このセクションでは、Workspace ONE UEM で構成できる Horizon Client for iOS のカスタム設定について説明します。

  1. [構成キー] テキスト ボックスに「settings」と入力します。
  2. [値の種類] ドロップダウン メニューで、[文字列] を選択します。
  3. [構成値] テキスト ボックスに、適切なカメラとカスタム設定を JSON 形式で入力します。次の表に、サポートされているカメラ設定を示します。
設定 説明 有効な値
camera_position カメラの位置を指定します。 front | rear
video_ quality ビデオ品質を設定します。 default | high | medium | low

次の表に、サポートされているカスタム設定を示します。

設定 説明 有効な値
enable_dpi_sync 高解像度モードで表示します。 true | false
windows_native_touch_gestures タッチ リダイレクトを有効にします。 true | false
full_screen_touchpad_mode 全画面表示の仮想タッチパッドを使用します。 true | false
enable_keyboard_auto_popup キーボードの自動ポップアップを有効にします。 true | false
enable_keyboard_auto_dismiss キーボードの自動消去を有効にします。 true | false
allow_data_sharing データの共有を許可します。 true | false
file_sharing クライアント ドライブ リダイレクトによるローカル ストレージへのアクセスを共有します。 true | false
security_mode セキュリティ設定を指定します。

verify - 信頼されていないサーバに接続しない

warn - 信頼されていないサーバに接続する前に警告を表示する

don't verify - サーバ証明書を検証しない

verify | warn |don't verify
ssl_tls_v1_1 TLS v1.1 を有効にします。 true | false
ssl_tls_v1_2 TLS v1.2 を有効にします。 true | false
ssl_cipher_string 暗号制御文字列。 SSL_cipher_string
enable_h264 H.264 デコードを有効にします。 true | false
cellular_data_warning セルラー データの警告。 true | false
keep_screen_alive 画面を起動したままにします。 true | false

JSON の例

{
   "camera": {
      "camera_position":"rear",
      "video_quality":"medium"
   },
   "custom_settings": {
      "enable_dpi_sync":true,
      "windows_native_touch_gestures":true,
      "full_screen_touchpad_mode":true,
      "enable_keyboard_auto_popup":true,
      "enable_keyboard_auto_dismiss":false,
      "allow_data_sharing":true,
      "file_sharing":true,
      "security_mode":"verify",
      "ssl_tls_v1_1":true,
      "ssl_tls_v1_2":true,
      "ssl_cipher_string":"!aNULL:kECDH+AESGCM:ECDH+AESGCM:RSA+AESGCM:kECDH+AES:ECDH+AES:RSA+AES",
      "enable_h264":false,
      "cellular_data_warning":true,
      "keep_screen_alive":true
   }
}