Horizon 管理者がリアルタイム オーディオビデオ機能を構成している場合、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションで組み込みの Web カメラまたはクライアント コンピュータに接続している Web カメラを使用できます。Skype、Webex、または Google ハングアウトなどの会議アプリケーションで Web カメラを使用できます。

Skype、Webex、または Google ハングアウトなどのアプリケーションをリモート デスクトップで設定するときに、アプリケーションのメニューから入力および出力デバイスを選択できます。

Horizon Agent 7.9 以前がインストールされている仮想デスクトップと公開アプリケーションの場合、リアルタイム オーディオビデオでリダイレクトできる Web カメラは 1 台だけです。この Web カメラの名前は VMware 仮想 Web カメラになります。

仮想デスクトップに Horizon Agent 7.10 以降がインストールされている場合、リアルタイム オーディオビデオ機能は複数の Web カメラをリダイレクトできます。リダイレクトされる Web カメラの名前は、C670i FHD Webcam (VDI) のように、実際のデバイス名の後に (VDI) が追加されます。

Horizon Agent 2206 以前がインストールされている公開アプリケーションの場合、リモート セッションでリダイレクトされた Web カメラの名前は常に VMware 仮想 Web カメラになります。

Horizon Agent 2209 以降がインストールされている仮想デスクトップと公開アプリケーションの場合、リアルタイム オーディオビデオで複数の Web カメラをリダイレクトできます。リダイレクトされた Web カメラの名前は、実際のデバイスの名前になります。

多くのアプリケーションでは、入力デバイスを選択する必要はありません。

クライアント コンピュータが Web カメラを使用している場合、リモート セッションでは同時に使用できません。また、リモート セッションで Web カメラを使用している場合、クライアント コンピュータで同時に使用できません。

重要: USB Web カメラを使用している場合は、 Horizon Client[USB デバイスを接続] メニューから接続しないでください。この操作を行うと、USB リダイレクトでデバイスがルーティングされるため、パフォーマンスが低下してビデオ チャットが困難になります。

クライアント コンピュータに複数の Web カメラが接続している場合は、公開デスクトップと公開アプリケーションのリモート セッションで優先的に使用される Web カメラを設定する必要があります。仮想デスクトップの場合、複数の Web カメラは使用できません。

詳細については、『Windows クライアント システムでの優先する Web カメラまたはマイクロフォンの選択』を参照してください。