Horizon Cloud で、リモート アプリケーションを RDSH アプリケーション ファームからインポートして、ユーザー割り当てに使用できるようにします。これらの手順は管理コンソールの [アプリケーション] ページを使用して実行します。複数のアプリケーション ファームを使用し、ファームによってアプリケーションが異なる場合は、エンド ユーザーに割り当てるためにインベントリ内に必要な一連のアプリケーションを持つファームごとに、これらの手順を繰り返します。
システムがインベントリにインポートするリモート アプリケーションを特定するには、次の 2 つの選択肢があります。
- [ファームからの自動スキャン]:システムは、アプリケーション ファームのベースとなる仮想マシンの Windows オペレーティング システムをスキャンし、自動的にインポートできるアプリケーションを特定します。選択と確認のために、それらのアプリケーションのリストが表示されます。
- [ファームから手動で]:システムがファームの仮想マシンの Windows オペレーティング システムをスキャンする自動化された方法がベストですが、コマンド プロンプトから起動されるアプリケーションの追加や、Windows オペレーティング システムでは自動検出されないアプリケーションの追加など、特定の状況では手動による方法が役に立ちます。この方法では、一度に 1 つのアプリケーションを特定し、アプリケーションが存在する正確なパスを提供する必要があります。
ヒント: コンソールの [アプリケーション] ページに [リモート] タブが表示されている場合は、[リモート] タブで次の手順を実行します。コンソールは動的であり、
Horizon Cloud テナント環境における最新の状況に適したワークフローを反映しています。
Horizon Cloud テナントで
App Volumes アプリケーションを使用できるようになっている場合は、[アプリケーション] ページに 2 つのタブ(
[App Volumes] と
[リモート])が表示されます。
前提条件
に移動して、インベントリに少なくとも 1 つのアプリケーション ファームがあることを確認します。
手順
- [新規] をクリックして、インポートするそれらのアプリケーションをシステムが特定する方法を選択します。
- [ファームからの自動スキャン]
- [ファームから手動で]
- 選択した方法に応じて、画面の指示に従います。
オプション 説明 [ファームからの自動スキャン] この方法を選択すると、この方法のウィザードが開始されます。 - 場所、ポッド、およびアプリケーション ファームを選択し、[次へ] をクリックして次の手順に進みます。
- システムは選択されたファームからアプリケーションをスキャンして表示し、選択できるようにします。システムは、ファームの RDSH 仮想マシンに使用されている Windows オペレーティング システムでシステムの自動スキャン処理によって検出されたアプリケーションを表示します。
- アプリケーション インベントリに追加するアプリケーションを選択して、[次へ] をクリックします。
- オプションで、選択したアプリケーションの構成可能なオプションの一部をカスタマイズし、[次へ] をクリックします。
- サマリを確認し、[終了] をクリックします。
[ファームから手動で] この方法を選択すると、インポートするアプリケーションを特定するための詳細を指定するウィンドウが開きます。 - 次の主要なプロパティを指定します。
- [名前]:インベントリに一覧表示されるアプリケーションの名前を指定します。名前を指定すると、コンソールに表示されるアプリケーションのリストでこのアプリケーションを特定するのに役立ちます。
- [表示名]:エンド ユーザーが Horizon Client や Workspace ONE などのクライアントからアプリケーションを表示して起動したときに表示されるアプリケーションの名前。
- [場所]:[ポッド] ドロップダウン リストに表示されるポッドのセットをフィルタする場所を選択します。この選択された場所に関連付けられているポッドのみが、次の [ポッド] リストに表示されます。
- [ポッド]:[ファーム] リストに表示されるファームのセットをフィルタするポッドを選択します。選択したポッドのプロビジョニングされたファームのみが、次の [ファーム] リストに表示されます。
- [ファーム]:追加するアプリケーションが含まれる RDSH 仮想マシンを持つファームを選択します。
- [アプリケーション パス]:RDSH 仮想マシンのオペレーティング システム内のアプリケーションへのパスを指定します。
- [アイコン ファイル]:オプションで、アプリケーションのアイコンとして使用する PNG ファイル(32 x 32 ピクセル)をアップロードします。
- [詳細プロパティ] セクションで、以下のオプション設定を指定します。
- [ファームで利用可能なアプリケーション]:システムがアプリケーションのパスを検証するようにするには [はい] を選択します。アプリケーションがそのパスのファームの仮想マシンに存在しない場合は、[いいえ] を選択して、システムがアプリケーションを検索しないようにします。たとえば、アプリケーションが仮想マシンのローカル ディレクトリに格納されている場合は、[いいえ] を選択して、システムがその場所のアプリケーションを検索しないようにします。
- [バージョン]:アプリケーションのバージョン番号
- [公開者]:アプリケーションの公開者
- [開始フォルダ]:RDSH 仮想マシンの Windows オペレーティング システム内で、リモート アプリケーションがその開始フォルダとして使用する場所を指定します。
注: [アプリケーション パス] に独自の開始ディレクトリを指定する LNK ファイルを指定すると、システムはここで指定した場所を使用しません。
- [パラメータ]:リモート アプリケーションを起動するときに使用するコマンドライン パラメータを指定します。
- [送信] をクリックします。
結果
システムは、指定したアプリケーションをインベントリのアプリケーション カタログに追加します。
次のタスク
上記の手順を繰り返して、他のファームから必要なアプリケーションをインポートします。