シリアル ポート リダイレクト機能を使用すると、エンド ユーザーは、内蔵の RS232 ポートまたは USB シリアル アダプタなど、ローカルに接続されたシリアル (COM) ポートをリモート デスクトップと公開アプリケーションにリダイレクトできます。シリアル ポート リダイレクトをサポートするには、VMware Horizon 環境が特定のソフトウェアおよびハードウェア要件を満たす必要があります。
仮想デスクトップ
シリアル ポート リダイレクトのセットアップ オプションを選択して Horizon Agent をインストールする必要があります。デフォルトではこの設定オプションは選択解除されています。
次のオペレーティング システムが仮想デスクトップでサポートされます。
- 64 ビット Windows 7
- 64 ビット Windows 8.x
- 64 ビット Windows 10
- 64 ビット Windows 11
- Windows Server 2008 R2
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2016
- Windows Server 2019
- Windows Server 2022
シリアル ポート デバイス ドライバを仮想デスクトップにインストールする必要はありません。
公開デスクトップと公開アプリケーション
RDS ホストに Horizon Agent がインストールされ、シリアル ポート リダイレクトのセットアップ オプションが選択されている必要があります。デフォルトではこの設定オプションは選択解除されています。
- Windows Server 2008 R2
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2016
- Windows Server 2019
- Windows Server 2022
RDS ホストにシリアル ポート デバイス ドライバがインストールされている必要はありません。
Windows Client 5.1/HZE 7.9 の場合、シリアル ポート リダイレクトは、ネスト モードと非ネスト モードの両方の公開リモート アプリケーションでサポートされます。
Horizon Client コンピュータまたはクライアント アクセス デバイス
シリアル ポート リダイレクトは、Windows 10 クライアント システムでサポートされています。必要なシリアル ポート デバイス ドライバをすべてインストールする必要があり、シリアル ポートが操作可能である必要があります。
表示プロトコル
- PCoIP
- VMware Blast
シリアル ポート リダイレクトの設定については、『Horizon リモート デスクトップの機能と GPO』ドキュメントの「シリアル ポート リダイレクトの設定」を参照してください。シリアル ポート リダイレクトは、RDP デスクトップ セッションでサポートされません。