Universal Broker 環境でエンド ユーザーの割り当てを操作している場合、参加しているポッドのいずれかが接続を失ってオフラインになると、割り当て内のリソースの可用性が制限されることがあります。
Universal Broker 環境でエンド ユーザー割り当てを操作する場合、次の状況が発生する場合があります。
フローティング VDI 割り当て
- フローティング VDI 割り当てに複数のポッドからのデスクトップが含まれており、1 つ以上の参加しているポッドがオフラインになると、Universal Broker は、要求が最大キャパシティを超えない限り、ユーザーの要求を満たすために、オフラインのポッドを無視してオンライン ポッドからのデスクトップのみを検索します。
- フローティング VDI 割り当て内の参加しているポッドがオフラインになってからオンラインに戻った場合、エンド ユーザーにはその割り当てに対して複数のポッド間で複数の接続セッションが表示されることがあります。複数のインスタンスは、通常、オフラインになったポッドで確立された以前のセッションと、ユーザーの要求を満たすために別のオンライン ポッドで開始された新しいセッションを表します。ユーザーがいずれかのセッションを選択すると、もう一方のセッションが自動的にログオフされます。
専用 VDI 割り当て
- エンド ユーザーが専用 VDI 割り当てから専用デスクトップを受信し、そのデスクトップを含むポッドがオフラインになった場合、ユーザーはデスクトップへのアクセスを失います。ユーザーは、ポッドがオンラインに復帰したときにのみ、デスクトップへのアクセス権を取り戻します。
- エンド ユーザーが割り当てからまだ専用デスクトップを受信しておらず、1 つ以上の参加しているポッドがオフラインになると、Universal Broker は、要求が最大キャパシティを超えない限り、ユーザーの要求を満たすために、オフラインのポッドを無視してオンライン ポッドからのデスクトップのみを検索します。
RDSH セッションのデスクトップとアプリケーションの割り当て
- RDSH 割り当てに参加しているポッドがオフラインになった場合、Horizon Universal Console の割り当てまたは含まれているセッション デスクトップにアクセスできません。エンド ユーザーは割り当て内のセッション デスクトップを表示できますが、デスクトップとの接続セッションを開こうとしても失敗します。割り当てとセッション デスクトップは、ポッドがオンラインに復帰したときにコンソールで再び使用できるようになり、エンド ユーザーに提供されます。
- 参加しているがオフラインになったポッドからのアプリケーションが RDSH 割り当てに含まれている場合、コンソールからその特定のアプリケーションにアクセスできません。エンド ユーザーはオフライン ポッドからのリモート アプリケーションを表示することができますが、これらのアプリケーションを使用してセッションを開始しようとすると失敗します。オフライン ポッド以外のポッドからの割り当て内のアプリケーションは、コンソールとエンド ユーザーの両方で使用できます。オフライン ポッドからのアプリケーションは、ポッドがオンラインに復帰したときにコンソールで再び使用できるようになり、エンド ユーザーに提供されます。