Horizon Edge でオンデマンド診断を実行できます。Active Directory 診断がサポートされます。Horizon Edge にリンクされた Active Directory の問題を検出した場合は、Horizon Universal Console を使用して、特に [監視] > [診断] ページで問題の診断に役立ちます。次に、Active Directory 構成に直接移動して、適切な接続を妨げる原因を特定して修正します。

Microsoft Azure の Active Directory は、デプロイの早い段階で設定します。マシン ID の要件およびActive Directory ドメインの設定を参照してください。Active Directory で構成の問題が発生している場合は、Horizon Universal Console の [診断] ページから、次の手順を行うテストを実行できます。

  • Horizon Edge への Active Directory(1 つまたは複数のインスタンス)接続をテストします。
  • Active Directory のドメイン認証情報(プライマリ ドメイン、補助ドメイン、SSO)をチェックします。

[診断] ページへのアクセス

Active Directory の問題を検出したら、[診断] ページにアクセスして詳細な調査を行います。

[診断] ページにアクセスするには、Horizon Universal Console[監視] > [診断] を選択します。

注: [ホーム] > [インフラストラクチャ エラーのある Horizon Edge] ページで、Active Directory 関連のエラーに関する履歴情報を表示できます。 リソース監視データ:エラーを参照してください。

[診断] ページの表示

[診断] ページには、検出されたすべての Active Directory インスタンス(存在する場合)が一覧表示されます。

テスト グループ(Active Directory インスタンス)が一覧表示されると、次の情報が提供されます。

  • 各テスト グループの名前。
  • テスト グループの全体的な診断ステータス。

    全体的な診断ステータスには、Active Directory とすべての Microsoft Azure Edge 間の接続の概要が表示されます。1 台以上の Microsoft Azure Edge がエラー状態の場合、ステータスは [エラー] と表示されます。各 Microsoft Azure Edge のステータスを確認するには、テスト グループを展開する必要があります。

2 つのテスト グループを含む Horizon Universal Console の [診断] ページ

テストを実行

[診断] ページでは、すべての Microsoft Azure Edge で一覧表示されているテスト グループのいずれかで診断テストを実行できます。

  1. テストするテスト グループの名前の横にあるチェック ボックスを選択します。
  2. [テストを実行] をクリックします。

    選択した各テスト グループに対してテストが実行されます。

Active Directory 接続の結果の確認

[診断] ページでは、各テスト グループのステータスを一度に 1 つずつ確認できます。

次のステータスの説明は、ステータス タイプを区別するのに役立ちます。

成功
接続に成功しました(接続エラーはありません)。
エラー
接続の問題があります。エラー メッセージは、エラーの正確な原因を説明します。エラー メッセージの情報を使用して、Active Directory 構成に必要な変更を加えます。
実行に失敗しました
テストが完了しませんでした。テストを再実行します。
テスト グループが選択された Horizon Universal Console の [診断] ページには、テスト グループ内のすべての Horizon Edge(この場合は 1 つだけです)の Active Directory のステータスが表示されます。その 1 つの Horizon Edge のステータスは [エラー] です。エラー メッセージが開いています。
  1. 確認するテスト グループの横にある二重矢印をクリックします。

    ペインが開き、そのテスト グループ内のすべての Microsoft Azure Edge の診断ステータスが表示されます。

  2. エラーを確認するには、エラー メッセージを表示する Horizon Edge の [ステータス] 列で [エラー] をクリックします。

    いくつかの異なるタイプのエラー メッセージが存在します。プライマリ バインド アカウントに関するエラー メッセージの例を次に示します。これは、プライマリ バインド アカウント (Error connecting to AD server using Primary Bind Account) に対して入力された認証情報を確認する必要があることを示しています。

  3. エラー メッセージに記載されている情報を使用すると、後で Active Directory 構成にアクセスするときに問題のトラブルシューティングと修正に役立ちます。