このセクションは、デプロイを成功させるために必要なすべてのものがプラットフォームに揃っていることを確認するためのチェックリストとして使用できます。

注目: Horizon DaaS 9.2.x のプラットフォーム要件は次のとおりです。Horizon DaaS 9.1.x または Horizon DaaS 9.0.x のプラットフォーム要件にアクセスするには、以下のリンクを使用してください。

Horizon DaaS 9.1.x のプラットフォーム要件

Horizon DaaS 9.0.x のプラットフォーム要件

  • 必要なファイル
    • 自動化アプライアンス
      • Horizon Version Manager (HVM):

        Horizon-Version-Manager-22.1.0.0-21662925_OVF10.ova

      • Horizon Air Link (HAL)

        horizon-air-link-22.1.0.0-21661035_OVF10.ova

    • アプライアンス テンプレート

      ApplianceTemplate_22_1_0_20230409_signed.ova

      注: テンプレートのデフォルトのパスワードを変更する場合は、次の手順を実行します。
      1. ApplianceTemplate_22_1_0_20230409_signed.ova を vCenter Server にデプロイします。
      2. 仮想マシンをパワーオンし、アプライアンスのパスワードを使用したいパスワードに変更します。
      3. 新しい OVA ファイルにエクスポートしてダウンロードします。このファイルは今後のすべてのデプロイで使用します。
    • プラットフォーム
      • av-manager-2303.0.0-65-airBAT.deb
      • dbmonitor_22.1.0.deb
      • dt-aux-22_1_0.deb
      • dt-platform-22_1_0.deb
      • latest_rev.txt
      • node-manifest.json
      • wem-service-diagnose-19.3.24.deb
      • xmp-2303.0.0-2907-airBAT.deb
    • エージェント
    • ユーティリティ
      • WinSCP
      • 7zip または WinZip
  • vCenter Server および vSphere Hypervisor (ESXi) 要件
    • 互換性のある最新バージョンの vCenter Server および vSphere。VMware 製品の相互運用性マトリックスを参照してください。
    • DRS (Distributed Resource Scheduler) を off または manual に設定。
    • 1 つ以上の vCenter Server アプライアンス。
      注: 単一の vCenter Server 構成を使用するには、 allow.shared.hostmanager ポリシーを true に設定する必要があります。インストールとアップグレードの各手順の最後に、この手順を実行するように求められます。
    • 個別の ESX ホスト マッピングはサポートされていません。
  • ネットワーク
    • SP アプライアンスに対してフロントエンド/管理ネットワークを作成し IP アドレスを指定する。
    • SP アプライアンスに対して BBLL(基盤リンク ローカル)ネットワークを作成し IP アドレスを指定する。
    • アプライアンスの最大推定値に対応する IP アドレス範囲を計画する。

      たとえば、合計 200 のアプライアンスに対応しようとする場合、/24 マスクによって、使用可能な IP アドレス数は最大 254 になります。200 のアプライアンス(プライマリ/スタンバイ)には約 400 の IP アドレスが必要であるため、代わりに /23 マスクを使用することを検討してください。

    • すべてのアプライアンスで 1 つのネットワーク タイプ(標準スイッチ VLAN、Distributed Switch VLAN、または VXLAN)を使用する。
    • 必要なネットワークの可視性、ルーティング、セキュリティ強化などが事前に構成されている。
    • サービス プロバイダ ネットワークに使用するゲートウェイで ICMP エコーが有効になっている。これは、HVM デプロイ タスクに必要です。
  • ストレージ
    • サービス プロバイダおよびテナントに対してデータストアをプロビジョニングして割り当てる。
    • すべてのプラットフォーム ファイルとテンプレートが、サービス プロバイダおよびテナントからアクセス可能なファイル共有で使用可能。
  • Active Directory
    • Microsoft のベスト プラクティスに合わせて設定されているドメイン コントローラ
      • ドメイン コントローラの IP アドレスおよびポート要件。
      • NTP が適切に設定され、時刻の同期がアクティブかつ最新である。
      • ドメイン コントローラが同じネットワーク上にある。
    • コンピュータおよびユーザーの OU、管理者グループ、ユーザー グループ、コンピュータ/ユーザーの GPO
      • 権限が設定済みである
      • Password never expires アカウント オプションが選択されている
      • ドメイン バインド アカウントに十分な権限がある
        • 完全な識別名
    • DNS
      • ホスト名、IP アドレス、開いているポート
      • 不要な設定のクリア
      • 条件付き転送(サービス プロバイダとデータセンター間の適切な通信のため)
    • DHCP(静的 IP アドレス指定:DHCP は不要)
  • サービス プロバイダの要件
    注: すべてのプラットフォーム アプライアンスのタイムゾーンは [UTC] のみに設定する [必要があります]
    • Horizon DaaS 9.2.0 へのアップグレードに必要な Horizon DaaS バージョン

      サービス プロバイダが Horizon DaaS 9.0.x または 9.1.x を実行している必要があります。

  • テナントの要件
    • Horizon DaaS 9.2.0 へのアップグレードに必要な Horizon DaaS バージョン

      すべてのテナントが、Horizon DaaS 9.0.x または 9.1.x を実行している必要があります。

      注: 実行しているバージョンのすべての Debian パッケージは、サービス プロバイダ アプライアンスの /data/repo フォルダで利用できる必要があります。
    • Horizon DaaS 9.2.0 にアップグレードするための vCenter Server のアプライアンスの場所
      Horizon DaaS 9.2.0 にアップグレードするには、すべてのアプライアンスが vCenter Server のルート フォルダに含まれている必要があります。
      注: アプライアンスがルート フォルダにない場合は、それらを移動する必要がある場合があります。
    • ネットワーク
      • インスタント クローン デスクトップを使用している場合、VLAN は使用できません。IC デスクトップを十分に機能させるには、DVS ポート グループまたは VXLAN を必要とします。
      • すべての仮想マシン(アプライアンス、ユーティリティ サーバ、イメージなど)は、VMXNET3 ネットワーク アダプタを使用する必要があります。E1000 ネットワーク アダプタはサポートされません。
    • VPN
      • 帯域幅の要件
      • PSK、エンドポイント IP アドレス
    • UAG

      Tenant Installation Worksheet」の情報を参照してください。

    • Active Directory
      • ドメイン コントローラの IP アドレス、ポート要件
      • コンピュータおよびユーザーの OU、管理者グループ、ユーザー グループ、コンピュータ/ユーザーの GPO を作成する
        • VMware View、UEM、*.admx*.adml ファイルをダウンロードする
        • 手順をインポートする
        • サービス アカウントで Password never expires アカウント オプションを選択する
      • ドメイン参加アカウントに十分な権限がある
        • 完全な識別名
      • ドメイン バインド アカウントに十分な権限がある
        • 完全な識別名
      • NTP が適切に設定され、時刻の同期がアクティブかつ最新である
        注: ドメイン参加の問題を回避するため、クローン作成されたサーバ イメージを毎回 sysprep/一般化します。
    • DHCP サーバ
      • スコープ、予約などを定義する
      • スコープのリース時間をデフォルトの 8 日間ではなく 8 時間に設定する
    • DNS サーバ
      • ホスト名、IP アドレス
      • 不要な設定をクリアする適切な DNS レコード
    • ファイル サーバ
      • 全般的なファイル共有と権限が設定済みである
      • ファイル共有で HAI インストーラと Agent.tar ファイルにアクセスできる
    • イメージ
      • 仮想マシンのハードウェア バージョンが最新である
      • VMware Tools が最新である
      • このバージョンの Horizon DaaS (Horizon Agent Integrated Agent、UEM など) の適切なエージェント バージョン
      • イメージを最適化する(イメージの最適化 を参照)
    • Workspace ONE UEM
      • Workspace ONE UEM 共有を作成して構成する
      • 指定されたサーバに Workspace ONE UEM をインストールして構成する
      • Workspace ONE UEM 初期構成が完了している
      • GPO 設定およびコンピュータ OU へのリンクが完了している
  • コンピューティング リソース
    • 既存の環境をアップグレードする場合は、各デスクトップ マネージャが 1 つのコンピューティング リソースのみで構成されていることを確認します。デスクトップ マネージャごとに複数のコンピューティング リソースはサポートされていません。
      注: オフラインまたは無効なテナント組織は、プラットフォームから削除するか、単一のコンピューティング プールを使用して再構成する必要があります。
    • 既存のコンピューティング プールにスタンドアロンの ESXi ホストはありません。
  • ファイル整合性検証

    インストールが問題なく正常に実行できるように、開始する前にコア インストール ファイルに正しいチェックサムがあることを確認します。ファイルの整合性の確認を参照してください。