リモート デスクトップで VMware Integrated Printing 機能の印刷設定を行うことができます。VMware Integrated Printing 機能を使用すると、Windows リモート デスクトップに追加のプリンタ ドライバをインストールすることなく、リモート デスクトップからローカルまたはネットワーク プリンタを使用できます。リモート セッションで使用する優先プリンタを Horizon Client for Windows で選択することもできます。この機能で使用可能なプリンタごとに、データ圧縮、印刷品質、両面印刷、カラーなどの環境設定を行うことができます。
シングル ユーザー仮想マシン デスクトップの場合、仮想プリンタはデフォルトで <printer_name>(vdi) と表示されます。公開デスクトップまたは公開アプリケーションの場合、仮想プリンタはデフォルトで <printer_name>(v<session_ID>) と表示されます。
管理者はグループ ポリシーを使用して、リダイレクトされるクライアント プリンタの命名規則を変更できます。詳細については、ご使用の Horizon Agent バージョンの『Horizon リモート デスクトップの機能と GPO』ドキュメントを参照してください。
Horizon 管理者は、Windows レジストリを使用して、Horizon Client のデフォルトの VMware Integrated Printing の設定を構成できます。「Windows レジストリを使用した Horizon Windows Client の構成」を参照してください。
前提条件
VMware Integrated Printing を使用するには、管理者がリモート デスクトップの VMware Integrated Printing 機能をインストールする必要があります。このタスクでは、Horizon Agent インストーラで [VMware Integrated Printing] オプションを有効にします。Horizon Agent のインストール方法については、『Horizon 8 での Windows デスクトップとアプリケーション』ドキュメントを参照してください。VMware Integrated Printing 機能の構成については、『Horizon リモート デスクトップの機能と GPO』ドキュメントを参照してください。
リモート デスクトップに VMware Integrated Printing 機能がインストールされているかどうかを確認するには、リモート デスクトップのファイル システムに C:\Program Files\Common Files\VMware\Remote Experience\x64\vmware-print-redir-server.exe ファイルと C:\Program Files\Common Files\VMware\Remote Experience\x64\vmware-print-redir-service.exe ファイルが存在することを確認します。
手順
- Windows リモート デスクトップで、 の順に移動します。
- [デバイスとプリンタ] ウィンドウで仮想プリンタを右クリックし、コンテキスト メニューから [プリンタ プロパティ] を選択します。
- [全般] タブで、[環境設定] をクリックします。
- [印刷設定] ダイアログ ボックスで、異なるタブを選択して使用する設定を指定します。
- 変更内容を保存するには、[OK] をクリックします。