このトピックでは、クライアント システムの位置情報を共有する方法について説明します。
リモート デスクトップまたは公開アプリケーションに接続するときに、位置情報リダイレクト機能または Microsoft Teams の最適化機能を使用して、クライアント システムの位置情報を共有できます。位置情報リダイレクトでは、この機能を有効にする必要があります。Microsoft Teams の最適化機能では、位置情報の共有 (E911) がデフォルトで有効になっています。クライアント システムの情報を共有するだけでなく、Horizon Client の設定も構成する必要があります。
前提条件
位置情報リダイレクト機能を使用する場合、Horizon 管理者は、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションに位置情報リダイレクト機能を構成する必要があります。このタスクは、次の手順で行います。
- Horizon Agent をインストールするときに、位置情報リダイレクト機能を有効にします。
- 位置情報リダイレクト機能を構成するグループ ポリシーを設定します。
- VMware Horizon 位置情報リダイレクト IE プラグインを有効にします。
Microsoft Teams の最適化機能を使用するには、この機能を有効にする必要があります。Microsoft Teams の最適化機能を有効にすると、E911(位置情報の共有)も有効になります。詳しい要件については、Microsoft Teams の E911 サービスの構成を参照してください。
手順
- Horizon Client を使用してサーバに接続し、[設定] を開きます。
- デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウの右上隅で、[設定](歯車のアイコン)をクリックします。
- デスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウでリモート デスクトップまたは公開デスクトップを右クリックして、[設定] を選択します。
- 位置情報を設定し、[戻る] ([<]) をクリックします。
オプション アクション クライアント システムの位置情報をリモート デスクトップまたは公開アプリケーションと共有する [位置情報を共有] をオンに切り替えます。 リモート デスクトップまたは公開アプリケーションへの接続時に [位置情報] ダイアログ ボックスを表示しない [デスクトップやアプリケーションに接続するときにダイアログを表示しない] チェック ボックスをオンにします。[位置情報] ダイアログ ボックスで、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションと位置情報を共有するかどうか確認されます。 このチェック ボックスをオフにすると、リモート デスクトップや公開アプリケーションに最初に接続したときに [位置情報] ダイアログ ボックスが表示されます。たとえば、サーバにログインしてリモート デスクトップに接続すると、[位置情報] ダイアログ ボックスが表示されます。さらに、別のリモート デスクトップまたは公開アプリケーションに接続すると、ダイアログ ボックスは表示されなくなります。もう一度ダイアログ ボックスを表示するには、サーバから切断して再度ログインする必要があります。