システムの現在および過去のイベントに関するデータにアクセスするには、[アクティビティ] ページを使用します。

[アクティビティ] ページは、[監視] アイコンからアクセスできます。このページには、管理者イベント、ユーザー イベント、およびポッドで開始されたイベントの監査ログのタブが含まれています。

使用可能なアクション

[アクティビティ] ページの各タブには、次のアクションが用意されています。

  • 各タブで使用可能なフィルタ ツールを使用して、表示されるイベントをフィルタリングする。
  • リストを更新する。
  • [レポートのエクスポート] 機能で、表示されている情報をレポート ファイルとしてエクスポートします。他のタブとは異なり、[監査ログ] タブでは、データのエクスポートに [エクスポート] ボタンが使用されます。

[管理者] タブでは、管理者関連のイベントをキャンセルすることもできます。詳細は次の 管理者イベント セクションを参照してください。

[アクティビティ] ページのタブからのレポートのエクスポート

各タブには、タブに関連付けられたデータを含むレポートをエクスポートするためのアクションがあります。

ほとんどのタブでは、レポートをエクスポートすると、[レポート] ページの [エクスポートされたレポート] タブに表示されます。ここから、レポートをダウンロードできます。詳細については、[レポート] ページを参照してください。

[監査ログ] タブは、他のタブとは若干異なるエクスポート メカニズムを使用します。[監査ログ] タブで、そのタブの [エクスポート] をクリックすると、エクスポートされたレポート機能を使用する代わりに CSV ファイルがダウンロードされます。

重要: [レポートのエクスポート] ボタンを使用するタブで、ポッド フィルタで [すべてのポッド] を選択すると、 [レポートのエクスポート] ボタンは無効になります。各ポッドのエクスポートを実行することで、すべてのポッドのデータをエクスポートできます。

エクスポートを開始するときに、すべてのデータをエクスポートするか、現在フィルタされているデータのみをエクスポートするかを選択できます。

次に、レポートが生成中であることを示すメッセージがページの最上部に表示されます。

この準備はレコードの数に応じて数分間かかります。たとえば、50,000 レコードのレポートには、約 10 分かかります。

[レポート] ページの [エクスポートされたレポート] タブで、レポートの進行状況を確認したり、エクスポートが完了したレポートをダウンロードできます。その [エクスポートされたレポート] タブで、リストから [Horizon Cloud Service] を選択してレポートを表示します。

管理者またはユーザー イベントの場合、エクスポートされたレポート ファイルは ZIP ファイルに含まれる CSV ファイルです。生成された CSV ファイル内のデータは日付で並べ替えられません。この点は、次のいずれかの方法で変更できます。
  • Excel で CSV ファイルを開き、yy/mm/dd hh:mm AM/PM 形式のを日付を含むセルの日付書式を設定します。
  • Excel で新規の空のワークブックを作成し、Excel のデータ インポート ウィザードを使用して、ダウンロードした CSV ファイルをインポートします。

管理者イベント

[管理者] タブには、管理者イベントに関する情報が表示されます。イベントを展開して、そのイベントの詳細とサブタスクを表示します。イベントをクリックして、そのイベントの詳細と進捗状況を表示します。イベントの説明をクリックすると、詳細情報が表示されます。
説明
説明 イベントに関する詳細。
ステータス [成功] は、イベントが完全に実行されたことを示します。[失敗] は、イベントが部分的に実行されたか、まったく実行されなかったことを示します。
% 完了 イベントの現在の進捗状況。
時刻 イベントが記録された時刻。
これらのフィルタ オプションは、 [管理者] タブで使用できます。
  • タブの上部にあるフィルタを使用して、特定の期間、特定のポッド、または特定のステータスのイベントのみを表示します。
  • 各列のフィルタ ツールを使用してテーブルに表示されるイベントをフィルタします。
[管理者] タブから、割り当てに関連するタスクを完了する前に、リストでタスクを選択して [タスクをキャンセル] ボタンをクリックすることによってそのタスクをキャンセルできます。
  • キャンセルするタスクの選択を行う前に、ビューを更新して表示されているタスクのステータスを最新の状態にします。
  • タスクが現在、システムによってキャンセルできる状態になっている場合、そのキャンセル可能なタスクに対応しているチェック ボックスを選択できます。リスト内のすべてのタスクがキャンセル可能の場合は、リストの上部にある [すべて選択] チェックボックスを選択して、すべてのタスクをキャンセルすることもできます。そうでなければ、タスクを個別に選択する必要があります。
次の表はキャンセルできるタスクを示しています。
タスク タスクがキュー状態にあるときにキャンセル タスクが実行状態にあるときにキャンセル
ファームの拡張 サポートされています
注: システムによって RDSH ファームに対する拡張タスクが自動的に作成された場合は、そのタスクをキャンセルできるようになるには、ファームがオフラインになる必要があります。
サポートされています
次の点に注意してください。
  • システムによって RDSH ファームに対する拡張タスクが自動的に作成された場合は、そのタスクをキャンセルできるようになるには、ファームがオフラインになる必要があります。
  • 仮想マシンや OS/データ ディスクなど、すでに作成されているリソースは、タスクがキャンセルされると破棄されます。仮想マシンが破棄された場合または作成されていない場合、割り当てのサイズは変わります。
  • このオプションは、マルチクラウドの割り当てでは使用できません。
割り当ての拡張 サポートされています
注: システムによって VDI デスクトップ割り当てに対する拡張タスクが自動的に作成された場合は、そのタスクをキャンセルできるようになるには、割り当てがオフラインになる必要があります。
サポートされています
次の点に注意してください。
  • システムによって RDSH ファームに対する拡張タスクが自動的に作成された場合は、そのタスクをキャンセルできるようになるには、ファームがオフラインになる必要があります。
  • 仮想マシンや OS/データ ディスクなど、すでに作成されているリソースは、タスクがキャンセルされると破棄されます。仮想マシンが破棄された場合または作成されていない場合、割り当てのサイズは変わります。
  • このオプションは、マルチクラウドの割り当てでは使用できません。
仮想マシンのイメージへの変換 サポートされています
注: このタスクをキャンセルして再試行する場合は、まず仮想マシンが変換可能な状態であることを確認します。不明な場合は、仮想マシンをパワーオフしてからパワーオンします。
サポートされています
注: このタスクをキャンセルして再試行する場合は、まず仮想マシンが変換可能な状態であることを確認します。不明な場合は、仮想マシンをパワーオフしてからパワーオンします。

ユーザー イベント

テナントのフリート内のポッド タイプに応じて、コンソールには [ユーザー (Azure)] タブ、[ユーザー (VMware SDDC)] タブ、またはその両方が表示されます。

これらのタブを使用して、イベントに関連付けられているポッド タイプ別に分類されたエンドユーザー イベントの説明と時間にアクセスします。

たとえば、[ユーザー (VMware SDDC)] タブを使用して、テナントの Horizon 環境に関連するエンドユーザー イベントのログ データにアクセスします。

これらのタブでは、次のフィルタ オプションを使用できます。

  • タブの上部にあるフィルタを使用して、特定の期間または特定のポッドのイベントのみを表示します。
  • 各列のフィルタ ツールを使用してテーブルに表示されるイベントをフィルタします。

監査ログ

[監査ログ] タブには、ポッド上で管理者により開始されたアクションから発生したイベントについて記録された時刻、ステータス、説明、ユーザー情報が表示されます。詳細については、監査ログの操作を参照してください。

タブの上部にある [フィルタ] ツールを使用して表示されるイベントをフィルタリングできます。