Horizon Agent 7.7 以降では、Windows クライアント システムとリモート デスクトップまたは公開アプリケーションの間でファイルやフォルダをドラッグ アンド ドロップできます。同時に複数のファイルとフォルダをドラッグ アンド ドロップできます。進行状況バーにドラッグ アンド ドロップ操作のステータスが表示されます。

クライアント システムとリモート デスクトップの間でファイルまたはフォルダをドラッグすると、移動先のシステムのファイル システムにファイルまたはフォルダが表示されます。ファイルをドラッグし、メモ帳などの開いているアプリケーションにドロップすると、アプリケーション内にテキストが表示されます。新しい E メール メッセージをファイルをドラッグすると、ファイルが E メール メッセージに添付されます。

デフォルトでは、クライアント システムからリモート デスクトップまたは公開アプリケーションへのドラッグ アンド ドロップが有効になっています。リモート デスクトップまたは公開アプリケーションからクライアント システムへのドラッグ アンド ドロップは無効になっています。Horizon 管理者は、グループ ポリシー設定を使用して、ドラッグ アンド ドロップの方向を制御できます。

ファイルとフォルダをドラッグ アンド ドロップするには、Horizon ClientHorizon Agent の両方でクライアント ドライブ リダイレクト機能が有効になっている必要があります。Horizon Client でクライアント ドライブ リダイレクトを設定する方法については、ローカル フォルダとドライブの共有を参照してください。Horizon Agent でクライアント ドライブ リダイレクトを有効にするには、Horizon Agent のインストール時に [クライアント ドライブ リダイレクト] オプションを選択します。ドラッグ アンド ドロップ機能の設定方法と要件については、使用している Horizon 7 バージョンの『Horizon 7 でのリモート デスクトップ機能の構成』を参照してください。