英語以外のキーボードとロケールを使用している場合、ローカル クライアント システムにインストールされている IME (Input Method Editor) を使用して、英語以外の文字を公開アプリケーションに送信できます。

ローカル クライアント システムの通知領域(システム トレイ)のアイコンやホット キーを使用して、別の IME に切り替えることもできます。公開アプリケーションをホストするサーバに IME をインストールする必要はありません。

この機能を有効にすると、ローカル IME が使用されます。公開アプリケーションをホストするサーバに IME がインストールされ、設定されている場合、そのリモート IME は無視されます。

デフォルトでは、この機能は無効になっています。この機能を有効または無効にした場合、サーバから切断して再度ログインしないと、変更が適用されません。

前提条件

  • クライアント システムに 1 つ以上の IME がインストールされていることを確認します。
  • ローカル クライアント システムの入力言語が IME で使用している言語と一致することを確認します。

手順

  1. Horizon Client を起動し、サーバに接続します。
  2. デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウで、公開アプリケーションを右クリックして [設定] を選択します。
  3. [アプリケーション] ペインで、[ローカル IME をホスト型アプリケーションに拡張する] オプションをオンに切り替えます。
  4. セッションを再起動します。
    オプション アクション
    サーバからログオフ サーバから切断して再度ログインし、公開アプリケーションに再接続します。切断されても閉じられていない公開アプリケーションとリモート デスクトップを再開できます。
    アプリケーションをリセット

    公開アプリケーションを右クリックし、[設定] を選択して [リセット] をクリックします。このオプションを使用すると、開いているリモート デスクトップは切断されませんが、すべての公開アプリケーションは閉じられ、再起動が必要になります。

    この設定を有効にするには、セッションを再起動する必要があります。この設定は、サーバ上のすべての公開アプリケーションに適用されます。
  5. ローカルにインストールされたアプリケーションで使用できる場合は、ローカル IME を使用します。

結果

ローカル クライアント システムの通知領域(システム トレイ)に言語の指定と IME のアイコンが表示されます。ホット キーを使用して別の言語または IME に切り替えることができます。テキストを切り取るための Ctrl+X キーや別のタブに移動するための Alt+ 右矢印キーなど、特定の操作を実行するキーの組み合わせが正しく機能します。

注: Windows 8.x システムでは、 [コントロール パネル] > [地域と言語] > [キーボードと言語タブ] > [キーボードの変更ボタン] > [テキスト サービスと入力言語] > [詳細なキー設定タブ] の順に移動すると表示される、 [テキスト サービスと入力言語] ダイアログ ボックスを使用して、IME のホット キーを指定できます。