ユーザーが認証されるとセッションが開始されます。このタイムアウトは管理コンソールで変更できます。
ユーザー アクティビティのハートビート間隔
この値は、Horizon Client のハートビート間隔を制御します。これらのハートビートによって、経過したアイドル時間の長さがテナントに報告されます。アイドル時間は、デスクトップ セッションにおけるアイドル時間とは対照的に、エンド ポイント デバイスとのやりとりがない場合に発生します。大規模なデスクトップ環境では、アクティビティのハートビート間隔を長く設定すると、ネットワーク トラフィックを低減でき、パフォーマンスが向上する場合があります。
ユーザー アイドルのタイムアウト
この値は、テナントに接続しているときにユーザーが操作せずにいられる最大時間を制御します。この時間に達すると、アクティブなすべての Horizon Client デスクトップ セッションからユーザーが切断されます。また、ユーザーが戻ったときに、Horizon Client にアクセスするためには再認証が求められます。
注:[ユーザー アイドルのタイムアウト] は、[ユーザー アクティビティのハートビート間隔] よりも常に大きくする必要があり、デスクトップから予期せずに切断されることがないように、[ユーザー アクティビティのハートビート間隔] の少なくとも 2 倍にすることが推奨されます。
ブローカー セッションのタイムアウト
この値は、認証の有効期限が切れる前に、Horizon Client がテナントに接続できる最大時間を制御します(認証するたびにタイムアウトの時間がカウントされます)。このタイムアウトが発生する場合、デスクトップからは自動的に切断されず、操作を継続できますが、ブローカーへの通信を発生させるアクション(たとえば、変更の設定)を実行すると、再認証とデスクトップへの再ログインも求められます。
注:[ブローカー セッションのタイムアウト] は、[ユーザー アクティビティのハートビート間隔] よりも常に大きくする必要があり、[ユーザー アクティビティのハートビート間隔] と [ユーザー アイドルのタイムアウト] の合計と少なくとも同じにすることが推奨されます。
Android OS で実行している Horizon Client では、このポリシー設定が上書きされ、セッション タイムアウトが約 10 分になることが知られています。