次の表にあるように、割り当てのタイプは複数あります。各割り当てのタイプは、割り当てリストの [タイプ] 列に表示されます。

タイプ

説明

アプリケーション

Windows アプリケーションをグループに割り当てるには、アプリケーションの割り当てを使用します。アプリケーション割り当ての作成を参照してください。

表示されるタイプは次のいずれかです。

  • リモート アプリケーション - 割り当てには、RDSH ファーム内のサーバのアプリケーションが含まれます。

  • ネイティブ アプリケーション:割り当てには AppStack が含まれます。

デスクトップ

専用、フローティング、または RDSH ベースの仮想デスクトップをユーザーやグループに割り当てるには、デスクトップ割り当てを使用します。専用またはフローティング VDI デスクトップ割り当ての作成および RDSH セッション デスクトップ割り当ての作成を参照してください。

表示されるタイプは次のいずれかです。

  • 専用デスクトップ:従来のクローン

  • 専用デスクトップ:インスタント クローン

    注:

    専用デスクトップ:インスタント クローンの割り当ては、通常とは異なる特定の構成でのみ作成することができ、推奨されません。このような割り当てを作成する必要がある場合は、まず VMware の担当者に問い合わせて、必要な条件を満たしているかを確認してください。

  • フローティング デスクトップ:従来のクローン

  • フローティング デスクトップ:インスタント クローン

  • セッション デスクトップ

注:

セッション デスクトップはデフォルトで従来のクローン タイプを使用するため、[割り当て] ページの [タイプ] 列には、そのような割り当てのための [セッションデスクトップ] が表示されます。

各用語の定義は次のとおりです。

  • 専用デスクトップ:専用デスクトップ割り当てでは、各ユーザーに専用のリモート デスクトップが割り当てられ、ログインするたびに同じデスクトップがユーザーに返されます。専用割り当てでは、デスクトップとユーザーの関係が 1 対 1 になる必要があり、ユーザーの総数を基準にしてサイジングする必要があります。専用デスクトップ割り当ての主な使用目的は、セッション間で同じホスト名のデスクトップ仮想マシンを確実に使用できるようにすることです。特定のソフトウェア パッケージでは、ライセンス上、専用デスクトップを使用することが必要となる場合があります。

  • フローティング デスクトップ:フローティング デスクトップ割り当てでは、ユーザーがログインするたびに受け取る仮想マシンのマシン名やホスト名が異なる可能性があります。フローティング デスクトップの割り当てを使用すると、ユーザーのシフトが使用できるデスクトップを作成できます。サイズは同時ユーザーの最大数に基づいて決定します。

  • セッション デスクトップ:セッション デスクトップ割り当てでは、RDSH で公開されたデスクトップ環境が、複数のユーザー、つまりターミナル サービス間で共有されます。

  • 従来のクローンとインスタント クローン:デスクトップで使用するクローン作成のタイプです。クローンのタイプを選択するオプションは、イメージを作成するときに使用できます。デスクトップを作成するために選択されたイメージによって、デスクトップ クローンのタイプが定義されます。イメージの作成を参照してください。

次の点に注意してください。

  • デスクトップには複数のユーザーを割り当てることができますが、デスクトップを 1 度に使用できるのは 1 ユーザーだけです。

  • フローティング デスクトップ割り当てのデスクトップには、永続性はありません。永続性はアプリケーション割り当ての一環として設定します。

  • フローティング デスクトップ割り当てでは各ユーザーに専用の仮想マシン リソースが提供されず、専用デスクトップ割り当てよりも費用を抑えることができるため、可能な場合には、フローティング デスクトップ割り当てを使用します。

URL リダイレクトの構成

これらの割り当てを使用して、URL 処理ルールをユーザーに割り当てます。URL リダイレクト構成の作成を参照してください。