管理者がクリップボード監査機能を有効にすると、Horizon Agent は、コピーアンドペースト アクティビティに関する情報をエージェント マシンのイベント ログに記録します。デフォルトでは、クリップボード監査機能は無効になっています。
この機能は、テキストまたはイメージのコピー アンド ペーストを行う場合にのみ適用されます。ファイルやフォルダのコピー アンド ペーストには適用されません。
クリップボード監査機能を有効にするには、[クリップボード監査の設定] グループ ポリシー設定を使用する必要があります。
クリップボード監査機能がクライアント マシンからエージェント マシンにコピーされたデータの情報のみを記録するのか、エージェント マシンからクライアント マシンにコピーされたデータの情報のみを記録するのか、あるいはその両方を記録するのかを設定できます。
オプションで、[クライアントが監査をサポートしていないときに、クライアント側へのクリップボードのリダイレクトをブロックするかどうかを設定します] グループ ポリシー設定を使用して、クリップボード監査機能をサポートしていないクライアントでクリップボード リダイレクトをブロックするかどうか指定できます。
クリップボード リダイレクトのグループ ポリシー設定の詳細については、『Horizon リモート デスクトップの機能と GPO』ドキュメントを参照してください。
コピーアンドペースト アクティビティの情報が記録されるイベント ログの名前は VMware Horizon RX Audit です。エージェント マシンでイベント ログを表示するには、Windows イベント ビューアを使用します。イベント ログを一元的に表示するには、VMware Log Insight または Windows Event Collector を設定します。Log Insight の詳細については、https://docs.vmware.com/jp/vRealize-Log-Insight/index.html を参照してください。Windows Event Collector の詳細については、Microsoft のドキュメントを参照してください。