このトピックでは、[NETBIOS 名] および [DNS ドメイン名] の各フィールドに必要な情報を見つける方法の例を示します。これらのフィールドは Horizon Cloud 環境に Active Directory ドメインを登録するためのワークフローで必要です。

Active Directory ドメイン登録のワークフローを開始すると、コンソールに [Active Directory の登録] ウィンドウが表示されます。次のスクリーンショットはウィンドウの上部を示したものです。


管理コンソールの [Active Directory の登録] ウィンドウの上部にある 2 つのフィールドのスクリーンショット。

[NETBIOS 名] および [DNS ドメイン名] フィールドに必要な情報は Active Directory ドメイン環境から取得できます。一般的な Active Directory ドメイン環境では、NetBIOS 名は、Active Directory 管理ツールのインターフェイスを介して [ドメイン名(Windows 2000 以前)] フィールドに表示されます(たとえば、Microsoft Management Console (MMC) への Active Directory ユーザーおよびコンピュータのスナップインを使用したときなど)。同じスナップインから DNS ドメイン名を取得することもできます。

このトピックでは、Active Directory ユーザーとコンピュータ MMC スナップインを使用して必要な情報を見つけるための 1 つの方法について説明します。スナップインが Active Directory ドメイン サービスまたはリモート サーバ管理ツールがインストールされている Microsoft Windows サーバにインストールされている場合は、dsa.msc を実行してスナップインを開くことができます。

手順

  1. [Active Directory ユーザーとコンピュータの設定] ウィンドウを開き、ドメイン構成を確認します。
    次のスクリーンショットは、DNS ドメイン名が ENAUTO.com の Active Directory ドメインのウィンドウの例です。
    [Active Directory ユーザーとコンピュータ] ウィンドウのドメイン例のスクリーンショット。

  2. ドメイン名のアイコンを右クリックし、[プロパティ] をクリックしてドメインのプロパティを表示します。

    次のスクリーンショットで例を示します。


    DNS ドメイン名アイコンの右クリック コンテキスト メニューを示すスクリーンショット。


    DNS ドメイン名の [プロパティ] ウィンドウの例を示すスクリーンショット

    ドメインの NetBIOS 名は、 [ドメイン名(Windows 2000 以前)]フィールド内の名前です。通常、この名前にはピリオド (.) は含まれません。この名前は、[Active Directory の登録] ウィンドウの [NETBIOS 名] フィールドに入力します。

    プロパティ名の上部にある名前は、ドメインの完全な DNS 名です。通常、この名前には ENAUTO.com のようにピリオドが使用されています。この完全な DNS 名は、[Active Directory の登録] ウィンドウの [DNS ドメイン名] フィールドに入力します。

    次のスクリーンショットは、上記のスクリーンショットに表示されている ENAUTO.com というドメインの例を登録するときのコンソールの [Active Directory の登録] ウィンドウを示します。このドメインの NetBIOS 名は ENAUTO で、DNS ドメイン名は ENAUTO.com です。


    ENAUTO の例を使用した [Active Directory の登録] フィールドのスクリーンショット。