プール グループを使用すると、デスクトップおよびアプリケーションの使用資格をいつでも任意のユーザーまたはグループに付与できます。Horizon Cloud Service - next-gen を使用して、任意のプロバイダのプールとポリシーを含む単一セッションを作成できます。

手順

  1. [ホーム] ページで、[プール グループ] タイルをクリックして、[プール グループ] ページに移動します。
  2. [追加] をクリックして [単一セッション プール グループの追加] を選択します。
  3. [単一セッション プール グループの追加] ページで、一意のプールの [名前] を入力します。
  4. [表示名] および [説明] を追加します。
    [表示名] は、Horizon Client でエンド ユーザーに表示する名前です。64 文字以下にする必要があります。空白のままにすると、プール グループ名がデフォルトで使用されます。
  5. [プール グループ タイプ] を選択します。単一ユーザーにマッピングされたパーシステント VDI デスクトップ環境の場合は [専用]、各セッションの後にリセットされ、複数のユーザーが異なる時間に使用できる非パーシステント VDI デスクトップ環境の場合は [フローティング] を選択します。
  6. [プール] からプールを選択し、[次へ] をクリックします。
  7. [App Volumes アプリケーション] セクションで、フローティング デスクトップで使用できるようにする App Volumes アプリケーションを選択します。[次へ] をクリックします。
    プール グループ レベルで選択した App Volumes アプリケーションは、フローティング仮想マシンに配信されます。この割り当ては、資格(ユーザー/ユーザー グループ)レベルでの App Volumes アプリケーションの割り当てに加えて行われます。
    注:
    • App Volumes アプリケーションを選択して、[フローティング デスクトップ] のデスクトップのみで使用できるようにすることができます。これは、[専用デスクトップ] には使用できません。
    • App Volumes アプリケーションを配信するには、App Volumes Agent をプール イメージにインストールし、アプリケーション パッケージを Horizon Edge で使用できるようにする必要があります。
    • アプリケーション パッケージを同じリージョン内の仮想マシンに配信するには、そのリージョンでアプリケーション パッケージを利用できる必要があります。
    • キャプチャされたパッケージのないアプリケーションは選択できません。このチェックボックスは無効になり、選択できません。
  8. [アプリケーションの詳細] セクションで、各アプリケーションのパッケージを選択します。
  9. プール グループとユーザー/ユーザー グループ資格により、ユーザーに同じアプリケーションのさまざまなパッケージを使用する資格が付与されている場合は、[競合の優先順位] に対して [プール グループ][ユーザー/ユーザー グループ資格] のどちらかを選択して、配信するパッケージを選択します。[次へ] をクリックします。
  10. デフォルトの [クライアント] 設定の [ポリシー] セクションで、エンド ユーザー セッションの [デフォルトのプロトコル] を選択します。
    ユーザーがデスクトップにログインするときにプロトコルを選択できるようにするには、 [ユーザーによるプロトコル選択を許可] トグルをスライドします。
  11. [優先クライアントのタイプ] を選択して、[Horizon Client] または [ブラウザ] で資格を起動します。
  12. [専用] プール グループの場合は、[割り当て済みのマシン名を表示] を選択します。

    [割り当て済みのマシン名を表示] を選択すると、Horizon Client にログインする際に、プール グループの表示名ではなく、割り当てられたマシンのホスト名が表示されます。

    ユーザーにプール グループ内の複数のマシンが割り当てられている場合、割り当てられたマシン名は常に表示されます。この機能は、[フローティング] プール グループでは使用できません。

  13. [仲介] サブセクションで、使用可能なデスクトップを検索する [範囲][任意のサイト] または [1 つのサイトに制限])を選択します。
  14. [サイト接続のアフィニティ] フィールドで、エンド ユーザーが接続するデフォルト サイトを [最も近いサイト] および [ホーム サイト] から選択します。
    [ホーム サイト制限] トグルをスライドして、エンド ユーザーまたはユーザー グループの資格へのアクセスを制限できます。すなわち、資格のホーム サイトの上書きを介してのみ、または上書きが指定されていない場合はユーザーのホーム サイトを介してのみアクセスできるようにします。選択しない場合は、最も近いサイトが使用されます。
  15. [SSO] サブセクションで、トグルをスライドしてプールの SSO を有効にできます。
    Horizon CloudHorizon Edge Gateway でサポートされる SSO タイプのいずれかを構成するための前提条件が揃っていて、その SSO タイプのすべての要件を満たしている必要があります。構成された SSO タイプに必要な前提条件を満たしていない場合、エンド ユーザーは認証情報の入力を求められます。
  16. [電源管理] セクションの [専用] [プール グループ タイプ] で、[未使用の仮想マシン] のしきい値を指定します。これは、任意の時点でのプール グループ内の仮想マシンの仮想マシン合計数に対するパワーオンにしておく仮想マシンの最小数です。

    未使用の仮想マシンとは、プロビジョニングされ、パワーオンされているが、ユーザーがログインしていない仮想マシンのことです。この設定は、電源管理スケジュールを指定しない限り、資格内の各プール グループに適用されます。

  17. [パワーオフ保護時間] フィールドに、ヘッドルーム エラーが原因でパワーオン後に仮想マシンがパワーオフしないように保護される時間(分単位、1 ~ 60)を追加します。デフォルトは 30 です。
  18. [フローティング] [プール グループ タイプ][電源管理] セクションで、[電源管理タイプ][占有率ベース][占有率ベース以外] から選択します。
  19. [占有率ベース] の場合、この資格の仮想マシン使用率のしきい値を、[電源管理モード] フィールドの [パフォーマンスの最適化][バランシング済み]、および [コストの最適化] から選択します。しきい値に達すると、新しい仮想マシンがスピン アップしてドレイン状態になります。

    [パフォーマンスの最適化] を選択すると、新しい仮想マシンはすぐにスピン アップして、キャパシティを容易に利用できるようになり、可能な範囲で向上したユーザー エクスペリエンスを得られます。

    [コストの最適化] を選択すると、新しい仮想マシンが起動するまでに仮想マシンはより高い使用率に達するため、コストを最小化できます。

  20. 任意の時点でのプール グループ内の仮想マシンの合計に対する、パワーオン状態を維持する仮想マシンの最小割合を示す [仮想マシンの最小数] を追加します。
    この設定は、電源管理スケジュールを指定しない限り、資格内の各プール グループに適用されます。
  21. [パワーオフ保護時間] フィールドに時間(分単位、1 ~ 60)を追加します。
    仮想マシンは、パワーオンした後、ヘッドルーム エラーによるパワーオフから保護されます。デフォルトは 30 です。
  22. [占有率ベース以外] で、[未使用の仮想マシン] のしきい値を指定します。これは、任意の時点でのプール グループ内の仮想マシンの合計数です。
    未使用の仮想マシンとは、プロビジョニングされ、パワーオンされているが、ユーザーがログインしていない仮想マシンのことです。この設定は、電源管理スケジュールを指定しない限り、資格内の各プール グループに適用されます。
  23. [パワーオフ保護時間] フィールドに時間(分単位、1 ~ 60)を追加します。

    仮想マシンは、パワーオンした後、ヘッドルーム エラーによるパワーオフから保護されます。デフォルトは 30 です。

  24. [スケジュールの追加] をクリックして情報を追加し、[電源管理スケジュール] を追加することもできます。
  25. [タイムアウト処理] セクションで、[切断されたセッションからログアウト] フィールドで、切断されたセッションがいつログアウトされるかを決定します。[なし][ただちに] または [次の時間後にログアウト] から選択します。

    [切断されたセッションからログアウト] のデフォルトは [なし] です。[次の時間後にログアウト] を選択した場合は、切断されたセッションがログアウトされるまでのタイムアウトを指定します。

    [次の時間後にログアウト] のデフォルト値は 120 分です。[空のセッションがタイムアウトになるまでの時間 (分)][なし][タイムアウトまでの時間] を選択し、空のセッションがタイムアウトになるまでの時間を分単位で追加します。

    空のアプリケーション セッションでタイムアウトが発生した場合の操作として、[ログオフ] または [切断] を選択します。切断されたセッションがログオフされると、セッションは失われます。

    [セッションの最大有効期間] フィールドにセッションの最大時間(分)を入力します。[セッションの最大有効期間] のデフォルト値は 10080 分です。

    [アイドル セッションのタイムアウト] フィールドで、システムが強制的に切断するまでにユーザーがアイドル セッションを維持できる時間を入力します。[アイドル セッションのタイムアウト] のデフォルト値は 10080 分です。

  26. [保存] をクリックします。
  27. [プール グループの資格を付与] をクリックして、このプール グループの使用資格をユーザーまたはユーザー グループに今すぐ付与するか、[終了] をクリックして後で資格を付与します。