Horizon Version Manager を使用して、Horizon DaaS ホットフィックス プログラムを管理できます。ホットフィックス管理には、ホットフィックスのアップロード、使用可能なホットフィックスのリストの更新、アプライアンスへのホットフィックスの適用、アプライアンス上のホットフィックスの検出、およびアプライアンスのホットフィックス前の状態への復帰が含まれます。
ホットフィックス アーティファクトのアップロード
アーティファクトをアップロードする場合、アップロードを実行しているソース マシンに応じて、2 つの異なる手順があります。
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ジャンプ ホストまたはローカル UNIX マシンからホットフィックス アーティファクトをアップロードするには、次の手順を実行します。
- Horizon Version Manager ポータルへログインします。
- の順にクリックします。
- の順にクリックします。
- 次の表の説明どおりに情報を入力します。
フィールド 説明 Artifact-Type [ホットフィックス] を選択します。 File [新しい値 +] をクリックして、アップロードするファイルの UNIX 絶対パスを貼り付けます。たとえば、
/home/guest/file1.tgz
のようになります。アップロードするホットフィックス ファイルごとに、この手順を繰り返します。
IP-Address ファイルが配置されているマシンの IP アドレス。 User-Name ファイルが配置されているマシンのユーザー名。 User-Password ファイルが配置されているマシンのユーザー パスワード。 - ページの右上にある [ジョブを今すぐ実行] ボタンをクリックします。
Rundeck はファイル転送の進行状況を示し、その後に転送が成功したことを示すメッセージが続きます。
- Microsoft Windows または Mac マシンからホットフィックス アーティファクトをアップロードするには、次の手順を実行します。
- Microsoft Windows 向けの WinSCP や Mac 向けの Filezilla などのファイル転送クライアントを使用して、ファイルを Horizon Version Manager アプライアンスにアップロードします。
- ファイルの権限を変更します。次に例を示します。
chmod 744 file1.tgz
- ファイルの所有権を変更します。
$ chown -R rundeck:rundeck file1.tgz
ホットフィックス リストを更新する
[ホットフィックス リストを更新する] ジョブを最後に実行してからホットフィックス アーティファクトをアップロードした場合は、今すぐそのジョブを実行します。[ホットフィックス リストを更新する] ジョブを実行すると、最近アップロードしたホットフィックスが使用可能になり、アプライアンスに適用することができます。
- Rundeck で、 の順にクリックします。
- の順にクリックします。
- [ジョブを今すぐ実行] ボタンをクリックします。
Rundeck は更新の進行状況を示し、その後ページの右上には更新が成功したことを示すメッセージが表示されます。
ホットフィックスを適用する
- アップグレードの後でまだ移行していないテナント アプライアンスにホットフィックスを適用するには、次の手順を実行します。
- Rundeck で、 の順にクリックします。
- の順にクリックします。
- [Org-DaaS-Version] の場合は、アプライアンスで実行されている現在のバージョンの Horizon DaaS を選択します。
そのバージョンで利用可能なホットフィックスが [ホットフィックス] の横に表示されます。注: 特定の種類のアプライアンスにのみ適用されるとマークされたホットフィックスが表示された場合、特に心配する必要はありません。システムは、すべてのホットフィックスを適切なアプライアンスに適用するため、ユーザーによる追加のアクションは必要ありません。
- インストールするホットフィックスを選択します。
- 残りの必要な情報を入力し、[ジョブを今すぐ実行] をクリックします。
Rundeck はジョブの進行状況を示し、その後ページの右上にはホットフィックスが成功したことを示すメッセージが表示されます。
- DaaS 管理(サービス プロバイダおよびリソース マネージャ)アプライアンス、および上記の「移行前」の状態でないテナント アプライアンスにホットフィックスを適用するには、次の手順を実行します。
- Rundeck で、 の順にクリックします。
- .
- [Org-DaaS-Version] の場合は、アプライアンスで実行されている現在のバージョンの Horizon DaaS を選択します。
そのバージョンで利用可能なホットフィックスが [ホットフィックス] の横に表示されます。注: 特定の種類のアプライアンスにのみ適用されるとマークされたホットフィックスが表示された場合、特に心配する必要はありません。システムは、すべてのホットフィックスを適切なアプライアンスに適用するため、ユーザーによる追加のアクションは必要ありません。
- インストールするホットフィックスを選択します。
- 前回失敗した試行の後にホットフィックスを再適用する場合は、[強制] ドロップダウン メニューで [はい] を選択します。それ以外の場合は、デフォルト値 [いいえ] のままにします。
- 残りの必要な情報を入力し、[ジョブを今すぐ実行] をクリックします。
Rundeck はジョブの進行状況を示し、その後ページの右上にはホットフィックスが成功したことを示すメッセージが表示されます。
DaaS アプライアンスでホットフィックスを検出する
- Rundeck で、 の順にクリックします。
- .
- 必要な情報を入力し、[ジョブを今すぐ実行] をクリックします。
ジョブが終了したら、[アクティビティ] ページで出力を表示できます。出力には、選択した組織内のすべてのアプライアンスのリストと、各アプライアンスにインストールされているホットフィックスが含まれます。
アプライアンスをホットフィックス適用前の状態に戻す
Horizon Version Manager は、ホットフィックスを適用する前と後で、アプライアンスのスナップショットを自動的に取得します。アプライアンスを前の状態に戻すには、vCenter Server で移動し、目的のスナップショットを選択します。