セキュリティ上の理由から、Horizon 管理者はタイムアウトを設定し、非アクティブ状態が一定の時間が経過したときにユーザーをサーバからログアウトし、公開アプリケーションをロックすることができます。
デフォルトでは、Horizon Client が特定のサーバに 10 時間以上接続している場合、再度ログインする必要があります。このタイムアウトは、リモート デスクトップと公開アプリケーションの両方の接続に適用されます。公開アプリケーションが自動的にロックされる 30 秒前に警告のプロンプトが表示されます。ユーザーが応答しない場合、公開アプリケーションがロックされます。デフォルトでは、非アクティブな状態が 15 分間続くとタイムアウトになりますが、このタイムアウトは Horizon 管理者側で変更可能です。たとえば、1 つ以上の公開アプリケーションを実行しているときにコンピュータから離れ、1 時間後に戻ってきたときに、公開アプリケーションのウィンドウが開いていないことがあります。代わりに、公開アプリケーションのウィンドウを再表示するために [OK] ボタンをクリックしてサーバ認証を再度行うように求めるダイアログ ボックスが表示されます。
ユーザーが強制的に切断される前に警告が表示されるように構成し、警告が表示されるタイマーを設定できます。ユーザーが強制的に切断されたときに表示されるメッセージも構成できます。
これらのタイムアウトを Horizon Console で設定するには [全般設定] タブをクリックして [編集] をクリックします。
の順に選択し、Horizon Client がサーバに再接続した際の実行中の公開アプリケーションの動作を設定できます。
[管理者用] - 再接続時における公開アプリケーションの Horizon Client での動作の設定をコマンド ラインやグループ ポリシー設定で無効にできます。グループ ポリシーの設定は、コマンドラインの設定よりも優先されます。詳細については、コマンド ラインからの Horizon Client のインストールの -appSessionReconnectionBehavior オプションまたはグループ ポリシーによる Horizon Client の設定の [切断されたアプリケーション セッションを再開するときの動作] グループ ポリシーを参照してください。
- Horizon Client のデスクトップとアプリケーションの選択ウィンドウで、公開アプリケーションを右クリックして [設定] を選択します。
- [アプリケーション] ペインで、再接続時におけるアプリケーションの動作の設定を選択します。
オプション 説明 再接続を要求し、公開アプリケーションを開く Horizon Client は、サーバに再接続するときに、1 つまたは複数の公開アプリケーションが実行されていることを通知します。[アプリケーションに再接続] をクリックして、公開アプリケーションのウィンドウを再度開くか、[今はしない] をクリックして、公開アプリケーションのウィンドウを再度開かないようにすることができます。 自動的に再接続し、公開アプリケーションを開く サーバに再接続すると、実行中の公開アプリケーションのウィンドウが自動的に開きます。 再接続も自動再接続も要求しない Horizon Client は、実行中の公開アプリケーションを再度開くように求めるよう画面を表示せず、実行中の公開アプリケーションのウィンドウはサーバに再接続しても、再度開きません。 変更は、Horizon Client が次にサーバに接続したときに有効になります。