クラウド管理の Horizon ポッドで適切な構成で RDSH デスクトップまたはアプリケーション プールを準備すると、プールはテナント環境で RDSH 割り当てとして使用できるようになり、Horizon Universal Console を使用してこれらの割り当てを表示および監視できます。
RDSH 割り当てをテナントに追加する方法については、Horizon ポッド - Universal Broker 環境用の RDSH デスクトップとアプリケーションの構成を参照してください。
- RDSH プールは、Horizon Universal Console では読み取り専用の RDSH 割り当てとして表示されます。Horizon Universal Console を使用してこれらの割り当ての構成を変更することはできません。
- RDSH 割り当ての構成を変更するには、Horizon Console(Horizon ポッドの管理者コンソール)を使用する必要があります。
- RDSH 割り当ては、Horizon Universal Console の検索機能をサポートしていません。この機能を使用してユーザーまたは仮想マシン (VM) を検索する場合、Horizon ポッドからの RDSH 割り当ては検索の範囲に含まれません。
Horizon Universal Console でクラウド仲介された RDSH 割り当ての詳細を表示するには、VMware SDDC のポッドから RDSH デスクトップとアプリケーションの割り当てページに移動します。環境にクラウド仲介された RDSH が割り当てられた複数のポッドがある場合は、ページ上部のメニューを使用して特定のポッドを選択します。
ページにリストされている割り当ての名前をクリックすると、[サマリ]、[セッション]、[資格] の 3 つのタブで構成される割り当ての詳細ページが開きます。各タブでさまざまな種類の情報を表示できます。タブに表示される情報は、Horizon Console で定義されている RDSH プールの現在の構成を反映しています。
[サマリ] タブ
割り当ての詳細ページの [サマリ] タブでは、基盤となるファームに関する情報など、RDSH プールのステータスと構成に関する一般的な情報を確認できます。次のアクションを実行することもできます。
アクション | 説明 |
---|---|
[今すぐ同期] | プールの構成情報を Universal Broker サービスに手動で同期します。手動同期を実行して、自動同期が失敗した場合や遅延した場合に発生する問題を解決できます。 たとえば、次のような場合に手動同期を実行します。
自動同期が通常発生するタイミングの詳細については、Horizon ポッド - Universal Broker 環境用の RDSH デスクトップとアプリケーションの構成を参照してください。 |
[Horizon Console の起動] | プールのソースであるポッドの Horizon Console を開きます。
注:
Horizon Console でプールの
[クラウド仲介] オプションを無効にすると、プールは
Horizon Universal Console に割り当てとしてリストされなくなり、ユーザーは
Universal Broker FQDN を介して RDSH 割り当てにアクセスできなくなります。
場合によっては、[クラウド仲介] オプションを無効にしたり、Horizon Console でプールを削除したりした後も、Universal Broker FQDN を介して RDSH プールにアクセスできる場合があります。このような状況が発生した場合は、VMware サポートに連絡して、Universal Broker サービスからの RDSH プールの削除を要求してください。 |
[セッション] タブ
割り当ての詳細ページの [セッション] タブには、プールで現在開いているユーザー セッションが一覧表示されます。
[資格] タブ
割り当ての詳細ページの [資格] タブには、Horizon Console で構成されているように、プールのリソースにアクセスする資格のあるユーザーが一覧表示されます。
[ユーザー アクティビティ] タブ
割り当ての詳細ページの [ユーザー アクティビティ] タブには、割り当てによって提供されるセッションのログインやログオフなど、ユーザー アクションによって発生する割り当て内のアクティビティが表示されます。
表示された情報をレポート ファイルとしてエクスポートするには、[エクスポート] 機能をクリックし、画面上の指示に従います。