デフォルトでは、クライアント システムからリモート デスクトップまたは公開アプリケーションにファイルとフォルダのコピー アンド ペーストを行うことができます。これらの機能を Horizon 管理者が有効にしている場合は、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションからファイルとフォルダをコピーして、クライアント システムに貼り付けることもできます。

たとえば、クライアント システムにファイルをコピーするには、ファイルを選択して Ctrl + C キーを押します。リモート デスクトップにファイルを貼り付けるには、リモート デスクトップで Ctrl + V キーを押します。

この機能を使用するには、エージェント マシンに Horizon Agent 2012 以降が必要です。

この機能を使用するには、エージェント マシンにクライアント ドライブ リダイレクト機能がインストールされている必要があります。詳細については、Horizon での仮想デスクトップのセットアップまたはHorizon での公開されたデスクトップとアプリケーションのセットアップを参照してください。

この機能を無効にするには、エージェント マシンの [クリップボード リダイレクトの形式を設定] グループ ポリシー設定で、[受信するクリップボード データからファイルとフォルダを除外][送信するクリップボード データからファイルとフォルダを除外] の設定を有効にします。この機能を制御するエージェント グループ ポリシー設定の詳細については、Horizon でのリモート デスクトップ機能の構成を参照してください。

この機能には次の制限があります。

  • 複数のファイルのコピー アンド ペーストは、デスクトップや最近アクセスしたファイルのリストなど、一部の特別なフォルダで機能しない場合があります。これらのフォルダには、親フォルダの異なるファイルまたはフォルダが存在している可能性があるためです。この機能では、同じ親フォルダ内のファイルとフォルダのみをコピーして貼り付けます。
  • WordPad や PowerPoint など、特定のアプリケーションで動作しない場合があります。