効にできます。詳細については、クライアント ドライブのリダイレクトによるローカル フォルダおよびドライブへのアクセス共有を参照してください。 デフォルトでは、この設定は無効になっています。 |
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Don't check monitor alignment on spanning | X | デフォルトでは、画面を組み合わせたときに正確な長方形にならない場合、クライアント デスクトップは複数のモニターをスパンしません。この設定を有効にすると、デフォルトが上書きされます。デフォルトでは、この設定は無効になっています。 | |
Enable multi-media acceleration | X | クライアントでマルチメディア リダイレクト(MMR)を有効にするかどうかを指定します。 Horizon Client のビデオ ディスプレイ ハードウェアでオーバーレイがサポートされていない場合は、MMR が正しく機能しません。 |
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Enable relative mouse | X | X | PCoIP 表示プロトコルを使用する場合に、相対マウスを有効にします。相対マウスモードにより、特定のグラフィックス アプリケーションやゲームでマウスの動作が改善されます。リモート デスクトップで相対マウスがサポートされていない場合、この設定は使用されません。デフォルトでは、この設定は無効になっています。 |
Enable the shade | X | Horizon Client ウィンドウの最上部にあるシェード メニュー バーを表示するかどうかを指定します。デフォルトでは、この設定は有効になっています。
注: キオスク モードでは、シェード メニュー バーがデフォルトで無効にされます。
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Enable Horizon Client online update | X | オンライン アップデート機能を有効にします。デフォルトでは、この設定は有効になっています。
注: コマンドラインから
Horizon Client をインストールする場合は、
AUTO_UPDATE_ENABLED プロパティを 0 に設定するとオンライン アップデート機能を無効にできます。詳細については、
Horizon Client のインストール プロパティを参照してください。
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Hide items in application context menu | X | X | この設定を使用すると、デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウで公開アプリケーションを右クリックしたときにコンテキスト メニューに表示しない項目を選択できます。 この設定を有効にすると、次のオプションを設定できます。
デフォルトでは、この設定は無効になっています。 |
Hide items in desktop context menu | X | X | この設定を使用すると、デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウでリモート デスクトップを右クリックしたときにコンテキスト メニューに表示しない項目を選択できます。 この設定を有効にすると、次のオプションを設定できます。
デフォルトでは、この設定は無効になっています。 |
Hide items in desktop toolbar | X | X | この設定を使用すると、リモート デスクトップ ウィンドウのメニュー バーに表示しない項目を選択できます。
この設定を有効にすると、次のオプションを設定できます。
デフォルトでは、この設定は無効になっています。 |
Hide items in system tray menu | X | X | この設定を使用すると、ローカル クライアント システムでシステム トレイの Horizon Client アイコンを右クリックしたときにコンテキスト メニューに表示しない項目を選択できます。 この設定を有効にすると、次のオプションを設定できます。
デフォルトでは、この設定は無効になっています。 |
Hide items in the client toolbar menu | X | X | この設定を使用すると、デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウで上部のツールバーに表示しない項目を選択できます。 この設定を有効にすると、次のオプションを設定できます。
デフォルトでは、この設定は無効になっています。 |
Hotkey combination to grab input focus | X | X | 最後に使用した PCoIP または VMware Blast リモート デスクトップ セッションの入力フォーカスを取得するホット キーの組み合わせを設定します。ホット キーは、1 つまたは 2 つの修飾子キーと 1 つの文字キーで構成されます。 この設定が無効になっているか、使用されていない場合、ユーザーはリモート デスクトップ ウィンドウの内側をクリックしてフォーカスを有効にできます。デフォルトでは、この設定は構成されていません。 |
Hotkey combination to release input focus | X | X | PCoIP または VMware Blast リモート デスクトップ セッションの入力フォーカスを解放するホット キーの組み合わせを設定します。ホット キーは、1 つまたは 2 つの修飾子キーと 1 つのファンクション キーで構成されます。 この設定が無効になっているか、使用されていない場合、ユーザーは Ctrl + Alt を押すか、デスクトップ ウィンドウの外側をクリックしてフォーカスを解放できます。デフォルトでは、この設定は構成されていません。 |
Pin the shade | X | Horizon Client ウィンドウの最上部にあるシェードの固定を有効にして、メニュー バーの自動非表示が行われないようにするかどうかを指定します。シェードが無効になっている場合、この設定の効果はありません。デフォルトでは、この設定は有効になっています。 | |
Save resolution and DPI to server | X | Horizon Client がカスタム ディスプレイの解像度とディスプレイ スケーリングの設定を保存するかどうかを設定します。リモート デスクトップのディスプレイ解像度とディスプレイ スケーリングの設定をカスタマイズする方法については、リモート デスクトップのディスプレイの解像度とスケーリングのカスタマイズを参照してください。 この設定が有効で、ディスプレイの解像度またはスケーリングがリモート デスクトップ用にカスタマイズされている場合、リモート デスクトップへのログインで使用されるクライアント デバイスに関係なく、ユーザーがリモート デスクトップを開くたびにカスタム設定が自動的に適用されます。 デフォルトでは、この設定は無効になっています。 |
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Tunnel proxy bypass address list | X | トンネル アドレスのリストを指定します。これらのアドレスにはプロキシ サーバは使用されません。複数のエントリを区切るにはセミコロン(;)を使用します。 | |
URL for Horizon Client online help | X | Horizon Client がヘルプ ページを取得できる代替 URL を指定します。この設定は、インターネットにアクセスできないためにリモートでホストされているヘルプ システムを取得できない環境で使用するためのものです。 | |
URL for Horizon Client online update | X | Horizon Client がアップデートを取得できる代替 URL を指定します。この設定は、独自のプライベート/個人のアップデート センターを定義する環境で使用するためのものです。有効でない場合、VMware の公式アップデート サーバが使用されます。 |