コマンド ラインから複数の AppStack をマージするには、AppMerge を使用します。
既存の複数の AppStack を 1 つのファイルにマージするには、AppMerge を使用します。AppMerge は、AppStack に関連付けられている VHD ファイルを入力として使用します。
入力される AppStack ファイルのタイプは、すべて VHD である必要があります。/vhd および /vmdk オプションを使用すると、異なるタイプのマージされた AppStack の出力を作成できます。
AppMerge は次の構文を使用します。
AppMerge.exe /o outputAppStack /s "inputAppStack1file","inputAppStack2file", "inputAppStack3file",...
マージされた AppStack の作成
この例では、既存の 3 つの AppStack ファイル(Office.vhd、Notepad++.vhd、および Firefox.vhd)から 1 つの AppStack ファイル (MergedAppstack.vhd) を作成します。
AppMerge.exe /o C:\MergedAppstack.vhd /s "Office.vhd","Notepad++.vhd","Firefox.vhd"
入力ファイルのパス、出力ファイルのパス、およびファイル名を指定できます。この例では、入力される 3 つの AppStack が AppStack のデフォルトの場所にあると仮定しています。出力される AppStack は C: ドライブに配置されます。
/o および /s パラメータの他に、AppMerge は次のオプションを受け入れます。
/df。特定のアプリケーション バンドルを削除します。各行に 1 つの GUID を含むファイルのフル パスを引数として使用します。
/dl。特定のアプリケーション バンドルを削除します。カンマ区切りの GUID を引数として使用します。
/list。新しく作成された AppStack ファイルの内容を一覧表示します。
/meta。出力された AppStack ファイルから JSON ファイルを作成します。
/vhd。入力された VMDK 形式の AppStack ファイルから VHD 形式の AppStack ファイルを出力して作成します。
/vmdk。入力された VHD 形式の AppStack ファイルから VMDK 形式の AppStack ファイルを出力して作成します。
AppCapture のコマンドライン オプションも参照してください。