管理コンソールの [ファーム] ページに表示されるファームで複数のアクションを実行できます。

[ファーム] ページで実行できるアクション

ページ レベルで、既存のファームの横にあるチェック ボックスをオンにし、いずれかのボタンをクリックしてファーム上で関連するアクションを実行できます。

[編集]
このボタンをクリックするとウィザードが起動し、ファームの電源管理設定、ファームに配置できる仮想マシンの最小数や最大数など、特定の設定を変更できます。ウィザードは、[新しいファーム] ウィザードと似ています。既存のファームでは変更できない設定の読み取り専用フィールドがあります。フィールドの詳細な説明については、 ファームの作成を参照してください。

[編集] ボタンを使用する代わりに、ファームの名前をクリックしてファームの [サマリ] ページの設定を更新することもできます。

ファームを編集して [仮想マシン 1 台あたりのセッション数] の値を小さくすると、新しく指定された小さい値を超えるすべての既存セッションは自動的にログオフされません。手動で超過分のセッションをログオフするかファームの[タイムアウトを処理] の設定値([空のセッション タイムアウト][切断済みセッションのログオフ][セッションの最大有効期間])および [セッション タイムアウトの間隔] に従ってシステムがセッション ログオフするのを待つことができます。新しく指定された小さい値の超過分の既存セッションは自動でログオフされないため、超過分のアクティブなセッションがログオフするまで、仮想マシンとファームの使用率の値が 100% より高いものがコンソールに表示されます。

  • [仮想マシン 1 台あたりのセッション数] の値を変更すると、更新された値に基づいてファームの新しい負荷に対応するために、システムはファームの仮想マシンをパワーオンまたはパワーオフします。
  • ファームを作成するために選択したモデル仮想マシンが使用できなくなった場合、ファームを拡張することはできません。この制限を除き、ファームは完全に機能し続けます。仮想マシン タイプが使用可能かどうかを確認するには、[仮想マシンのタイプとサイズ] ページ([設定] > [仮想マシンのタイプとサイズ])に移動します。モデル仮想マシンの詳細については、Horizon Universal Console でのファームと割り当ての仮想マシン タイプとサイズの管理を参照してください。
[オフラインにする]
このボタンをクリックすると、メンテナンスのためにファームをオフラインにするウィンドウが開きます。
[オンラインにする]
このボタンをクリックすると、オフラインのファームをオンラインに戻すウィンドウが開きます。
[削除]
このボタンを使用して、選択したファームを削除します。ただし、このボタンを使用してファームを削除するには、そのファームを使用しているすべての割り当てを削除する必要があります。[割り当て] ページに移動し、 [ファーム] 列で並べ替えることで、ファームを使用している割り当てを表示できます。
注: ファームを削除すると、ファームの基盤となる RDSH 仮想マシンがすべて削除されます。ファームが削除されると、そのファームのログに記録されたアクティビティのすべてが [アクティビティ] ページから削除されます。

ファームの詳細ページで実行できるアクション

[ファーム] ページでファームの名前をクリックして、その詳細ページを表示することができます。最初に、[サマリ] ページが表示されます。

次のスクリーンショットは、Microsoft Azure のポッドにあるファームの [サマリ] ページを示します。


[ファーム デモ 1 - サマリ] ページ

[サマリ] ページ
[サマリ] ページにはファームの現在の設定が表示されます。ページのセクションごとに、鉛筆アイコンをクリックして、既存のファームに対してシステムで更新可能な設定を変更できます。ファームのポッドなど、一部の設定はファームの作成後に変更できません。
[セッション ホスト] ページ
[セッション ホスト] ページには、ファーム内の既存の RDSH インスタンスが表示されます。選択したインスタンスに対して実行できるアクションは、パワーオンまたはパワーオフ(仮想マシンの現在の状態によります)、削除、およびエージェント ペアリングのリセットです。
[セッション] ページ
[セッション] ページには、ファーム内の既存のユーザー セッションが表示されます。セッションを選択するきには、セッションを切断するか、セッションからユーザーをログオフすることができます。 [切断] をクリックすると、ユーザーのセッションは強制的に切断されます。セッションが切断されたことを伝えるメッセージはユーザーに送信されません。 [ログオフ] をクリックすると、セッションが終了する前にユーザーが文書を保存できる猶予期間を示すメッセージがユーザーに表示されます。
[システム アクティビティ] ページ
[システム アクティビティ] ページには、ファームの拡張など、システム アクションによって発生するファーム内のアクティビティが表示されます。[システム アクティビティ] ページでは、タスクをキャンセルしたり、レポートをエクスポートしたりできます。

割り当てに関連するタスクをキャンセルするには、そのタスクが完了する前に、リストでタスクを選択して [タスクをキャンセル] ボタンをクリックすることによってそのタスクをキャンセルできます。

  • キャンセルするタスクの選択を行う前に、ビューを更新して表示されているタスクのステータスを最新の状態にします。
  • タスクがシステムによってキャンセルできる状態になっている場合、そのキャンセル可能なタスクに対応しているチェック ボックスを選択できます。

次の表はキャンセルできるタスクを示しています。

タスク タスクがキュー状態にあるときにキャンセル タスクが実行状態にあるときにキャンセル
ファームの拡張 サポートされています
注: システムによって RDSH ファームに対する拡張タスクが自動的に作成された場合は、そのタスクをキャンセルできるようになるには、ファームがオフラインになる必要があります。
サポートされています
  • システムによって RDSH ファームに対する拡張タスクが自動的に作成された場合は、そのタスクをキャンセルできるようになるには、ファームがオフラインになる必要があります。
  • 仮想マシンや OS/データ ディスクなど、すでに作成されているリソースは、タスクがキャンセルされると破棄されます。仮想マシンが破棄された場合または作成されていない場合、割り当てのサイズは変わります。
  • このオプションは、マルチクラウドの割り当てでは使用できません。
割り当ての拡張 サポートされています
注: システムによって VDI デスクトップ割り当てに対する拡張タスクが自動的に作成された場合は、そのタスクをキャンセルできるようになるには、割り当てがオフラインになる必要があります。
サポートされています
  • システムによって RDSH ファームに対する拡張タスクが自動的に作成された場合は、そのタスクをキャンセルできるようになるには、ファームがオフラインになる必要があります。
  • 仮想マシンや OS/データ ディスクなど、すでに作成されているリソースは、タスクがキャンセルされると破棄されます。仮想マシンが破棄された場合または作成されていない場合、割り当てのサイズは変わります。
  • このオプションは、マルチクラウドの割り当てでは使用できません。
仮想マシンのイメージへの変換 サポートされています
注: このタスクをキャンセルして再試行する場合は、まず仮想マシンが変換可能な状態であることを確認します。不明な場合は、仮想マシンをパワーオフしてからパワーオンします。
サポートされています
注: このタスクをキャンセルして再試行する場合は、まず仮想マシンが変換可能な状態であることを確認します。不明な場合は、仮想マシンをパワーオフしてからパワーオンします。

[レポートのエクスポート] 機能で、表示されている情報をレポート ファイルとしてエクスポートできます。レポートをエクスポートすると、[レポート] ページの [エクスポートされたレポート] タブに表示されます。ここから、レポートをダウンロードできます。詳細については、[レポート] ページを参照してください。エクスポートを開始するときに、すべてのデータをエクスポートするか、現在フィルタされているデータのみをエクスポートするかを選択できます。次に、レポートが生成中であることを示すメッセージがページの最上部に表示されます。[レポート] ページの [エクスポートされたレポート] タブで、レポートの進行状況を確認したり、エクスポートが完了したレポートをダウンロードできます。この準備はレコードの数に応じて数分間かかります。たとえば、50,000 レコードのレポートには、約 10 分かかります。

注目: Microsoft Azure のポッドのいずれかが 2552 より前のマニフェストにある場合、より大きなレポートの処理は次のようになります。
  • エクスポートを開始すると、レポートがコンパイル中で、しばらく時間がかかることを知らせるメッセージが表示されます。この準備はレコードの数に応じて数分間かかります。たとえば、50,000 レコードのレポートには、約 10 分かかります。
  • 準備が完了すると、「レポートが正常に生成されました」というメッセージおよび [ダウンロード] ボタンが表示された別のダイアログボックスが表示されます。[ダウンロード] ボタンをクリックした後、このダイアログ ボックスを閉じる前にダウンロードが完了するまで待機する必要があります。ダウンロードが完了する前に閉じると、ダウンロードがキャンセルされます。

このプロセスが完了するまでコンソールでその他のアクションを実行することはできないため、大量のアクティビティ レコードがある場合は、情報のエクスポートを、コンソールで他のタスクを実行するまでに最大 10 分ほど待つことができるときに計画する必要があります。

[ユーザー アクティビティ] ページ
[ユーザー アクティビティ] ページには、ファームによって提供されるセッションのログインやログオフなど、ユーザー アクションによって発生するファーム内のアクティビティが表示されます。

[レポートのエクスポート] 機能で、表示されている情報をレポート ファイルとしてエクスポートできます。

レポートをエクスポートすると、[レポート] ページの [エクスポートされたレポート] タブに表示されます。ここから、レポートをダウンロードできます。詳細については、[レポート] ページを参照してください。

エクスポートを開始するときに、すべてのデータをエクスポートするか、現在フィルタされているデータのみをエクスポートするかを選択できます。次に、レポートが生成中であることを示すメッセージがページの最上部に表示されます。[レポート] ページの [エクスポートされたレポート] タブで、レポートの進行状況を確認したり、エクスポートが完了したレポートをダウンロードできます。この準備はレコードの数に応じて数分間かかります。たとえば、50,000 レコードのレポートには、約 10 分かかります。

注目: Microsoft Azure のポッドのいずれかが 2552 より前のマニフェストにある場合、より大きなレポートの処理は次のようになります。
  • エクスポートを開始すると、レポートがコンパイル中で、しばらく時間がかかることを知らせるメッセージが表示されます。この準備はレコードの数に応じて数分間かかります。たとえば、50,000 レコードのレポートには、約 10 分かかります。
  • 準備が完了すると、「レポートが正常に生成されました」というメッセージおよび [ダウンロード] ボタンが表示された別のダイアログボックスが表示されます。[ダウンロード] ボタンをクリックした後、このダイアログ ボックスを閉じる前にダウンロードが完了するまで待機する必要があります。ダウンロードが完了する前に閉じると、ダウンロードがキャンセルされます。

このプロセスが完了するまでコンソールでその他のアクションを実行することはできないため、大量のアクティビティ レコードがある場合は、情報のエクスポートを、コンソールで他のタスクを実行するまでに最大 10 分ほど待つことができるときに計画する必要があります。