英語以外のキーボードとロケールを使用している場合、ローカル クライアント システムにインストールされている IME (Input Method Editor) を使用して、英語以外の文字をリモート デスクトップに送信できます。
ローカル クライアント システムの通知領域(システム トレイ)のアイコンやホット キーを使用して、別の IME に切り替えることもできます。リモート デスクトップに IME をインストールする必要はありません。
この機能を有効にすると、ローカル IME が使用されます。リモート デスクトップに IME がインストールされ、設定されている場合、そのリモート IME は無視されます。
デフォルトでは、この機能は無効になっています。
前提条件
- クライアント システムに 1 つ以上の IME がインストールされていることを確認します。
- ローカル クライアント システムの入力言語が IME で使用している言語と一致することを確認します。
手順
- Horizon Client を起動し、サーバに接続します。
- リモート デスクトップの [設定] ダイアログ ボックスを開きます。
- デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウの右上隅にある [設定](歯車)アイコンをクリックし、左側のペインでリモート デスクトップを選択します。
- デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウでリモート デスクトップを右クリックし、[設定] を選択します。
- [このデスクトップにローカル IME を拡張] を選択します。
- リモート デスクトップを起動します。ローカルにインストールされたアプリケーションで使用できる場合は、ローカル IME を使用します。
結果
リモート デスクトップで新しい VMware IME が自動的に有効になり、ローカル クライアント システムとリモート デスクトップ間の各方向で IME 変換ステータスが同期されます。
ローカル クライアント システムの通知領域(システム トレイ)に言語の指定と IME のアイコンが表示されます。ホット キーを使用して別の言語または IME に切り替えることができます。テキストを切り取るための Ctrl+X キーや別のタブに移動するための Alt+ 右矢印キーなど、特定の操作を実行するキーの組み合わせが正しく機能します。
注: Windows 8.x システムでは、
の順に移動すると表示される、
[テキスト サービスと入力言語] ダイアログ ボックスを使用して、IME のホット キーを指定できます。