クリップボードのメモリ サイズは、サーバとクライアントの両方に設定できます。

この機能は、テキストまたはイメージのコピー アンド ペーストを行う場合にのみ適用されます。ファイルやフォルダのコピー アンド ペーストには適用されません。

PCoIP または VMware Blast セッションが確立されると、サーバはクライアントにクリップボード メモリ サイズを送信します。有効なクリップボード メモリ サイズは、サーバとクライアントのクリップボード メモリ サイズの値の小さい方となります。

クライアントのクリップボードのメモリ サイズを設定するには、Windows レジストリの値 HKLM\Software\VMware, Inc.\VMware VDPService\Plugins\MKSVchan\ClientClipboardSize を修正します。値のデータ型は、REG_DWORD です。値は、KB で指定されます。0 を指定する場合、または値を指定しない場合、クライアントのクリップボードのメモリ サイズは、デフォルトで 8192 KB (8 MB) になります。

ネットワークによっては、クリップボードのメモリ サイズを大きくすると、パフォーマンスに悪影響が及ぶ場合があります。クリップボードのメモリ サイズは、16 MB を超える値に設定しないことを推奨します。

コピーおよび貼り付け操作で使用するクリップボードの最大メモリ サイズは 65535 KB です。この制限にはメタデータとフォーマット データが含まれているため、実際に使用できるデータ サイズは 65535 KB より若干小さくなります。大量のデータを転送するには、クライアント ドライブ リダイレクト機能を使用します。