リモート デスクトップまたは公開アプリケーションとローカル ストレージを共有するように Horizon Client を設定できます。この機能はクライアント ドライブ リダイレクトと呼ばれます。

Windows のリモート デスクトップまたは公開アプリケーションでは、ローカル ストレージは [ドキュメント (z:)] ネットワーク フォルダに表示されます。このネットワーク フォルダからリモート デスクトップにファイルをコピーできます。また、リモート デスクトップからこのネットワーク フォルダにファイルをコピーすることもできます。このネットワーク フォルダのファイルとフォルダは、リモート デスクトップから編集、削除、名前の変更を実行できます。

前提条件

  • [エンド ユーザー用] - Horizon 管理者がクライアント ドライブ リダイレクト機能を有効にしたことを確認します。クライアント ドライブ リダイレクト機能が有効ではないと、ローカル ストレージをリモート デスクトップまたは公開アプリケーションで共有できません。
  • [管理者用] - クライアント ドライブ リダイレクト機能を有効にします。このタスクでは、エージェントの [クライアント ドライブのリダイレクト] オプションを有効にします。ポリシーの設定またはレジストリの設定を行って、クライアント ドライブ リダイレクトの動作を制御することも含まれる場合があります。詳細については、『Horizon リモート デスクトップの機能と GPO』ドキュメントを参照してください。
  • iOS デバイスに iOS 11 以降がインストールされていることを確認します。

手順

  1. Horizon Client ウィンドウの下部にある [設定] をタップします。[設定] ウィンドウを開いたら [ファイル共有] をタップします。
  2. クライアント ドライブ リダイレクトを有効にするには、[設定] ウィンドウで [ファイル共有] をタップし、オンに切り替えます。
  3. リモート デスクトップまたは公開アプリケーションに接続します。

次のタスク

リモート デスクトップまたは公開アプリケーションに対する変更内容を確認します。

  • Windows のリモート デスクトップでは、[ドキュメント (z:)] という名前のネットワーク フォルダを開きます。
  • 公開アプリケーションで、[ファイル] > [開く] の順に選択するか、[ファイル] > [名前を付けて保存] の順に選択します。必要であれば、ネットワーク フォルダの [ドキュメント(Z:)] に移動します。