Horizon Cloud Service - next-gen にオンボーディングした後は、構成の上限オンライン ツールを使用して、プロバイダおよび Horizon Edge Gateway ごとにサポートされる仮想マシン、ユーザー、サービス プリンシパルなどの数に基づいて環境のサイズを設定することができます。

Horizon Cloud Service - next-gen 構成の上限ツールの情報は、リストされている各制限の意味を説明します。ただし、次の背景情報は、これらの制限がデプロイのパフォーマンスに与える影響を説明するのに役立ちます。

構成の上限ツールで提供されている適切な Horizon Cloud Service - next-gen 構成の制限に以降の情報を適用します。

  • サービス プリンシパルの数がプロビジョニング時間に与える影響

    仮想マシンのライフサイクル管理ワークフローの実行中にデスクトップをプロビジョニングするため、Horizon Cloud Service - next-gen ではいくつかの Microsoft Azure API 呼び出しを発行します。Microsoft Azure API のスロットルは、サービス プリンシパルに基づいています。したがって、サービス プリンシパルの数を増やすと、より多くの API を同時に発行できます。これにより、仮想マシンのライフサイクル管理ワークフローのパフォーマンスが向上します。ワークフローの例には、プールの作成と削除、仮想マシンの一括電源操作などがあります。

  • App Volumes 配信ファイル共有がアプリケーションのロード時間に与える影響

    App Volumes アプリケーションは、配信ファイル共有に存在する VHD ファイルをマウントすることによってデスクトップに配信されます。ファイル共有内の同時マウント数が多いほど、セッションまたはデスクトップ内でアプリケーションのプロビジョニングが完了するまでにかかる時間が長くなります。配信ファイル共有の数を増やすと、アプリケーションのプロビジョニング プロセスが向上し、アプリケーションがより早く準備できるようになります。