リモート デスクトップのウィンドウ サイズ、ログイン ユーザー名、ログイン ドメイン名など、コマンド ラインから Horizon Client を実行する場合と同じ設定をグループ ポリシーに設定できます。
次の表では、VMware Horizon Client の設定 ADMX テンプレート ファイルにおけるスクリプト定義設定について説明します。このテンプレート ファイルには、各スクリプト定義の設定についてコンピュータ構成のバージョンとユーザー設定のバージョンが用意されています。ユーザーの設定は、対応するコンピュータの設定より優先されます。設定を確認するには、グループ ポリシー管理エディタで フォルダの順に移動します。
設定 | 説明 |
---|---|
Automatically connect if only one launch item is entitled | 使用資格のあるリモート デスクトップが 1 つしかない場合は、そのリモートにユーザーを接続します。この設定により、リモート デスクトップを 1 台だけ含んだリストからリモート デスクトップを選択する必要がなくなります。 |
Connect all USB devices to the desktop or remote application on launch | リモート デスクトップまたは公開アプリケーションの起動時に、クライアント システムのすべての USB デバイスを、リモート デスクトップまたは公開アプリケーションに接続するかどうかを指定します。 |
Connect USB devices to the desktop or remote application when they are plugged in | USB デバイスがクライアント システムに差し込まれた場合、その USB デバイスをリモート デスクトップまたは公開アプリケーションに接続するかどうかを指定します。 |
DesktopLayout | ユーザーがリモート デスクトップにログインするときに表示される Horizon Client ウィンドウのレイアウトを指定します。次から選択できます。
この設定は、DesktopName to select setting 設定も設定されている場合にのみ利用可能です。 |
DesktopName to select | Horizon Client がログイン時に使用するデフォルトのリモート デスクトップを指定します。 |
Disable 3rd-party Terminal Services plugins | 標準 RDP プラグインとしてインストールされているサードパーティ製ターミナル サービス プラグインを Horizon Client でチェックするかどうかを指定します。この設定を構成しない場合、サードパーティ製プラグインは Horizon Client によってデフォルトでチェックされます。この設定は、USB リダイレクトなどの Horizon 固有のプラグインには適用されません。 |
Locked Guest Size | 1 台のモニターでディスプレイを使用している場合は、リモート デスクトップの画面解像度を指定します。リモート デスクトップのディスプレイを [すべてのモニター] に設定している場合、この設定は機能しません。 この設定を有効にすると、リモート デスクトップの自動調整機能が無効になります。最小画面サイズは 640x480 です。最大画面サイズは 4096x4096 です。この設定は、PCoIP 接続にのみ適用されます。
重要: ベスト プラクティスとして、解像度はリモート デスクトップでサポートされている最大解像度より高い解像度に設定しないでください。最大解像度は、
Horizon Console で次のように設定されています。
実際には、クライアント側のこの設定で、リモート デスクトップで指定可能な値より高い解像度、リモート デスクトップの所定のオペレーティング システム バージョン、vRAM の量、および色深度が設定されている場合は無視されます。たとえば、Horizon Console でリモート デスクトップの解像度が 1920x1200 に設定されている場合、リモート デスクトップの機能によっては、クライアントに表示される解像度が 1920x1200 より高くならない場合があります。 |
Logon DomainName | Horizon Client がログイン時に使用する NetBIOS ドメインを指定します。 |
Logon Password | Horizon Client がログイン時に使用するパスワードを指定します。このパスワードは、Active Directory によってテキスト形式で格納されます。セキュリティ向上のため、この設定を指定しないでください。ユーザーはパスワードをインタラクティブに入力できます。 |
Logon UserName | Horizon Client がログイン時に使用するパスワードを指定します。このパスワードは、Active Directory によってテキスト形式で格納されます。 |
Server URL | Horizon Client がログイン時に使用する URL(https://view1.example.com など)を指定します。 |
Suppress error messages (when fully scripted only) | ログイン時に Horizon Client によるエラー メッセージを非表示にするかどうかを指定します。 この設定は、ログイン プロセスが完全にスクリプト化されている場合、たとえば、必須のログイン情報がすべてグループ ポリシーによって事前に設定されている場合にのみ適用されます。 不正なログイン情報のためログインに失敗した場合は、ユーザーに通知されず、Horizon Client のプロセスが終了します。 |
Disconnected application session resumption behavior | ユーザーがサーバに再接続したときの公開アプリケーションの動作方法を決定します。次から選択できます。
この設定を有効にすると、エンド ユーザーは Horizon Client で再接続時における公開アプリケーションの動作を設定できません。 この設定を無効にすると、エンド ユーザーは Horizon Client で再接続時における公開アプリケーションの動作を設定できます。デフォルトでは、この設定は無効になっています。 |
Enable Unauthenticated Access to the server | Horizon Client を使用している場合、アプリケーションにアクセスするときに認証情報の入力をユーザーに求めるかどうかを決定します。 この設定が有効な場合、[認証されていないアクセスを使用して匿名ログイン] 設定が Horizon Client に表示され、無効になり、選択されます。非認証アクセスが使用できない場合、クライアントは別の認証方法に戻って選択する場合があります。 この設定を無効にすると、ユーザーが公開アプリケーションにログインしてアクセスするときには必ず認証情報を入力するように要求されます。Horizon Client で、[認証されていないアクセスを使用して匿名ログイン] 設定は表示されず選択解除されます。 デフォルトでは、ユーザーは Horizon Client での非認証アクセスを有効にできます。[認証されていないアクセスを使用して匿名ログイン] 設定が表示され、有効にされて、選択解除されます。 |
Account to use for Unauthenticated Access | Enable Unauthenticated Access to the server グループ ポリシー設定が有効な場合、また、ユーザーが Horizon Client で [認証されていないアクセスを使用して匿名ログイン] を選択して非認証アクセスを有効にしている場合、Horizon Client がサーバに匿名でログインするときに使用する非認証アクセス ユーザー アカウントを指定します。 サーバへの特定の接続で非認証アクセスが使用されない場合、この設定は無視されます。デフォルトでは、ユーザーはアカウントを選択できます。 |
Use existing client instance when connect to same server | ユーザーがすでに同じサーバに接続している場合に、既存の Horizon Client インスタンスへの接続を追加するかどうかを指定します。 未構成の場合、この設定はデフォルトで無効になります。 |